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不倫相手に制裁を!相手を庇う夫への断罪|不倫夫を許さない

主人公・光里は夫と子供達に恵まれ幸せな家庭を築いていました。するとある日なんと、不倫を心底嫌っていると言わんばかりだった夫の不倫が発覚します。悩んだ結果、弁護士である叔父に相談することにした光里でした。「不倫夫を許さない」第四話をご覧ください。

🔴【第1話から読む】「もし不倫したら、徹底的に追い詰める」不倫を憎む夫

友人に説得された結果叔父が弁護士であることを思い出し、相談に向かった光里。ついに事態は前進を始めました。

法の元での話し合い、もとい糾弾の開始

法律 PIXTA

叔父に会い全てを話した日から、さらに三日後。私は叔父の法律事務所の会議室に座っていました。
重厚な木製のテーブル。棚にはびっしりと法律書が並び、独特の静謐な空気が流れています。
隣には、私が心折れないようにと付き添ってくれた由美が、そして正面には、数日でさらに憔悴した様子の太郎が座っていました。彼は私の目を見ようとせず、ずっと自分の膝を見つめています。

そして、事務所の主である私の叔父が、眼鏡の奥から鋭い眼光を太郎に向けて座っていました。叔父は普段は穏やかな人ですが、今は「弁護士」としての冷徹なオーラを纏っていました。

「さて。太郎君。光里から概略は聞かせてもらった」

叔父が静かに、けれど重みのある口を開きました。その低く威厳のある声に、太郎はビクッと肩を揺らしました。

「不倫の証拠は、光里が撮影したデータで完全に揃っている。言い逃れは一切できない。不法行為の期間、回数、そして出産という時期の特殊性を考えても、君のしていることは極めて悪質だ。……ところで、君はまだ『彼女を庇いたい』などという世迷言を言っているのかね?」

「でも、その……。僕は彼女を愛して……いや、彼女は僕に言われて断れなかっただけで。彼女にまで請求がいくと、彼女の人生がめちゃくちゃになってしまうんです。全部僕が払いますから、彼女だけは……」

往生際の悪い太郎の言葉を、叔父が机を強く叩く音で遮りました。

「いい加減にしたまえ! 君が今守るべきは、その不倫相手の女なのか? それとも、ここにいる妻と、家で待っている小さな子供たちなのか! その女の人生を案じる余裕があるなら、なぜ自分の妻が、産後のボロボロの身体で一人育児をしていた時に寄り添わなかった? その女のためなら、家族がどうなってもいいという覚悟で不倫していたのか? ならば今すぐ、潔く離婚届を書きなさい。家族を捨てる覚悟がある男なら、そうするのが筋だろう!」

叔父の激昂に、太郎はついに沈黙し、深く頭を垂れました。彼の「男気」がいかに空虚で、独りよがりなものだったか、突きつけられた瞬間でした。

「もし君が今の家庭を壊したくない、やり直したいと言うなら、私たちの用意した誓約書にサインしてもらう。そして、今すぐその夏菜子という女性をここに呼びなさい。共犯者として、彼女にも相応の責任を取ってもらう。それができないなら、今すぐ訴訟に踏み切る。彼女の実家にも、職場にも、全てを明らかにする準備はできているよ」

呼び出された不倫相手

悲しい PIXTA

太郎は絶望的な表情で躊躇していましたが、叔父の「拒否するなら破滅だ」という無言の圧力に抗えず、震える手で夏菜子に電話をかけました。

一時間後、真っ青な顔をして現れた夏菜子に対し、私は驚くほど冷静な自分に気づきました。彼女は写真で見たよりもずっと幼く見えましたが、その瞳にはどこか「被害者」を装うような甘えが見え隠れしていました。私は彼女に対し、一滴の同情も湧きませんでした。

叔父は用意していた二通の誓約書を、机の上に並べました。
太郎への誓約書の内容は、あまりに重く、けれど妥当なものでした。
慰謝料として三百万の支払い。これは夫婦の預金ではなく、彼の独身時代からの貯蓄と、毎月の小遣い、ボーナスから捻出すること。
この不倫の事実が将来的に子供たちに露見した場合、即座に離婚に応じること。その際、有責配偶者として権利を全て放棄すること。
今後、夏菜子といかなる手段(SNS、メール、第三者経由)でも接触した場合、即座に離婚し、親権は全面的に私に譲ること。

そして、夏菜子への誓約書。
慰謝料の支払い。
現在の職場を速やかに退職すること。同じ組織内に留まることは許されない。
今後、太郎と接触した場合、彼女の実家に全ての証拠と共に内容証明を送付すること。

「……職場を、辞めなきゃいけないんですか。生活があるんです」

夏菜子が消え入りそうな声で漏らしました。

「当然です。被害者である妻が、あなたと夫が毎日同じ場所で顔を合わせている状況に耐えろというのですか? あなたが守りたかった生活は、他人の生活を壊してまで守る価値があるものだったのか、よく考えなさい」

私の冷徹な声に、彼女は観念したようにペンを握りました。

太郎もまた、私に、そして叔父に促されるまま、自分の罪の重さを一文字ずつ刻み込むように署名し、印鑑をつきました。
その時、彼の流した涙が紙を濡らしましたが、私はそれを「自分の不甲斐なさへの涙」ではなく「思い通りにいかなかったことへの悔し泣き」だと冷ややかに見ていました。

その場で夏菜子は、私に向かって深く頭を下げ、震える声で謝罪しました。
彼女にとって、この不倫は「秘密の刺激」だったのかもしれません。けれど、私にとっては一生癒えない傷を負わされたテロ行為だったのです。

🔴【続きを読む】崩れた信頼の跡地

あとがき:徹底した粛清

弁護士を頼ったおかげで、的確に制裁を下せてよかったですね。不倫をした夫や相手にかける慈悲など、一切いらない…そんな冷徹さこそが、光里を逆転勝利に導きました。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

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