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🔴【第1話から読む】「非常識な人」はどっち?子ども会の役員で“とんでもない人”と組んだ話
子ども会の役員会の話し合いが終わったころ、会長・べき子さんが聞いてほしいことがあると話を始めました。しかし、子ども会とは関係のない話で、役員たちはうんざりした顔に。べき子さんが頻繁に役員会をする理由は、ただ自分の話がしたいだけのようで…。
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結局、会長・べき子さんが言う通り、夏レクの内容が決定してしまいました。
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夏レクに関する話し合いが終わったものの、今度はべき子さんの「ちょっと聞いてよ」が始まります。
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子ども会の役員会が開催される頻度、多いようです。かと言って、遅刻・欠席をすると、べき子さんから非難されてしまいます。
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役員はそれぞれ、時間を作って参加しています。それなのに、無駄話で時間を使われてしまっては、たまったものではありませんね。
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無駄話を聞かされる側の気持ち、想像できないようです。
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しかも、べき子さんの話はグチのようです。
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こんなこと言われても、正直困りますね。
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子どものトラブルについて同意を求められても、返答が難しいものです。
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役員たちは困った顔で聞いているのに、べき子さんは気づきもしません。山吹さんや役員たちが家庭の時間を割いて来ていることに配慮してほしいものです。
こういう話は子ども会の役員たちではなくて、自分の親しい人に聞いてもらったほうがいいんじゃないでしょうか。
🔴【次話を読む】「そう思うでしょ?」に反論できない…支配的な人の言葉を乗り越える方法
「非常識」という言葉で他人を否定する人
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本作は、著者・こっとんさんによる体験談漫画。子ども会の役員になった主人公・山吹さんやその役員会メンバーたちが、会長のべき子さんによる自己中心的な言動に振り回されたエピソードが描かれています。
べき子さんは、数年に渡り子ども会の会長をしている人。「例年通り」という言葉がよく出てくるほど、子ども会のことを知り尽くしているようです。べき子さんは子ども会のまとめ役として責任感が強いのかと思いきや、実は自己中心的な人でした。自分の思い通りにならないと高圧的な態度になる、パワハラ気質な部分も見られます。
他の役員の意見を聞かず「例年通り」と言い続けるべき子さんに対し、役員メンバーは波風立てないために反論しなくなっていきます。さらに、家庭の事情で役員会に遅刻した人にも厳しい言葉をかけ、周囲の人はどんどんべき子さんから離れていきます。
自分と他人の意見は違うのは当たり前。それを自分と違うからといって「非常識」と片付けていては、相手との良い関係を築くことはできません。狭い視野で相手に意見を押し付けていないか、相手の立場を考えて発言できているか、自分の言動も見直したくなる作品です。
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