夜のスーパーに23時まで放置…「目立つと母親に怒られる」と待っていた場所に衝撃！悲し過ぎる行動 [ママリ]

夜のスーパーに23時まで放置…「目立つと母親に怒られる」と待っていた場所に衝撃！悲し過ぎる行動

このお話は著者・山野しらす・放置子漫画(@yama_shira)さんが知人の実体験を再構成したお話です。時おりニュースなどでも話題になる「放置子」という問題。これは子どもの問題ではなく、背景に子どもを放置する保護者の存在があります。保護者の身勝手な欲望のために、子どもが心身の安全を脅かされるような状況に置かれるのは本当に胸が痛いものです。あの子はこんな時間にこんな場所でどうして1人でいるんだろう…？そう感じる子に出会った時、その子の後ろには家庭におけるさまざまな事情が隠れているのかもしれません。

©yama_shira

【1話目から読む】私が放置子だった頃の話

お金で不倫相手を繋ぎとめる母。彼と2人きりになりたい母は子どもを放置し…

小学生のしおりは、両親の愛情を知らずに育っています。母は不倫相手との逢瀬やパチンコに精を出すばかりでしおりのことを邪魔もの扱いしています。父親はお酒を飲んでは怒鳴り散らすという状況…。しおりは安心して過ごせるはずの家庭の中に居場所がありません。小学校にあがる前も、しおりは母の不倫現場に付き合わされた挙句、スーパーに放置されることがありました。

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山野しらす・放置子漫画(@yama_shira)さんのKindle

彼氏と2人きりになりたいがために、幼児であるしおりをスーパーのフードコートに置き去りにした母。保護者のすることには思えません…。さらに、しおりの母は自分の生活サイクルに子どもを合わさせ、保育園児だったしおりに夜更かしからの早起きを強いていたようですね。

いろいろな事情で、どうしても子どもに負担がかかる場合と言うのはどの家庭にもあるかもしれません。しかし、その事情はどうか一過性であってほしいもの。子どもには子どもの人生があり、子どもが子どもでいられる時間は本当に短いのですから…。周囲の大人が「あの子、どうしたんだろう」と思うような子がいたら、もしかするとその子は、大人の事情で重い負担を担っているのかもしれないことを、社会として見つけていきたいですね。