©suzukimiro
娘は小さい頃から犬が大好きで、お友達が犬を飼い始めたと聞くと、自分も飼いたくなってしまいました。楽しそうに犬の話をする娘を見ていると、その気持ちはよく分かります。けれど、ペットのお世話は想像以上に大変なもの。その現実を知っているゆみさんは、娘の願いを簡単に聞き入れることができませんでした。
©suzukimiro
©suzukimiro
娘は小さい頃から犬が大好きで、ゆみさんが子どもの頃に犬を飼っていたこともよく覚えています。だからこそ、「うちも犬を飼いたい」と目を輝かせて言ってくるのでした。その気持ちは痛いほどわかります。
けれど、ペットのお世話は思っている以上に大変なもの。その現実を知っているゆみさんは、簡単に「いいよ」とは言えませんでした。
©suzukimiro
©suzukimiro
お友達は誕生日プレゼントにパパから犬を買ってもらったようで、その話を知った娘は「私の誕生日も犬がいい」と言い始めました。犬が大好きな娘は、目を輝かせながらその魅力を語ります。その気持ちはよくわかりますが、ゆみさんの胸にはためらいが残ります。犬は可愛いけれど、お世話は想像以上に大変なもの。今の自分に本当にできるのか——そう思うと、簡単には頷けないのでした。
🔴【続きを読む】犬を飼えないのは「パパがいないから?」→4歳娘の発言に心が揺れる|33歳という日々
幸せだと思える日々があれば、それで十分
©suzukimiro
シングルマザーとして4歳の娘を育てるゆみさんは、仕事と育児に追われる日々のなかで、いつも娘を優先して過ごしています。朝は慌ただしく身支度を整え、気づけば自分のことは後まわし。それでも「娘の笑顔を守りたい」という思いを胸に、今日も前へ進んでいます。
しかし、周囲から「お母さん」としての役割ばかりを求められるなかで、自分という存在が薄れていくように感じることもあります。母である前に、1人の自分としての気持ちに戸惑う瞬間もあるのです。
また、周囲との違いにふと孤独を感じることも。家庭のかたちや環境は人それぞれだと分かっていても、自分だけが違う場所にいるように思えてしまう日もあります。
そんなゆみさんを支えているのは、娘の何気ない笑顔や優しさでした。与えているつもりでも、実はたくさんのものを受け取っていることに気づかされます。
比べなくていい、完璧でなくていい。今の自分なりの幸せを大切にしていいのだと、そっと背中を押してくれるお話です。
書籍『33歳という日々』(鈴木みろ/KADOKAWA)とは、高校の同級生だったエリ、このみ、ゆみの3人を主人公に、33歳になった彼女たちの「混じり合わないけれど地続きな日常」を描いた作品です。現在、1〜3巻が好評発売中。
鈴木みろ|Suzuki miro(@suzukimiro)さんのインスタグラム
🔴【今話題の漫画を読む】アラフォー女性はおばちゃんなの?|「おばちゃん」と呼ぶ人、呼ばない人










