©kichiyaan
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共に育児をするパートナー。双方に認識の違いがあった場合、どう乗り越えていくのかは大きな課題です。モヤモヤが止まらなくなってしまったきちやんさんは、今の気持ちをSNSに吐き出すことにします。
一人で抱え込まないで
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作者・きちやんさんの息子さんが、療育に通うまでの過程を描いた『療育につながるまで』。東京都国立市によると、療育とは以下のような取り組みのことを指します。
発達に課題のあるお子さんに対して提供される、お子さん一人一人の発達の状態や特性に応じて、できることを増やしたり、本来持っている力を引き出すための支援を行ったりしながら、社会的に自立するための発達を促す取り組みのことを「療育」と呼んでいます。 ※1
子どもの発達スピードは個人差が大きく、たとえ専門家の意見でも何がわが子に合っているのかわからなくなることがあるでしょう。作中では、わが子の様子に違和感を覚えるきちやんさんに対し、パートナーは「気にしすぎ」と話すなど温度差がある様子。一方、健診では発達に関する相談について「もっと早ければ」とまで発言されてしまいます。ショックを受けるきちやんさんですが、親友の「遅くない」という言葉に支えられ、無事に療育につながることができました。
療育に取り組む中で、相談できる場所や人がいるだけで救われると感じたというきちやんさん。不安を話す相手がいるだけでも、道が開けるきっかけになるかもしれません。育児の不安は1人で抱え込まず、頼る相手を見つけて話すことが大切。適切な相談相手とつながる必要性について、改めて気づかされる作品です。