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不自由な生活に耐え兼ねたほや助さんは、ストーカー男に対して怒りを覚えるように。「絶対に捕まえる」と意気込んでいますが、実際のことを考えるとその選択肢には大きな危険がはらんでいるように思えます。
ほや助さんからのメッセージにもあるように、ストーカー被害などに遭った場合は、自分で解決する・自分だけで対応する、ということを考えず、適切な相談先へしっかりと相談するようにしましょう。
- 内閣府大臣官房政府広報室 政府広報オンライン「警察に対する相談は警察相談専用電話 「#9110」番へ」(https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201309/3.html,2025年3月4日最終閲覧)
- 警視庁「相談窓口案内 DV・ストーカー」(https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/sodan/madoguchi/dv/index.html,2025年3月4日最終閲覧)
ストーカー被害者は「悪くない」自分を責めないで
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本作では、著者・ほや助さんがストーカー被害にあった実体験にフィクションを交えて描かれています。バイト先のドラッグストアに客として訪れた男性に、ほや助さんは執拗に狙われてしまいました。毎回、ほや助さんのレジに並び、手書きの領収書を要求。買い物が終わったあとは、店の外で何時間も出待ち…。異常な行動にゾッとします。
ところが、おおごとにしたくない店側は警察への通報をしないと決めます。すると、男性のストーカー行為はエスカレート。つきまとい行為が激しくなり、ある日、誰もいない路地で襲われそうに…。必死に逃げたほや助さんは、交番に駆け込み、ことなきを得ます。その後、警察の介入が功を奏し、男性のストーカー行為はピタリとやみます。ほや助さんは、ようやく平穏な日々を取り戻すことができました。
ほや助さんはストーカー被害にあっている間も、そして10年以上経ってこの作品を描いている今も、「被害者が悪い」という心無い言葉に悩まされたそうです。ですが、警察官の言葉の通り、被害者は何も悪くありません。
また、ストーカー被害は年齢・性別問わず起こり得ることだと、ほや助さんはこの作品の中で発信しています。他人ごとと思わず、自分ごととして考えることが大切。自身が被害に遭わないことはもちろん、傷つく経験をした人をさらに傷つけるような言葉を発しないよう肝に銘じたいですね。
- 警察庁「ストーカー被害を未然に防ぐ」(https://www.npa.go.jp/cafe-mizen/consultation.html#top,2025年3月4日最終閲覧)
- 内閣府大臣官房政府広報室 政府広報オンライン「ストーカーは犯罪です! 被害を受けたらすぐ警察に相談を」(https://www.gov-online.go.jp/useful/article/202109/1.html,2025年3月4日最終閲覧)