1. トップ
  2. トレンド・イベント
  3. ブログ・SNS
  4. 騒音トラブルで転居「間違ってなかった」→子連れ夫婦が誇る【決断】|分譲マンションで騒音トラブル

騒音トラブルで転居「間違ってなかった」→子連れ夫婦が誇る【決断】|分譲マンションで騒音トラブル

33歳の千鶴は、夫と3歳の息子・俊也とマンションで幸せに暮らしていました。階下の老夫婦も当初は息子の成長を優しく見守ってくれていましたが、次第に「子どもの足音」が深刻な騒音トラブルへと発展します。対策を尽くしても、冷淡な態度や激しい苦情に怯える日々。追い詰められた家族が、本当の自由と笑顔を取り戻すために下した大きな決断とは――『分譲マンションで騒音トラブル』第5話をごらんください。

🔴【第1話から読む】階下の住民の態度に【異変】→子持ちに理解を示していた老夫婦が気になる|分譲マンションで騒音トラブル

引越し当日、千鶴は手紙と菓子折りを持ち、最後のお詫びへ。わだかまりを残しつつも穏やかに別れ、新居での生活が始まる。庭を駆け回る息子の姿を見ながら、千鶴は誰にも怯えなくていい暮らしをかみしめます。

菓子折りを手紙を持って挨拶へ

引っ越し PIXTA

引っ越し当日。 トラックに荷物が積み込まれていくのを見ながら、私は最後の仕上げをしました。用意したのは、老夫婦が好みそうな、地元で有名な和菓子屋の詰め合わせ。

それから、一通の手紙です。手紙には、これまでの騒音に対する心からのお詫びと、自分たちなりに対策はしていたけれど至らなかったこと、そして本日をもって退去することを書きました。

【ピンポーン】

わたしと夫は、下の階のチャイムを鳴らしました。

これがきっとお互いの最善だった

老夫婦 PIXTA

出てきたのはご主人でした。

「……あ、6階の……」
「お忙しいところ、申し訳ございません。本日をもって引っ越しをすることになりました。これまで、私たち家族の足音や配慮不足でご迷惑をおかけしましたこと、お詫びさせてください。これは、ほんの気持ちですが……」

手渡した菓子折りを受け取ったご主人の顔に、驚きの色が浮かびました。

「引っ越し……そうですか」

奥から奥様も顔を出しました。引っ越しという言葉を聞いて、驚きと少しの安堵を覚えたような表情に見えました。

「……こちらこそ、きつく言ってしまって悪かったですね」

奥様が小さく呟きました。

「いいえ、私たちの配慮が足りませんでした。本当に、ありがとうございました」

最後は、お互いに笑顔とは言えませんが、穏やかな空気で別れることができました。

笑顔溢れる新しい生活

一軒家 家族 PIXTA

その日から、新しい一戸建てでの生活が始まりました。

「しゅしゅしゅー!にんじゃ参上!」

俊也がリビングから廊下へ、そして庭へと駆け出します。

「俊也、走っちゃダメ……なんて言わなくていいんだよね、もう」

私は窓を開け、大きく深呼吸をしました。マンションの時は、音が下に響くことを恐れて、窓を開けることすらためらっていました。 でも今は、俊也の笑い声も、おもちゃを落とす音も、すべてが「生活の音」として心地よく響きます。

「千鶴、見て。俊也、あんなに楽しそうだよ」

篤郎が、庭で走り回る息子を見て目を細めました。

「うん。……私たち、間違ってなかったよね」
「あのマンションでの経験があったから、この家のありがたみが分かる。自分たちで責任を取って住環境を変えるのが一番だったと思うよ」

今、私は心から笑えます。 誰の目も、誰の耳も気にせず、家族の時間を大切にできる幸せ。 クレームに怯えていた日々は、もう遠い過去のことのように思えます。

「さあ、俊也!今日はハンバーグよ!キッチンまで競争だ!」
「わーい!いちばーん!」

ドスドスと力強い足音が響きます。それは、家族が自由を手に入れた、歓喜のステップでした。

🔴【第1話から読む】階下の住民の態度に【異変】→子持ちに理解を示していた老夫婦が気になる|分譲マンションで騒音トラブル

あとがき:響き渡る足音は、家族の幸せの鼓動

ついに手に入れた、心から深呼吸できる暮らし。ラストの「キッチンまで競争だ!」という言葉に、肩の荷が下りるような解放感を感じます。騒音トラブルに正解はありませんが、自ら環境を変える選択をした彼女たちは、法的・道義的な責任を立派に果たしたと言えるでしょう。

ドスドスと響く足音が「騒音」ではなく「歓喜のステップ」に変わった瞬間、物語は最高のハッピーエンドを迎えます。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

🔴【全話読む】分譲マンションで騒音トラブル

🔴【今読まれています】27歳シングルマザーの親友、恋の相談に「まさか」…相手は妻帯者?|不倫に溺れる親友

おすすめ記事

「小説」 についてもっと詳しく知る

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

カテゴリー一覧

ブログ・SNSの人気記事