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店長に頼まれ、一日だけ遅番出勤することになったナエくまさん。これまでは話にしか聞いてこなかった、問句さんに睨まれている女性客と、いよいよ対面するチャンスです。
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まずは問句さんが来店しました。夜の時間帯にナエくまさんがいるので、「珍しい」と声をかけます。無難に挨拶するナエくまさん。
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遅番出勤の理由を話すナエくまさんに、「あたしに会いたくて夜働いてるのかと思ったわよ」と問句さん。少しうれしそうですが、ナエくまさんは言葉を選びます。
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そして、「全然違いますねー」と気を遣わずに答えるナエくまさん。普段の言い方なので、問句さんはさして気にしていない様子ですね。
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そして、女性客が来店します。
ナエくまさんは、その女性客が問題の人物であるとすぐにわかりました。
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遅番シフトの当日、まずは問句さんが来店しました。他愛ない会話を交わすうちに、女性客が到着します。
ナエくまさんは、その女性客が問題の人物であることに、すぐに気づきました。
なぜなら、問句さんの顔つきがその一瞬で変わったからです。
【続きを読む】「あんたちょっと見過ぎじゃね?」無遠慮に女性を睨み続けるクレーマー
口を開けば不満ばかり…自分本位の言動の結果は自分に帰ってくる
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ナエくまさんが働く飲食店の常連客・問句さんは、いつもどこか不満げで、他人への愚痴が絶えない人物でした。ある日も「同じ時間帯によく来る女性が、食後にトイレで吐いている」と決めつけ、それを“気に入らない”とナエくまさんに話してきたのです。しかしその話に確証はなく、ただの思い込みのようでした。
その後も問句さんは、特に根拠もなく他のお客さまを悪く言ったり、勝手な想像で相手を批判したりと、不快な発言を繰り返します。店長が注意を促しても態度は改まらず、相手を否定する言動は続いていました。
ある日、ナエくまさんがよく行くお店で、煙草の煙を吸いたくないにもかかわらず喫煙席に座るという自分本位の振る舞いからお客さまとトラブルを起こしてしまいます。見かねた店主によって問句さんは出禁を言い渡されることになりました。飲食店は、多くの人が一緒に過ごす場所です。仕事や勉強の緊張から解放され、気分良く食事ができるペースであるのが理想的ではないでしょうか。自分本位な振る舞いは、結果的に自分の信用や居場所を失うことにつながると気づかされるエピソードです。
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