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🔴【1話から読む】正社員で就職した会社をたった半年で辞めたら感謝された話
配属先の検査部を案内されるたむさん。教育係の主任・オツ野さんから「外国人の契約社員で、正社員ではない」という説明を受けますが、その言い方に少し引っかかるものを感じたようです。
たむさんの中に、何か小さな違和感が芽生えた瞬間でした。
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オツ野さんの言葉にどこか引っかかるものを感じたたむさんでしたが、まずは無事にあいさつを済ませ、その場をあとにすることにしました。
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たむさんの少し戸惑った様子は、アネ村さんには緊張や疲れからくるものに見えたようです。
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「困ったことがあったら喫煙所においで」と優しく声をかけてくれたアネ村さん。何か気持ちを察してくれているのかもしれませんね。
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仕事中にうたた寝する課長や契約社員に方たちに対するオツ野さんの態度に、モヤモヤするたむさん。心配は募りますが、アネ村さんはとても面倒見のいい方のようです。
職場に一人でも相談しやすい人がいるのは心強いですね。
社内いじめに立ち向かう勇気
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今回の主人公・たむさんは、正社員として入社した企業でお局2人のパワハラを目の当たりにします。嫌がらせを受けていたのは、契約社員の外国人労働者。わざと難しい作業を彼女たちに回しては叱責するお局に、他の従業員も完全に委縮し、誰も逆らうことができませんでした。
そんなある日、お局に意見したことで、自身がいじめのターゲットにされてしまったたむさん。それからは外国人労働者のマリア、エレナと交流を持つようになり、彼女たちの優しさに触れながら、部署内を良くしようと決意します。
最終的に、入社して半年で辞めることとなったたむさんでしたが、在職中の活動によって部署内の環境が改善され、以前より働きやすくなったことを後に知ったのでした。
諦めかけながらも周囲を巻き込んで行動したことによって、仲間を救えたことに安心したたむさん。誰かが苦しむ姿を見て見ぬ振りせず、自分のできることをやり続けた姿に勇気をもらえる作品です。
辰ノたむ・エッセイ漫画家(@tatsuno_tamu)さんのインスタグラム
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