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🔴【第1話から読む】「非常識な人」はどっち?子ども会の役員で“とんでもない人”と組んだ話
主人公・山吹さんは、紅白饅頭を作ったお店の人に「来年からは作れません」と子ども会会長・べき子さんにも再度伝えるようにとお願いされます。今年はどうも、べき子さんの勢いに押されて渋々紅白饅頭の注文を受けたようで、お店の人も困っていたのです。この事実に、山吹さんは最初に紅白饅頭の担当をしていた元役員・桃井さんを思い出していて…。
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帰り際、店員さんから「紅白まんじゅうは作れない」と、言われてしまいました。これは、もしかして…。
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注文に来た会長・べき子さん。すごい剣幕で怒鳴ったようです…。
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お店側は渋々、応じるしかなかったようです。とんだクレーマーですね。
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お店に迷惑をかけてしまったこと、山吹さんが謝罪します。
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あの日のやり取りが、思い浮かびます。
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せっかく確認した桃井さんを否定し、お店には無理に注文をしていたなんて…。
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あのとき、桃井さんが「紅白饅頭はもう作っていない」と言ったのは本当のことだったんですね。それを後にべき子さんがお店に無理を言って作らせていたなんて驚きです!
子ども会を辞めてしまった桃井さんがこれを知ったらどう思うのでしょうね。
🔴【次話を読む】いちいち口出しする会長…「やりにくい」と我慢していた私の怒りが爆発寸前
「非常識」という言葉で他人を否定する人
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本作は、著者・こっとんさんによる体験談漫画。子ども会の役員になった主人公・山吹さんやその役員会メンバーたちが、会長のべき子さんによる自己中心的な言動に振り回されたエピソードが描かれています。
べき子さんは、数年に渡り子ども会の会長をしている人。「例年通り」という言葉がよく出てくるほど、子ども会のことを知り尽くしているようです。べき子さんは子ども会のまとめ役として責任感が強いのかと思いきや、実は自己中心的な人でした。自分の思い通りにならないと高圧的な態度になる、パワハラ気質な部分も見られます。
他の役員の意見を聞かず「例年通り」と言い続けるべき子さんに対し、役員メンバーは波風立てないために反論しなくなっていきます。さらに、家庭の事情で役員会に遅刻した人にも厳しい言葉をかけ、周囲の人はどんどんべき子さんから離れていきます。
自分と他人の意見は違うのは当たり前。それを自分と違うからといって「非常識」と片付けていては、相手との良い関係を築くことはできません。狭い視野で相手に意見を押し付けていないか、相手の立場を考えて発言できているか、自分の言動も見直したくなる作品です。
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