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【1話から読む】姉妹そろって保育園入園が決まったものの「え…!」保護者の負担が多すぎた
「保護者負担」ってどのくらいが適量?働く園と預ける園のギャップ
保育士として復職したまりなは、自分が勤める園では「先生の気持ち」が、子どもを預ける園では「保護者の気持ち」が分かるという状況で過ごしています。当然、保護者の立場になれば「負担が少ない方がいい」と考えてしまいますが、一方で先生の立場になれば「このくらいは保護者がやるべきでは」と考えます。
自分でも揺れ動く気持ちに戸惑いながら、保護者負担について考える日々を過ごしています。そんなある日、子どもが通う園から伝えられていた「防災頭巾」の用意について尋ねられたのですが…?
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まりなの勤め先の保育園は、保護者の要望を聞き入れできる限り保護者の負担を減らしてあげるスタイルをとっています。
基本的に増えた負担分は「今のところ」園長先生が担っているようですが、これから園児が増えたら園長先生だけでは対応できない場面も出てくるのではないでしょうか。
事業の方針や方向性を決める立場にある人が「このくらいはしたあげよう」とサービス精神を旺盛にするのは悪いことではありませんが、そのサービスは状況が変わっても続けられるものなのかはしっかり考えて欲しいですね。
今回の場合だと、園に持ってこなくてよいマグを洗うことの要望なので、本来なら聞き入れる必要はないのではないでしょうか。
ここでOKすると、園長先生が対応できなくなった場合、別の職員が対応するか、対応できずに保護者からクレームが出るかになってしまいます。
目の前の要望に即時で対応する瞬発力は大切ですが、持続可能な対応にできるのか、マネージメントをする側にはその点をしっかり見極めて欲しいですね。










