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「理不尽でズルい親」シングルマザーの後悔→娘を黙らせてしまった日|33歳という日々

何気ない毎日のなかで、ふと感じる違和感や孤独。主人公のゆみさんは、仕事と子育てを1人で担いながら、その思いと向き合っています。「母親」としての役割と、自分自身の気持ち。そのあいだで揺れ動く姿が、静かに心に残る物語です。『33歳という日々』第24話をごらんください。

©suzukimiro

🔴【1話から読む】33歳という日々

犬を飼いたいと駄々をこねる娘に、ゆみさんは思わず強い口調で「飼えないのっ」と言ってしまいました。
保育園ではわがままも言わず頑張っていると聞いていたからこそ、なるべく子どもらしくいてほしいと思っていたのに——。現実には、優しくできない瞬間もあるのでした。

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ゆみさんは、少し語気を強めれば娘が黙ることを知っています。だからこそ、今回もその方法で話を終わらせてしまった自分に、そっと罪悪感が広がりました。

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語気を強めて話を終わらせてしまった自分に、ズルい親だと罪悪感を覚えていました。保育園でもわがままを言わずに頑張っていると聞いているから、なるべく子どもらしくさせてあげたい——。それでも、今回ばかりはどうしても許可してあげられないことだったのです。ゆみさんの胸には、静かな痛みだけが残りました。

🔴【続きを読む】パパがいないから我慢させる?→シングル母が抱える【願いをかなえられない苦しみ】|33歳という日々

【続きとバックナンバー】
33歳という日々

幸せだと思える日々があれば、それで十分

シングルマザーとして4歳の娘を育てるゆみさんは、仕事と育児に追われる日々のなかで、いつも娘を優先して過ごしています。朝は慌ただしく身支度を整え、気づけば自分のことは後まわし。それでも「娘の笑顔を守りたい」という思いを胸に、今日も前へ進んでいます。

しかし、周囲から「お母さん」としての役割ばかりを求められるなかで、自分という存在が薄れていくように感じることもあります。母である前に、1人の自分としての気持ちに戸惑う瞬間もあるのです。

また、周囲との違いにふと孤独を感じることも。家庭のかたちや環境は人それぞれだと分かっていても、自分だけが違う場所にいるように思えてしまう日もあります。

そんなゆみさんを支えているのは、娘の何気ない笑顔や優しさでした。与えているつもりでも、実はたくさんのものを受け取っていることに気づかされます。

比べなくていい、完璧でなくていい。今の自分なりの幸せを大切にしていいのだと、そっと背中を押してくれるお話です。

書籍『33歳という日々』(鈴木みろ/KADOKAWA)とは、高校の同級生だったエリ、このみ、ゆみの3人を主人公に、33歳になった彼女たちの「混じり合わないけれど地続きな日常」を描いた作品です。現在、1〜3巻が好評発売中。

鈴木みろ|Suzuki miro(@suzukimiro)さんのインスタグラム

🔴【1話から読む】33歳という日々

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