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ナエくまさんの遅番シフトの日、最初にやってきたのは問句さんでした。
そしてナエくまさんと言葉を交わしているうち、問題の女性客と思しき人物が来店します。
すると、問句さんの目つきが一気に変化しました。
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テーブルについた女性客。問句さんは、無遠慮にじろじろと見ていますが、女性客は特に反応しません。
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ナエくまさんが、注文のラーメンを女性客に配膳します。そんな様子も、じろじろと見続けている問句さん…。
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さすがのナエくまさんも、問句さんの態度を「あんたちょっと見過ぎじゃね?」と感じます。こんなに見られていては、落ち着いて食事などできそうにありません。
そして、食事を終えた女性客はすっと立ち上がります。
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女性客が向かった先はトイレでした。ですが、トイレに行くためには、問句さんが座っている席の横を通る必要があります。
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女性客の一挙手一投足を見続ける問句さんの態度に、ナエくまさんは、さすがに見過ぎだと呆れます。
食事を終え、トイレに向かう女性客。横を通り過ぎるその間も、遠慮なくじろじろと見続ける問句さんです。
【続きを読む】「いい加減にして!」ついにブチ切れた女性客、怒りをあらわにする
口を開けば不満ばかり…自分本位の言動の結果は自分に帰ってくる
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ナエくまさんが働く飲食店の常連客・問句さんは、いつもどこか不満げで、他人への愚痴が絶えない人物でした。ある日も「同じ時間帯によく来る女性が、食後にトイレで吐いている」と決めつけ、それを“気に入らない”とナエくまさんに話してきたのです。しかしその話に確証はなく、ただの思い込みのようでした。
その後も問句さんは、特に根拠もなく他のお客さまを悪く言ったり、勝手な想像で相手を批判したりと、不快な発言を繰り返します。店長が注意を促しても態度は改まらず、相手を否定する言動は続いていました。
ある日、ナエくまさんがよく行くお店で、煙草の煙を吸いたくないにもかかわらず喫煙席に座るという自分本位の振る舞いからお客さまとトラブルを起こしてしまいます。見かねた店主によって問句さんは出禁を言い渡されることになりました。飲食店は、多くの人が一緒に過ごす場所です。仕事や勉強の緊張から解放され、気分良く食事ができるペースであるのが理想的ではないでしょうか。自分本位な振る舞いは、結果的に自分の信用や居場所を失うことにつながると気づかされるエピソードです。
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