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🔴【第1話から読む】「非常識な人」はどっち?子ども会の役員で“とんでもない人”と組んだ話
主人公・山吹さんたちは、去年の子ども会会長・べき子さんについて思っていたことを口にします。いつも「例年通り」で押し通して必ず彼女の思う通りになることに共感する山吹さんは…。
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べき子さんは、5年間も子ども会の会長をしていたなんて、驚きです。
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べき子さんの口ぐせ「例年通り」とは、つまり「自分が決めた通り」という意味でした。
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以前、べき子さんと一緒に役員を経験した人は、なぜかみんな言いなりになっていました。
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誰だって、否定され続けたら自信がなくなってしまいます。
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恐怖で支配し、周囲を自分の思うように動かしていました。ある種の才能かもしれませんね。
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「べき子さんの言いなりになる」という意見には、全員が共感していましたね。べき子さんが人を洗脳する力を持っていると言っても、誰ひとり否定しないところも恐ろしい事実ですよね。
何年も子ども会の会長をして、そして「例年通り」と言い続けて、べき子さんは毎年同じことをしていたんですね。
🔴【次話を読む】「辞めたのに口出し」する元会長…後任の役員が語る”新しいやり方”
「非常識」という言葉で他人を否定する人
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本作は、著者・こっとんさんによる体験談漫画。子ども会の役員になった主人公・山吹さんやその役員会メンバーたちが、会長のべき子さんによる自己中心的な言動に振り回されたエピソードが描かれています。
べき子さんは、数年に渡り子ども会の会長をしている人。「例年通り」という言葉がよく出てくるほど、子ども会のことを知り尽くしているようです。べき子さんは子ども会のまとめ役として責任感が強いのかと思いきや、実は自己中心的な人でした。自分の思い通りにならないと高圧的な態度になる、パワハラ気質な部分も見られます。
他の役員の意見を聞かず「例年通り」と言い続けるべき子さんに対し、役員メンバーは波風立てないために反論しなくなっていきます。さらに、家庭の事情で役員会に遅刻した人にも厳しい言葉をかけ、周囲の人はどんどんべき子さんから離れていきます。
自分と他人の意見は違うのは当たり前。それを自分と違うからといって「非常識」と片付けていては、相手との良い関係を築くことはできません。狭い視野で相手に意見を押し付けていないか、相手の立場を考えて発言できているか、自分の言動も見直したくなる作品です。
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