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フライパンを金たわしで磨いた娘に「実はね…」家族の伝え方に5.3万いいね「いい話」「日々反省」
子どもが間違いをしてしまった時、冷静でいる難しさを感じることはありませんか?頭では「知らなかったことは仕方ない」とわかっていても、つい態度がトゲトゲしてしまうことはあるかと思います。
投稿者・冴島オンティーヌ依子さんは幼少期、良かれと思ってフライパンを金ダワシで磨き上げ、コーティングをはがしてしまったそう。大切なフライパンならショックを受けるようなできごとですが、冴島さんの家族の反応はとても素敵なものでした。
小さい頃、家族がお出かけしてる間によく母が使ってるフライパンを綺麗にしてあげようと思って一生懸命磨いたのね。
金ダワシで。
コーティングも塗装も綺麗に剥がしてさ。
めちゃくちゃ疲れたけど誇らしい気持ちで帰ってきた家族に「磨いておいたよ!」とエッヘンしたら ※1
みんな「ありがとー!」と喜んでくれて凄く嬉しかった。
それが剥がしちゃいけないコーティングだったことは後日新しいフライパンが来て「洗ってくれる時はスポンジでお願いね😃」と言われた時に悟った。
教えられてないことは急に怒らない。
凄くありがたかったなぁ。
私も気をつけていることの一つ。 ※2
スポンジでお願いね、て言われた時に「実はね…」って金ダワシがダメだった理由は教えてもらってるよ!
全部ここに書くわけじゃないけど、私がしてもらって嬉しかったことや勉強になったことが誰かの思い出や困りごとにリンクしたらいいなって思って書いたよ。 ※3
金ダワシでフライパンを磨いてしまい、コーティングをはがしてしまった幼少期の冴島さん。ダメになってしまったフライパンを見た母や家族は驚いたはずですが、冴島さんはまだ子どもで、フライパンにコーティングがあることは知りません。家族はそのことに配慮してまずは感謝を伝え、金たわしで磨かない理由が後日にじっくり説明してくれたといいます。冴島さんにとっては大人になっても忘れない、うれしい気遣いだったのですね。
この投稿に「素敵なご家族」「情けないことに、なかなかこういう様にはできないんですよね」などのリプライがついていました。つい感情的になりそうな場面でも、子どもの立場に立って考えられた冴島さんのご家族はすてきですね。そして、子どもが大人になっても忘れないほどの経験になっているという事実は、同じ親として知っておきたいことです。家族の温かい愛情を感じ、心がほっこりするエピソードでしたね。
「自信をなくしている」図工教諭がこぼした本音と児童の思いに4.1万いいね「ええ話」「好きでした」
小学校時代、工作や絵画を教わる時間だった「図工」。人によって得意・不得意がありつつも、自分なりの作品が完成した瞬間は喜びがあったのではないでしょうか。
投稿者・しかせんべいさんは小学5年生のころに図工の先生から意外なお願いをされたエピソードを投稿しました。おおらかな教諭だったというその先生が児童に頼んだお願いの内容とは…?
思い出した。
小5くらいの時、図工の先生が
「皆さんにお願いがある。図工のいいところ好きなところを書いてほしい。ずっと図工を教えてきたが主要科目に比べてあまりに軽んじられているようで自信をなくしている。どんな小さなことでも思いつくことを書いて」
と紙を配られたことがあった。 ※4
おおらかでどっしりとした性格の先生だったのでびっくりしたのを覚えている。時々言葉に詰まって涙ぐんでおられた。
教える立場の人が子供に弱みを見せていること、素の感情を出していることに本当に驚いた。
なにか力づける言葉を伝えたくて一生懸命書いた。 ※5
後日、先生からみんなにお礼を言われた。
短い素朴な言葉だけれど実感のこもったものに聞こえた。
そのあとは全くいつもの先生に戻って、相変わらず大きい声で授業をしておられた。
あまり会話をした覚えはないが、いい先生だったという記憶がある。 ※6
図工が他の教科に対して軽んじられているように感じ、自信をなくしてしまったという先生。何があったのかはわかりませんが、子どもたちの言葉で元気を取り戻してくれたようでよかったですね。
この投稿には「1時間2時間かかりきりに集中して自分だけの作品を作るって人生の中でもすごい経験だと思う」「自分を自分のために全開にできるところが何より好きだった」「図工からそのまま工学部って感じでした。中学も技術の時間が一番楽しかったかも」といったリプライがついていました。
幅広い体験の中から、自分にとっての「好き」を見つけたり「深めたい」に気づいたりするきっかけになりうる図工の時間。子どもたちが図工を楽しむとともに、先生たちにも自信を持って子どもを導いてほしいと思う投稿でした。
息子に1日100円貯金続けた母、20歳を迎えた日の投稿に10万いいね「ベストお母さん賞」「宝物」
子育ては日々お金がかかりますよね。それと別に考えておきたいのが将来のお金のこと。進学や就職で親元を離れる時に渡してあげられるお金があれば、親としても安心なのではないでしょうか。子どもの名前で口座を作りコツコツと貯めているという方もいるでしょうし、これから作る予定という方もいるかもしれませんね。
きくちいまさんの場合は「1日100円貯金」をしていたそう。しかも、ただ貯金するだけではなく、あることをしていたそうなのですが…。
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長男が1歳のとき長男名義で口座を作った。目的は「1日100円貯金」。でも毎日入金は面倒だから誕生日に1年分36500円を入金して通帳に一言書くことに。二十歳までと決めて、今その日がとうとうやって来た。暗黒の反抗期は本当に辛かったけど、今しみじみ思う。産んでよかったよ。二十歳おめでとう。 ※7
毎年長男の誕生日に1日100円、1年分の36,500円を入金し、通帳にメッセージを書いていたというきくちさん。20歳まで続けると決めた貯金もついに最後の入金を迎えたそう。自由研究で褒められたことや交通事故に遭い集中治療室へ運ばれたことなど、そのメッセージを読むと息子さんがいかに愛されて育ったのかを感じることができますね。反抗期は辛かったと振り返るきくちさんですが、きっとそれもいい思い出だと息子さんと笑える日が来るのではないでしょうか。
なお、通帳は印字する前の面には何も書かず、すでに印字された行の空きスペースにメッセージを添えていたそうです。
この投稿には「親からこれもらったら泣いちゃうな」「この通帳は一生の宝物」といったリプライが寄せられていました。親が自分のためにお金を残してくれることはうれしいことだと思いますが、それ以上に自分のことを思い、20年も続けてくれたということに胸を打たれますよね。
ペーパーレス化が進む中ですが「通帳にメッセージを書く」というのはとてもいいアイデア。親からわが子への愛情を感じる素晴らしい投稿でした。










