©ekubonobo
ふたりで将来の話をした時に、子どもの話をしたのはそのほうが「将来をしっかり考えている男」だとエクボさんも安心するかな、と思ったからだったことを話すシゲオさん。
本当にごめんなさいと謝ります。その時に言ってくれればよかったのにとエクボさんは言いますが、それはそれで話を合わせたみたいになって信じてくれないと思ったとシゲオさんは振り返ります。
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シゲオさんは当時の正直な気持ちを打ち明けます。
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ふたりで将来の話をした時に思っていたことを正直に打ち明けるシゲオさん。かっこつけてしまったこと、正直に話せなかったことを謝ります。
そして「お互いの選択肢に子どものいない人生があるなら、それでいいと思うし」と、本当に言いたかったことを伝えます。
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人生の選択は人それぞれ、正解なんてない
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著者であるエクボさんは、居酒屋の店長をしている26歳の女性です。20代後半になり、周りは結婚、妊娠、出産ラッシュ。しかし、エクボさんには焦りや不安は全くなく、自由気ままな一人暮らしを満喫していました。なぜなら、エクボさんは小学生の頃から将来子どもを欲しいと思ったことが一度もなく、結婚願望もなかったからです。
そんなエクボさんに転機が訪れたのは、パートナー・シゲオさんとの出会いでした。自然と交際が始まり、やがて同棲することに。しかし、「子どもを持たない人生を選びたい」という自身の考えをどう伝えるべきか、迷い続けていました。
母や友人に背中を押されるようにして、ついにシゲオさんに思いを伝えると、「いろんな生き方があるんだし、絶対こうでなきゃいけないなんてないんだから、一緒にゆっくり考えよう」と優しく受け止めてくれました。
その後、結婚を決めた2人。エクボさんの考えは今も変わっていませんが、どんな選択も、2人で向き合って話し合うことこそが大切だと感じています。
漫画『子どものいない人生を選択した理由』は、「こうでなければならない」に縛られず、自分らしく生きることの大切さを教えてくれます。人生に正解はないからこそ、大事なのは、自分の気持ちに正直になること。そしてその気持ちを、誰かと丁寧に共有していくことなのかもしれません。
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