二児の母・みのりは、友人れいことの久々の再会を楽しみに、戦場のような準備を経て集合場所へ。しかしれいこは「子どもの昼寝」を理由に4時間もみのりを待たせた挙句、最後は身勝手な理由でドタキャンする。
友人の「癖」に悩まされて
こんにちは、みのりです。30歳、絶賛子育て奮闘中の2児の母です。夫の恭平は32歳、長男の誠は4歳、次男の健は2歳。毎日が運動会のような騒がしさですが、それなりに幸せに暮らしています。
そんな私の悩みは、学生時代からの友人、れいこのことです。彼女も1歳の男の子、れんくんのママ。昔からの付き合いだし、お互い子どもがいるから分かり合えることも多い……そう思っていたんです。
でも最近、彼女の「ドタキャン癖」に心が折れかかっています。
楽しみにしていた約束の日
あれは、久しぶりに大型ショッピングセンターで遊ぼうと約束した日曜日のことでした。
「誠!健!出かけるよ~!」
朝から子どもたちの着替えやおむつ、おやつに飲み物。2人連れのお出かけは戦場です。なんとか約束の30分前に家を出て、現地に到着したその時でした。スマホが震えました。
「ごめん!れんがお昼寝し始めちゃって。起きたら行くから、先にお買い物してて!」
画面を見て、私は思わずため息をつきました。
「……またか。」
私は思わず、夫に愚痴のLINEを送りました。
「恭平、今日もれいこちゃん遅れるって」
「えっ、もう着いたのに? お昼寝の時間なんて大体わかるだろうに……」
夫の恭平は苦笑いが伝わります。でも、相手は小さな子。仕方ないよね、と自分に言い聞かせて、激混みのフードコートで子どもたちをなだめながら待つことにしました。
4時間待ったのに…
1時間、2時間……。子どもたちは飽きて「帰りたい」「アイス食べたい」の合唱。私はベビーカーを押してお店を見て暇つぶししつつ、走り回る誠を追いかけ、もうヘトヘトです。そして4時間が経過したころ、ようやく来た連絡は謝罪ではありませんでした。
「起きたんだけど、グズってて手がつけられないから、今日はやっぱりごめん!また今度にしよ!」
「……嘘でしょ」
膝から崩れ落ちそうでした。混雑する休日のショッピングセンターで、4時間。私は一体何をしていたんだろう。
「みのり、迎えに行くよ。誠も健も限界だよ」
事情を伝えた後の恭平の優しいLINEが、逆に胸に刺さりました。れいこにとっては「子どもの都合」という便利な魔法の言葉があるのかもしれないけれど、こちらにも都合があり、準備があり、生活がある。
「わかった、またね~」
震える指でそう返信した私。この時、もっとハッキリ言っていれば良かったのかもしれません。
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あとがき:子育て中の「お互い様」の境界線
「子どもがいるから仕方ない」という言葉は、本来待たせた側ではなく、待ってあげた側が相手を許すために使う優しさの言葉ですよね。準備の大変さがわかるからこそ、みのりさんの「……またか」という溜息が重く響きます。
休日の4時間を奪われることが、どれほど母親にとって残酷なことか。れいこに悪気がないからこそタチが悪い、モヤモヤの幕開けに共感せずにはいられません。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










