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自分が楽ならそれでいい。雪の日に見えたママ友の「身勝手さ」|自分のことしか考えない人

32歳の冴子は、同じアパートに住む同い年のママ友・頼子と「運命的な出会い」を感じて意気投合。車社会の地域ゆえ、冴子は善意で頼子を車に乗せ始めますが、次第に頼子の態度は図々しくエスカレート。ガソリン代も出さず、往復2時間の運転も「当たり前」。雪かきはサボるのに人の朝食は欲しがる……。そんな「自分ファースト」な彼女に対し、平和主義の冴子が下した決断とは?ママ友のリアルな闇と、決別の物語。「自分のことしか考えない人」第2話をごらんください。

Ⓒママリ

🔴【第1話から読む】やっと出会えたママ友!運命かと思いきや、人の行為に「タダ乗り」する非常識ママだった

記録的な大雪の日、自分たちの駐車スペースすらろくに雪かきしない頼子一家。さらに、夫の提案で「たまには車を出す」という話になるも、頼子はチャイルドシートの付け替えが面倒という理由で拒否。彼女の徹底した「自分ファースト」に冴子の堪忍袋の緒が切れる。

雪かきを必死でやっていたのに、ママ友は…

大雪 PIXTA

それからというもの、なんとなく頼子ちゃんと会うのが億劫になってしまいました。連絡が来ても「ちょっと予定があって」と濁す日々。でも、住んでいる場所が近すぎると、物理的な距離は置けません。

去年の冬、この地域を記録的な大雪が襲いました。うちの駐車場と頼子ちゃんの家の駐車場は隣り合わせ。朝起きると、車が埋まるほどの積雪です。

「拓哉、悪いけどリョウを見てて。私、今のうちに雪かきしちゃうから」
「交代でやろう。これ、一人じゃ無理だぞ」

夫婦二人で、腰を痛めながら必死に雪を掻きました。隣の頼子ちゃんの家の車も雪に埋もれています。でも、彼女たちの家から人が出てくる気配はありません。

ようやく私たちが一台分のスペースを確保し、ヘトヘトになっていたころ。ようやく頼子ちゃんと夫の昇さんがスコップを持って出てきました。 でも、彼らはほんの10分ほど表面の雪を払っただけで、「あー疲れた!もう入ろー!」と、家の中から顔を出した頼子ちゃんに促されて、さっさと家に戻ってしまったんです。

珍しく車に乗せてくれると思ったのに

車 男性 PIXTA

結局、残された雪が私たちのスペースに崩れてくるので、私たちが彼らの分まで雪かきをする羽目に。 『……自分たちのことしか、考えてないのかな』

そんな雪がまだ溶けきっていない、ある日のこと。 たまたま外で昇さんに会いました。

「あ、冴子さん。今から公園行くんですけど、良かったら一緒にどうですか?今日は僕が運転するんで、うちの車にチャイルドシート付け替えればいいですよ」

雪道の運転が苦手な私にとって、それは願ってもない申し出でした。いつも出してもらってばかりだし、たまには甘えてもいいかな……そう思った瞬間。

後ろからひょっこり顔を出した頼子ちゃんが、信じられない言葉を放ったんです。

「えー、昇くん。車、別々がいいな」

「出す側」になると一気に面倒くさがるママ友

女性 車 PIXTA

「え? なんでだよ。一緒に行ったほうが楽しいだろ?」

昇さんが不思議そうに聞くと、頼子ちゃんは私の顔を見ることなく、スマホをいじりながら言いました。
「だって、チャイルドシート付け替えるの面倒だし。現地集合でよくない?」

耳を疑いました。 今まで、私の車には当たり前のようにチャイルドシートを付け替えて乗ってきたのに。1時間の距離だって運転させたのに。 いざ自分が「出す側」になったら、付け替えが面倒だから別々?

「……そうだよね。ごめん、やっぱりうちも自分の車で行くわ」

私は引きつった笑顔でそう答えるのが精一杯でした。 隣で気まずそうにしている昇さんの視線が痛かったけれど、それ以上に、頼子ちゃんの徹底した「自分ファースト」な姿勢に、私の中の何かがプツリと音を立てて切れた気がしました。

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あとがき:「してもらう側」は忘れても「する側」は忘れない

自分が頼む時は「チャイルドシート一個分空けて」と平気で言うのに、自分が頼まれる側になると「面倒」で一蹴。このダブルスタンダードこそ、信頼を壊す決定打になります。雪かきの件も併せ、頼子一家の「自分たちが楽ならそれでいい」という本性が透けて見える回でした。相手の善意に甘え続ける人の末路が見え隠れします。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

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