🔴【第1話から読む】ショッピングセンターで“4時間待たされる”→子持ち友人の身勝手にドン引き|ドタキャン癖がある友人
追い打ちの連絡も無視し、みのりはれいこを「人生の優先順位」から外した。数か月後、家族と穏やかな休日を過ごすみのり。誰にも振り回されない時間の尊さを噛み締め、本当に大切な人だけを愛する日々へと歩み出す。
ストレスから解放されていると実感
れいこからのメッセージを未読のまま放置して、3日が経ちました。 不思議なことに、今まで感じていた焦りや罪悪感は、驚くほど消えていました。
むしろ、スマホが震えるたびにビクビクしていたストレスから解放され、誠と健との時間に集中できている自分に驚きました。
4日目の夜には、さすがに不審に思ったのか、れいこから連絡が来ました。
「おーい!見てる? 返信忘れてるよー!笑 いつ空いてる?」
ブロックはせずとも、心を平穏に保てるようになった
相変わらずの調子。そこに、私の気持ちを慮る様子は1ミリもありません。 私は、もう返信をしないことに決めました。
「ブロックしないの?」と恭平に聞かれましたが、私は首を振りました。
「いいの。ただ優先順位を下げただけ。連絡がきても返信できないときはしないし、そのうち気持ちが変わったら連絡とるし」
かつては、何でも話し合える親友だと思っていました。 でも、人は変わります。環境が変わり、親になり、守るべきものができた時、その人の本質が浮き彫りになる。 彼女は「甘え」を「友情」とはき違え、私は「我慢」を「優しさ」だと勘違いしていました。
それから1か月。彼女からの連絡は途絶えました。 他に気の合う友人がいるのか、はたまた返信をしない私に腹を立てているのかもしれません。どちらでもいいことでした。
楽しいショッピングセンター
ある土曜日、私は家族4人で、あのショッピングセンターへ向かいました。
「ママ、今日はアイス食べてからおもちゃ見るんだよね!」
誠がうれしそうに私の手を引きます。
「そうだよ。ゆっくりみんなの好きなことしようね」
あの日、4時間も待ちぼうけを食らった場所。 今は、夫と子どもたちの笑い声であふれています。 誰かに振り回されることなく、自分の足で立ち、大切な人たちのために時間を使う。当たり前のことが、こんなに清々しいなんて。
ふと、考えました。彼女もいつか、気づく日が来るのでしょうか。
「子どもがいるから」「忙しいから」と自分を正当化し、周囲の誠意を削り取っていった結果、周りに誰もいなくなっている自分に。こうやって、人は信用を失い、孤立していく―――。それは他人が下す罰ではなく、自分自身の行動が招く必然の結果なのです。
気持ちの上でしっかりと彼女との間に線引きができた今、私の心が「ドタキャン」に怯えることはありません。
🔴【第1話から読む】ショッピングセンターで“4時間待たされる”→子持ち友人の身勝手にドン引き|ドタキャン癖がある友人
あとがき:ショッピングセンターで感じた本当の幸せ
執着を手放した後の、ショッピングセンターでの晴れやかな光景が印象的です。不誠実な友人に使っていたエネルギーを、愛する家族や自分のために使う。それだけで、世界はこんなにも優しく見えるのですね。孤独になるのが怖くて我慢していた過去の自分に、今の彼女なら「大丈夫だよ」と言ってあげられるはず。清々しい再出発に、心が洗われる結末でした。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










