チアのポジションが変わった娘
チアリーディングに燃えている小4の娘。今年も来年2月の大会に向けて猛練習が始まりました。昨年度までは「トップ(フライヤー)」と呼ばれる組体操の上に乗るポジションでしたが、今年は「ベース」と呼ばれる持ち上げる側にデビューすることに。
パワーはある方だし、本人としても大好きなコーチが若いころに担っていたポジションということで乗り気でしたが、私は実は心配でした。
トップは1基に1人なのに対してベースは2人…息を合わせられる?
うまくいかないとすぐ泣く娘、初ポジションで心が折れない?
「痛い」「重い」は禁句、言わずにできるかな?
トップに比べて家で練習できることが少なく、上達ペースが不安…。
などなど。しかし、そんな私の不安をよそに、4月から約8か月がたった今、娘はとても成長したと感じています。人を持ち上げる楽しさに気づいたのか、毎回いきいきと練習しているのを見ると、親としてすごくうれしい気持ちです。
今、自分がチームに役立てることを考える
4月時点での娘個人のスキルは、もちろんベースよりもトップの方が長けていたと思います(練習していないのだから当然)。でも、チームの体格差だったり演技に必要な技だったりを考えた時、彼女がやるべきことはトップではなくベース。それは本人もわかっていたことでしょう。
そんな中で「イヤだ」「できない」「トップに戻りたい」など一度も言わず、やったことがないポジションに全力投球する姿は正直意外で、驚きました。泣き虫で自己主張が強く甘えん坊な娘が、もしかしたら私が知らないところで成長していたのかもしれません。
自分が、ではなく、チームのために自分が何をすべきか考えて動ける子になったのだとしたら、本当に大きな精神的なスキルを得させていただいたと思います。
私自身はできている?
自分が置かれた立場・環境の中で最大限頑張ることや、周囲が必要としている行動を進んでやることは、大人の世界でも大事だと思います。
娘を見ていて「自分は最近できていなかったかもしれない」と反省しました。つい「忙しいから」と努力をやめたり、人と自分の環境を比べて頑張れない言い訳をしたり。
ああー、自分はまだまだなんだなあ…と思う日々です。だってもう3か月も前から「チョコザップ始めるぞ、もう始めるぞ」と言い続けているもの…。
こんなヘタレ親ですが、2月までは娘のサポートに全力投球しようと思います。今シーズンも自分ができることを目いっぱい頑張る娘を、大会会場で応援する日が楽しみです😊