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遠のく意識の中、聞こえた「いきんでいいですよ」の声。陣痛開始から21時間目のことでした。やっと「いきみ逃がし」から解放されたmakoshさんは、「よっしゃー!ガンバレー!」と奥さまを応援します。
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ついに限界を迎え、薄れゆくmakoshさんの意識の中で、ある声が聞こえてきます。
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「いきんでいいですよ!」makoshさん夫婦が、待ち望んでいた言葉でした。
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「出産できます!」21時間目にして、やっとゴーサインが出ました。
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「やっと休める」と思うmakoshさんと、「やっといきめる」と思う奥さま。makoshさんは、21時間やりきった達成感を味わいます。
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あとは奥さまが、いきむのみ。肩の荷が下りたmakoshさんは、全力で奥さまを応援します。
🔴【続きを読む】壮絶な出産、手も声も届かない…僕にできたのは“祈ること”だけだった
出産は十人十色
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第一子誕生の前日にお父さまを亡くされた、著者・makoshさんが、悲しむ間もなく立ち会い出産に挑む様子を描いた『ハードな立ち会い出産』。
立ち会い出産は、ただの見学ではなく、出産するママへのサポートが必要です。makoshさんは、コンディションが万全でない中、21時間にも及ぶ「いきみ逃がし」に奮闘し、無事長男が誕生しました。しかし、後日奥さまから「あのとき、態度が悪かった」と予想外の言葉をかけられます。
立ち会い出産は、ママの不安や緊張を取り除くのに有効ですが、一方だけの意見だけを押し付けてしまうと、後々しこりが残ってしまうことも。事前に「できること・できないこと」を話し合い、自分たちにぴったりの出産の形を見つけておけるといいですね。また、出産には予期せぬできごとがつきもの。理想どおりに進まない可能性があることも、心にとめておきましょう。
壮絶な立ち会い出産から、あっという間に時は流れ、わが子の成長を実感したmakoshさんは、「今」を楽しもうと誓います。子どもの数だけ、物語がある出産。ママと赤ちゃんが注目を集めがちですが、見えにくいところで頑張っている、パパの本音を知ることができる作品です。
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