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「あなたの言動はめちゃくちゃ」不倫に依存する親友に突きつけた“決別の意志”

主人公・アキは、学生時代からの親友・サオリから「不倫をしている」と、告白されます。ただ、本気で幸せになりたいと思っているサオリは、「こんな関係やめたい」と悩んでいる様子。アキはサオリの言葉を信じ、新しい恋に踏み出せるよう、全力でサポートします。ところが、サオリのSNSを見て、がく然とします。口では「やめたい」と言いつつ、不倫を続けていたのです…。不倫をする親友との友情を描いた作品『不倫をやめない友人』をダイジェスト版でごらんください。

【全話まとめて読む】不倫をやめない友人

サオリのSNSの投稿を見て以来、私は彼女への不信感を募らせていました。もう、以前のように彼女を信じることはできない。そう思っていました。私は、意を決して、サオリに電話をかけました。

「ねぇ、サオリ。最近、SNSに色々投稿してたでしょ?あれって、不倫相手の人と行ったの?」

私の言葉に、サオリは一瞬言葉を失いました。そして、少し戸惑ったような声で「どうして知ってるの?」と尋ねました。

「どうしてって、私、あんたの親友でしょ?SNSだって見てるよ。それに、あんた、もう不倫はやめるって言ってたじゃん!」

私が少し声を荒げると、サオリは急に開き直ったような口調になりました。

「だって、別れられなかったんだもん!彼のこと、本当に愛してるから!」

その言葉に、私は絶句しました。あれだけ「やめたい」と悩んでいたのは、一体何だったのだろうか。

「本気で愛してるからって、不倫は不倫だよ!彼には家庭があるんだよ!それに、あんたが悩んでるって言ったから、私だって一生懸命相談に乗ってたんだよ!それが全部、嘘だったの!?」

私の怒りに、サオリは「嘘じゃない!」と声を荒げました。

「だって、本当に辛いんだもん!でも、それ以上に彼のことが好きなんだもん!この気持ちは、不倫でも本気なんだよ!」

サオリの言葉に、私はもう、どうしようもない気持ちになりました。 ※1

開き直った?親友のことが、わからない…

ある日突然、親友・サオリから不倫を告白され、さらに「本気でやめたい」と相談されたアキ。アキは、新しい出会いの場として、マッチングアプリを提案します。真剣に相談に乗り、新しい相手を探して、全力でサポートしていました。

ところが、サオリは不倫関係を続けている様子。問い詰めると、開き直ったような言い方をされ、アキはがく然とします。今後のサオリとの付き合い方について考え抜き、結論を出します。それは…。

親友だからこそ…直接伝えたこと

私は、サオリに会って、はっきり言うことにしました。

「サオリ。私、もうあんたとは友達でいられない」

カフェで向かい合って座ったサオリは、私の言葉に驚いたような顔をしました。

「どうして?アキ、私たちが親友なのは変わらないでしょ?」
「変わったよ。不倫の話を聞いてから、私はずっと苦しかった。サオリが『やめたい』って言ったから、一生懸命応援してた。でも、サオリは私の知らないところで、不倫を続けてた。それがすごく辛かった」

私の言葉に、サオリは「そんな…」と声を詰まらせました。

「それに、サオリの言動は、本当にめちゃくちゃだよ。不倫を続けているくせに、自分を被害者だと思い込んでいる。そんなサオリを、もう親友だなんて思えない」

私は、自分の気持ちを全て、サオリにぶつけました。サオリは、何も言い返せずに、ただ涙を流すばかりでした。

「もとのサオリに戻ってほしかったよ、本当にね」

私は、そう言って、その場を立ち去りました。 ※2

親友が不倫を続け、ある家庭を壊そうとしていると思うと、悲しい気持ちでいっぱいになってしまいますね。サオリのために心を砕いていたアキだからこそ、裏切られたショックに耐えることができませんでした。

サオリは不倫を続けたせいで、大切な親友を失ってしまいました。さらに、不倫の代償は、これだけでは済みませんでした…。

不倫を続けた親友の、悲惨な末路

それから、数ヶ月が経ちました。私は、サオリとは一切連絡を取っていませんでした。彼女のSNSも、見なくなりました。そんなある日、共通の友人であるトモエから連絡が来ました。

「アキ、元気?実はさ、サオリのことなんだけど…」

トモエの話を聞いて、私は言葉を失いました。

サオリは、不倫相手の奥さんに、不倫の事実がバレてしまったらしいのです。慰謝料を請求され、相手の男性からも、「もう二度と会わない」と言われ、捨てられてしまった、と。

「サオリ、今、本当に大変みたい。仕事も辞めて、実家に戻ったらしいよ」

トモエの言葉に、私は、なんとも言えない気持ちになりました。サオリは、自分勝手で、私を傷つけた。でも、彼女がこんな風に苦しんでいると知って、私は気の毒だと感じました。

「トモエ、サオリに何かあったら話聞いてあげてくれる?私は今はもう、関われないと思う」

私は、トモエにそう伝えました。

私の心の中で、サオリとの友情は、もう終わっていました。彼女を助けてあげたいという気持ちは、もうありません。ただ、彼女が、自分のしたことの代償を、しっかりと受け止めてくれることを願うばかりでした。親友の「恋」と、私の「絶望」。それは、私にとって、もう二度と思い出したくない、苦い経験でした。 ※3

裏切り行為を繰り返したサオリは、すべてを失ってしまいました。自業自得の結果に、同情の余地はありません。とはいえ、かつての親友が迎えた悲惨な結末に、胸が痛みます…。

本作では、親友のために全力を尽くしたのに裏切られてしまい、苦い体験をしてしまった様子が描かれています。もしも、アキと同じような思いをしてしまったら…。想像すると、とてもツラいですね。

不倫は、許される行為ではありません。また、本気で心配してくれる人を、ないがしろにしてはいけませんね。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

【全話まとめて読む】
不倫をやめない友人

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引用元一覧

  • ※1 ママリ「不倫を続ける親友に、私が「もう関わらない」と決めた瞬間|不倫をやめない友人」(https://mamari.jp/73137,2025年10月15日最終閲覧)
  • ※2 ママリ「不倫に狂う親友と決別、のちに知ることとなった悲惨な末路|不倫をやめない友人」(https://mamari.jp/73138,2025年10月15日最終閲覧)
  • ※3 ママリ「不倫に狂う親友と決別、のちに知ることとなった悲惨な末路|不倫をやめない友人」(https://mamari.jp/73138,2025年10月15日最終閲覧)

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