©らっさむ
©らっさむ
©らっさむ
©らっさむ
©らっさむ
女性が年を重ね、若さを消費されなくなっても、人としての価値は変わらないはず。ですが、若いころの恩恵を忘れられない女性ほど「自己責任の呪い」にかかるのかもしれません。「ママに見えない」は褒め言葉だと言う人は、実はそう見られたいという自分の願望なのかもしれないですね。
「おばちゃん」とは、女性の人生が詰まった称号
©らっさむ
©らっさむ
本作は、著者のらっさむさんがアラフォー女性に対する「おばちゃん呼び」について描いた物語。お話の中には既婚者、離婚経験者、子育てママと複数のアラフォー女性が登場しますが、そんな女性たちへの「おばちゃん呼び」についてらっさむさんは何を感じたのでしょうか。
結婚すると周りからの視線が変わります。いつまでも美しくいたいし、結婚、出産、子育てが女性の全てではない…。そう思っていても、日々慌ただしい仕事・家事・育児の中で、自由に女性としての自分を謳歌するのは難しいですよね。そんな中、40代になり「おばちゃん」と呼ばれることに嫌悪感をいだくのはどうしてなのでしょうか。
物語の中でみかこさんは「おばちゃんとは称号みたいなもの」という答えにたどりつき、清々しい気持ちになったといいます。年齢に対して前向きな答えを見つけることができると、呼び方へのネガティブなイメージが軽くなるかもしれませんね。