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退勤後に同じ電車に乗り、ほぼ同時刻に来店する問句さんと女性客。問句さんが女性客を一方的に不快に思っている様子に、店長たちもうんざりしていました。
ところが、当の問句さんは、そんな風に思われているとは気づいていません。それどころか、逆のことを想像していたようです。
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確証もないのに、女性客がトイレで戻していると言い続ける問句さん。食べるのが遅いことも気に食わないのだそう。
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問句さんに共感を示さないよう、ナエくまさんは言葉を選んで応対します。
欲している返事を聞けず不満なためか、問句さんはさらに言い募ります。
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店長や、店員の坂田さんも「また来たよ」というような反応すると問句さんは言います。
ですが、店長たちの本音を聞いているナエくまさんには、それが問句さんの独りよがりな解釈と見抜きます。
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問句さんの態度に対して「勘弁してよ」と感じているのがスタッフの本音…そう知っているナエくまさんは、問句さんに反論したい気持ちでした。
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女性客に対する態度や思い込みの激しさに辟易する店長たち。
それを知っているからこそ、ナエくまさんは問句さんの主張に反論したい気持ちが生まれてきます。
ですが、やはり簡単にそのようなことも言えないと判断するナエくまさんは、言葉を濁して回答を避けることにしました。
【続きを読む】店長から遅番出勤の依頼…快諾し、ついに女性客の顔を見られるかもと期待
口を開けば不満ばかり…自分本位の言動の結果は自分に帰ってくる
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ナエくまさんが働く飲食店の常連客・問句さんは、いつもどこか不満げで、他人への愚痴が絶えない人物でした。ある日も「同じ時間帯によく来る女性が、食後にトイレで吐いている」と決めつけ、それを“気に入らない”とナエくまさんに話してきたのです。しかしその話に確証はなく、ただの思い込みのようでした。
その後も問句さんは、特に根拠もなく他のお客さまを悪く言ったり、勝手な想像で相手を批判したりと、不快な発言を繰り返します。店長が注意を促しても態度は改まらず、相手を否定する言動は続いていました。
ある日、ナエくまさんがよく行くお店で、煙草の煙を吸いたくないにもかかわらず喫煙席に座るという自分本位の振る舞いからお客さまとトラブルを起こしてしまいます。見かねた店主によって問句さんは出禁を言い渡されることになりました。飲食店は、多くの人が一緒に過ごす場所です。仕事や勉強の緊張から解放され、気分良く食事ができるペースであるのが理想的ではないでしょうか。自分本位な振る舞いは、結果的に自分の信用や居場所を失うことにつながると気づかされるエピソードです。
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