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二度目の内見に来た人も購入を見送るという知らせを受けた、おおえもんさん。不動産会社の担当者によると、元値が分かってしまうこと自体は悪いことではないけれど、売り主と買い主で直接金額の話をすることはトラブルにつながりやすく、控えた方が良いそうです。購入に至らないまま10日が過ぎ、おおえもんさん夫婦は疲れを感じはじめました。
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おおえもんさんが元値を話してしまった方は、購入を見送るとのことです。そんな気はしていたけど、ショックを受けるおおえもんさん。
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購入を見送ったのは、そもそも今はまだ、どの物件も買う気がなかったからでした。ただ担当者によると、直接の金額のやり取りは、おすすめしないそう。お金の話は、プロにお任せするのが良さそうです。
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2回目の内見が終了。家が売りに出されてから、10日が経過しました。おおえもんさん夫婦に、少し疲れの色が見え始めます。
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自宅売却成功のカギは、柔軟さと、芯の強さのバランス
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著者・おおえもんさんは、夫の転職をきっかけに移住を決意し、2年間住んだ東京の一軒家を、売却することにしました。家を売るには、不動産会社の選定、売値の設定、内見希望者への対応など、やるべきことが山積みです。おおえもんさん夫婦は、幼い子どもたちと過ごす日常生活と並行しての作業に、時にはストレスを感じる場面もありました。
忙しい中でも、自宅の売却を成功させるためには、柔軟な対応が不可欠です。漫画の中でおおえもんさん夫婦は、成約日数と成約率を参考に売値を調整する、不安なことは不動産会社の担当者に相談し、意見を取り入れるなど、臨機応変に売却を進めていきます。
一方で同じくらい重要なのが、「ここだけは譲れない」という、明確なラインを持つこと。おおえもんさんは、大幅な値引き交渉を受けた際、「応じなければ、買ってもらえなくなるのでは?」と迷います。それでも、「これ以上は無理です」と、自分たちの基準を守った結果、無事に買値よりも330万円高い値段で、家を買ってもらうことができました。
柔軟な対応力と、ブレない芯の強さ。一見正反対に見えるふたつの両立が、自宅売却を成功に導くことを教えてくれるお話でした。
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