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🔴【第1話から読む】「非常識な人」はどっち?子ども会の役員で“とんでもない人”と組んだ話
主人公・山吹さんと一緒にエレベーターに乗っていた子ども会会長・べき子さんは、途中から乗ってきた子ども会役員・桃井さんのとった行動に対して「常識がない」と注意しました。それから3人は子ども会役員たちとのランチ会のお店に到着。そこで山吹さんは桃井さんに「さっきのはべき子さんの勘違い」だと言ってくれて…。
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桃井さんは突然、べき子さんに怒鳴られてしまいました…。
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こんな風に言われてしまったら、誰でもイヤな気持ちになるものです。
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今日は、子ども会役員でのランチ会。ですが始まる前から、険悪な雰囲気になってしまいました。
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山吹さんは、すかさず桃井さんをフォロー。
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山吹さんと桃井さん、先ほどのエレベーターでのできごとを振り返ります。
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べき子さんは「常識がない」と桃井さんを注意しましたが、振り返ってみると彼女は何も常識がないような行動はしていません。
べき子さんは桃井さんを勢いよく注意する前に、彼女の行動に対して「どうして」と聞くことはできなかったのでしょうか。
🔴【次話を読む】「ごめんね」VS「許さない!」ランチ会で起きた非常識な口論|非常識な人
「非常識」という言葉で他人を否定する人
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本作は、著者・こっとんさんによる体験談漫画。子ども会の役員になった主人公・山吹さんやその役員会メンバーたちが、会長のべき子さんによる自己中心的な言動に振り回されたエピソードが描かれています。
べき子さんは、数年に渡り子ども会の会長をしている人。「例年通り」という言葉がよく出てくるほど、子ども会のことを知り尽くしているようです。べき子さんは子ども会のまとめ役として責任感が強いのかと思いきや、実は自己中心的な人でした。自分の思い通りにならないと高圧的な態度になる、パワハラ気質な部分も見られます。
他の役員の意見を聞かず「例年通り」と言い続けるべき子さんに対し、役員メンバーは波風立てないために反論しなくなっていきます。さらに、家庭の事情で役員会に遅刻した人にも厳しい言葉をかけ、周囲の人はどんどんべき子さんから離れていきます。
自分と他人の意見は違うのは当たり前。それを自分と違うからといって「非常識」と片付けていては、相手との良い関係を築くことはできません。狭い視野で相手に意見を押し付けていないか、相手の立場を考えて発言できているか、自分の言動も見直したくなる作品です。
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