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陣痛といきみ逃しについて
出産する前に気になることとして、陣痛があげられるかと思います。「どのくらいの痛みなのだろう」「痛みの間隔はどのくらいだろう」と思う方が多いでしょう。陣痛について事前に知っておくことで、いざ出産するときに役立ちそうですね。
陣痛の痛みの起こり方は個人で異なります。どのくらいの痛みか、ではなくどのくらいの間隔で痛みが起こるのか、という観点で陣痛かどうかを判断しましょう。
陣痛は、赤ちゃんを出産するときに子宮の収縮が起こることによって、「痛いとき」と「痛くないとき」を波のように繰り返す規則的な痛みをいいます。規則的な陣痛の間隔を計るために、必ず時計を確認しながら痛みの波に備えましょう。痛みが10分間隔になったら、本格的な陣痛となります。
本格的な陣痛が始まってからお産が進んでくると、だんだんと痛みが強くなってくいき、子宮口が開きます。陣痛の間にいきみたくなるときが何度もありますが、子宮口が全開になるまでは、会陰部や膣内で裂傷を起こすことがあるためいきみを和らげる必要があります。また、無理にいきんでしますと、赤ちゃんが狭い産道を通ってくることが困難になってしまいます。
- 荻田和秀(監)「最新版らくらくあんしん妊娠・出産」147、148、150、151(学研プラス,2017年)
- 岡井崇・綾部琢也(編)「標準産科婦人科学」455、507(医学書院,2014年)
陣痛の痛みを乗り切る方法!上手ないきみの逃し方
陣痛の痛みに耐えながらいきみ逃しすることは、人によってはつらいときもあるでしょう。陣痛の痛みを乗り切るために、先輩ママたちが実践した乗り切る方法と、痛みやいきみを和らげる方法を紹介していきます。出産前にイメージトレーニングしておくことをおすすめしますよ。
①長く息を吐き、しっかり呼吸する
とにかく落ち着いて息をふーーーーっと長く吐いていました!陣痛も時間で消えるので、吐いてるうちに痛みがなくなりました!
最後の1分間隔で子宮口全開でいきんでいいよって言われた時は
鼻で吸って長く息をふーーーーっと吐いて最後にいきむ、そして鼻から息をすぐ吸って!と
助産師さん達の掛け声とともにやっていました!旦那と母親が
立ち会ったのですが、助産師さんが言うのに続いて旦那と母親も
『吐いてーー』『吸って!』と言ってくれたので助かりました😌
とにかく最初のうちは
ゆっくり息を長く吐くのがおすすめです!
陣痛時の呼吸法を忘れないように意識している方の声は多くありました。また分娩時に助産師さんからいわれたという方もいましたよ。意識しながら呼吸することで痛みが和らぐという人もいるようです。肩の力を抜いて、「ふー」と声に出しながら、長くゆっくりと息を吐くことに集中しましょう。この呼吸法は妊娠中から練習しておくとよいでしょう。
②自分にとって楽な姿勢をとる
わたしは四つん這いが楽で
四つん這いからの
お尻だけ高いまま
上半身は寝転がる感じで
ながーーーく息を
ゆっくり鼻から吸って
口からふぅーっと
ゆっくり呼吸して過ごしました👌
中にはじっと立ってるのが楽
って方や
歩いてると楽…なんてのも
聞いたことあります💦
5分間隔から23時間
しんどかったー😂
陣中の体勢は人それぞれのようです。痛みの程度や楽な体勢をいろいろと試してみて、自分が一番楽と思える状態でお産に挑めるとよいですね。
③タオルを握ったり手を握ったりしてもらう
髪を結んでもらったり、ずっと手を握ってもらっていまし꒰♡´∀`♡꒱
3人目は、一人でした(笑)
最後に助産師と医師が来たので、陣痛中はひとりぼっち(笑)
陣痛の痛みがきたら、タオルを握ったり手を握ってもらったりするとよいでしょう。タオルであれば、汗を拭いたりするのにも役立ちますよ。旦那さんの手を握って励ましてもらうのも心強いですね。
④できるだけリラックスする
実際はあまり聞く余裕がなかったんですが、産後分娩室で撮ったビデオカメラの中の赤ちゃんに好きな曲がBGMのように流れていたので、持って行って良かったな、と思いますw
また、立会い出産ですが、私は陣痛が長く、つわりもひどくて叫ぶ余裕もなくて、息も絶え絶えだったので、かなり静かなお産でしたが、普段はぽやんとした穏やかな友人は立会ったご主人のがんばれという言葉にキレて『お前他人事か!殺してやる!』と叫んだそうなので、ほんとにどうなるかはその時にならないとわかりませんが…その友人宅は産後も夫婦仲が良いので、人によると思います。
出産時のリラックス方法は人それぞれかもしれませんが、CDを持参して好きな音楽を聴くという人は多いようです。陣痛時に音楽を楽しむというのは難しいことかもしれませんが、リラックスできる方法となれば少し気持ちが楽になるかもしれません。
⑤ホッカイロなどで腰を温める
痛みがない時は全然動けるのがなんだか不思議です。
頑張って今の痛みに耐えないと、本陣痛になったらもっと痛いですもんね(>_<)
カイロは腰痛持ちなので、すでに張っていました!
