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【1話から読む】 親友だった彼女を「削除」した日|親友だと思っていたのは私だけ?
「おなかが痛いだけでしょ?」体調不良に寄り添ってくれない人は親友ですか?
主人公の杉浦さほには、新井ふうかという中学のころからの友人がいます。同じ趣味をもつことから社会人になって2人で遊ぶ頻度が増えたさほとふうかですが、性格は真逆です。ふうかは約束の時間10分前には待ち合わせ場所に到着したいタイプで一方のふうかは遅刻の常習犯。
毎回のように大幅な遅刻をしてくるふうかにさほはとうとうブチ切れ。それからしばらくは遅刻をしなかったふうかですが、日が経つにつれ結局は元の彼女に…。とうとう愛想を尽かしたさほは、以前から決まっていた別の友人の結婚式に一緒に出席したら、その後はふうかと距離を置こうと決めます。
京都での結婚式は滞りなく終わり、帰途についた2人でしたが、帰りの電車が「運転再開の見込みなく」遅延。寒風吹きすさぶ中でいつ来るとも分からない電車を待つことに…。ちょうど生理が始まってしまったさほは、重い生理痛のため、電車を待つのではなくもう一泊したいとふうかに告げます。
しかし、ふうかは断固として「今日中に帰る」と譲りません。
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まえだ永吉/エッセイ漫画(@eikiccy)さんのインスタグラム
重い生理痛で駅にとどまることがしんどいさほ。帰りの電車が大幅に遅延し、再会のめども立っていないため、もう一泊することを提案したさほでしたが、ふうかはにべもなく断ります。さらにさほの生理痛に対し「おなかが痛いだけ」「薬を飲んで頑張って」と全く取り合いません。
そんなふうかの言動に、とうとうさほはキレてしまい、1人でホテルをとってもう1泊することを決めました。ふうかの人となりを知っていたら、最初からこの行動を取った方がさほにとってはストレスが少なかったかもしれませんね。
ずっと溜め込んでいた気持ちをぶちまけることができたさほ。ここまで言われないと相手の気持ちが分からなかったふうかですが、さほの言葉に何か気づくものがあれば良いですね。










