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「節約して!」と夫に吠える散財妻。セレブ住宅地で陥った“見栄の沼”に、家族は…

この漫画は、著者・音坂ミミコ(@otosakamimiko)さんの友人・三重崎一家が念願だったマイホームを手に入れるも、妻・ハルミが見栄のために散財してしまい、わずか数年でマイホームを手放すまでを描いています。ちょっと気を遣う友人と遊びに行ったり出掛けたりすると、ふとした場面でつい「見栄を張ってしまう」瞬間は誰にでもあるのかもしれません。ただ、その「ふとした場面」が日常の中に何度もあると、最終的には見栄によって実生活が蝕まれていくのは明らかで…。

©otosakamimiko

【1話から読む】新興住宅地で見栄を張りすぎた話

家族に節約を強要する妻は散財を繰り返していた

主人公の三重埼ハルミは優しくて大手企業に勤める夫と、4歳になるかわいい息子との3人家族。経済的な不安もなく、専業主婦の生活を楽しんでいます。夫はハルミの希望をなんだかんだよく聞いてくれて、念願のマイホームをちょっとセレブな地域で手に入れました。

新しい地域での暮らしは治安も良く落ち着いた雰囲気で子育てができていました。また引越してすぐ、ハルミは同じ年齢の子どもをもつ3人のママたちと仲良くなります。その友人の中の1人「小山さん」とはしばしば一緒に遊ぶようになり、ある日ハルミは小山さんから紹介された個人経営のエステで高い痩身プランを契約します。

引越し後、周りに合わせて見栄を張り続けていたハルミの家の経済状況はすでに火の車ですが、まだそのことは夫のコタロウにはバレていません。この日もハルミは夫と子どもを置いて、エステのために出掛けるのですが…。

©otosakamimiko

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音坂ミミコ@音坂マンガ部屋(@otosakamimiko)さんのインスタグラム

息子のコウキから「ママはいつも買い物をしている」と聞き、最近ハルミの様子が変わってきていたことにやっと気づいたコタロウ。帰宅してきたハルミに、コタロウは「君はたいしてお金を遣わなかったのか」と直球の質問を投げかけます。

仕事が忙しいとつい子どものことや家族の様子がおざなりになりますよね。ただ、大人同士で意思疎通ができていないと、コタロウとハルミのようにお金の遣い方や子どもこれからについて行き違いが起きやすいのではないでしょうか。「あなたに一任している」というのは信頼している証ではある一方で「丸投げ」になっていると不安や困ったことが起きているのに一緒に策を考えられない悲しさも出てきます。

お互いに日々のコミュニケーションはできるだけ取るようにして、困りごとを相手だけにかかえさせないように気を付けたいですね。

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【全話まとめて読む】
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