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ある日突然感じた、鋭い腰の痛み。いつもなら整体で軽くなるはずなのに、今回はなかなか治まらず、じわじわと不安が広がっていきます。病院の検査で卵巣がんと診断された苗さんは、治療を開始しますが…。
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他の総合病院での検査を提案する夫。
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「少しでも早く受けさせたい」夫の提案は主治医には失礼だったかもしれません。しかし、苗さんの病気は進行の早いがん。夫の提案は苗さんのためには必要なものだったように思います。
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「出過ぎた真似をした」と謝罪する夫。
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大腸の検査までまた待たなければならないと悟った苗さんの夫は、主治医に別の病院での検査を申し出ました。治療を始めるなら早い方がいいですよね。
苗さんも希望は捨てちゃダメだと自分に言い聞かせるようにつぶやきますが、すでに治療を続けているからか、少し疲れも見えます。
🔴【続きを読む】大腸は問題なし…でも十二指腸には悪性腫瘍が見つかった
家族で支え合って懸命に生きる
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長引く腰痛に悩んでいた主人公・苗さんは、兄が勤務する病院で診察を受けることになりました。整形外科や泌尿器科での検査の結果は問題なかったものの、婦人科での検査で「卵巣がん」が判明します。
その後、苗さんは抗がん剤治療を懸命に続け、一時は病状も良くなっていきますが、今度は十二指腸でがんが見つかります。主治医の煮え切らない態度にモヤモヤし、東洋医学を頼りにする苗さん。心配した夫は、別の病院で働く医師で大学時代の先輩・丸田先生の元へ苗さんを連れていきますが、すでに手術ができる状況ではなく、緩和治療へと切り替えることにしたのでした。
体がつらい中でも、いつも周りのことを気にかけながらがんと闘い続けた苗さん。夫や家族は、彼女の意思を尊重しつつ自分たちにできることを考え、最後まで苗さんに寄り添いました。
日ごろから体の変化に注意を向け、小さな異変でも検査を受ける意識が、命を守る大きな一歩になることを教えてくれるエピソードです。
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