教えて頂いた呼吸法、しっかり意識してやってみます!
陣痛がきていきむときもしてみます!
初産なので何もわからないので、教えて頂けてありがたいです!
ありがとうございます!
我が子に会うために頑張ります!
ホッカイロや温かいタオルなどで腰を温めると痛みが和らいだ、という意見もありました。パパに頼んで、両手で温めたり、さすったりしてもらうとよいでしょう。
出産時に腰の痛みを感じる人は多いようです。もともと腰痛を感じやすい人は出産準備でホッカイロなどを用意しておくとよさそうですね。
⑥腰を押したりさすったりしてもらう
そしてうんちがしたくてたまらないみたいな感覚でした😅。(汚くてすみません)
助産師さんに腰をさすってもらうのが1番痛みが和らいだ気がします。
あとはひたすら深呼吸です!!
私はけっこう冷静に静かに産みました。笑
痛い!けどいつか終わる!と思って!!😂
お産、がんばってください😆
パパに頼んで、腰からお尻にかけて指の腹で押してもらいましょう。痛いと感じるところを手のひらでさすってもらうのもよいかもしれません。腰をさすってもらったり、押してもらったりするのもいきみ逃しのためによさそうですね。腰の痛みを感じたら後ろから押してもらうとよいでしょう。
- 竹内正人(監)「最新版この1冊であんしん妊娠・出産事典」P174-176(朝日新聞出版,2016年)
⑦テニスボールなどで肛門を押してもらう
いきみ感が出てきたら、テニスボールなどを活用して、肛門付近を押してもらいましょう。動ける状態であれば、正座やあぐらをして自分のかかとで肛門を押すような姿勢を取るのもうよいかもしれません。出産時にテニスボールに救われた人は多くいそうですね。
- 荻田和秀(監)「最新版らくらくあんしん妊娠・出産」P155(学研プラス,2017年)
- 竹内正人(監)「最新版この1冊であんしんはじめての妊娠・出産事典」P174-176(朝日新聞出版,2016年)
⑧イメージトレーニングしておく
初めての出産ではわからないことばかりで、陣痛も未知の痛みなので不安ばかりが大きくなってしまいそうですね。
いろいろな体験談を聞くとますます怖くなってしまうかもしれませんが、出産に伴って痛みもおさまってくるので、流れを頭に入れておいて落ち着けるようにイメージトレーニングしておくのもよさそうです。
陣痛の痛みは赤ちゃんも頑張っている証し!上手ないきみ逃しで幸せな瞬間を
陣痛の痛みは出産にはつきもので、どのくらい痛くなるのか不安になってしまうかもしれませんが、出産を経験したママたちはさまざまな工夫をしながらその痛みを乗り越えてきました。
また、陣痛は赤ちゃんも頑張っている証しだと考えれば、一緒に出産に向かって赤ちゃんと協力していると感じられて、気持ちを強く持つことができそうですね。
物理的な方法だけでなく、リラックスすることも重要ですので、今回紹介した体験談などを参考に、上手にいきみ逃しをして幸せな瞬間を迎えてくださいね。