秋(9・10・11月) 生まれの女の子につけたい名前
稲穂や果実が美しく色づく、実りや収穫の季節でもあります。そんな、秋生まれの名付けにぴったりの漢字には、どんなものがあるのでしょうか?
秋(9・10・11月) 生まれの女の子につけたい、秋をイメージした名前
「秋」を使った名前
秋生まれの子に使いたい漢字として、まず紹介したいのは「秋」。作物が実って収穫できる季節そのものを表す『秋』という漢字には、「満ち足りている」といった意味があります。
- 秋穂(あきほ)
- 千秋(ちあき)
- 秋葉(あきは)
「月」を使った名前
秋といえば「中秋の名月」。月という漢字には、周りの人を明るく照らすことができる存在になってほしいという意味が込められて使われます。美しく神秘的なイメージがありますよね。
- 美月、実月(みづき)
- 菜月(なつき)
- 月乃(つきの)
「澄」を使った名前
秋は、空がきれいに澄んでいて過ごしやすい季節。曇りがなく、透き通るという意味があり、澄み切った空のように心の広い子に育ってほしいというような意味が込められます。
- 澄空(あかり)
- 澄花(すみか)
- 西東社(編)「赤ちゃんの名前ハッピー漢字辞典」412、171、374、354、449(西東社,2014)
秋(9・10・11月) 生まれの女の子につけたい、植物や自然をイメージした名前
「穂」を使った名前
「穂」は、お米や麦などの実がなる部分「穂先」を表す漢字です。稲穂のように多くの実りをつけた豊かな人生を、と願って使われることがあります。美しく輝く金色の稲は温かく優しい雰囲気で、特に女の子の名付けに人気があるようです。
- 秋穂(あきほ)
- 菜穂(なお、なほ)
- 真穂(まお、まほ)
- 穂奈美(ほなみ)
- 穂花(ほのか)
- 梨穂(りほ)
「蘭」を使った名前
「蘭」は、胡蝶蘭などの「ラン科の植物全般」を表す漢字です。その美しさと香り高さのイメージから「花の女王」と呼ばれていて、昔から女性の名付けに人気があります。
とても美しい漢字ではありますが、画数が多いので、あまり難しい漢字と組み合わせると、書き慣れるまではテストの時などにちょっと大変かもしれませんね。
- 蘭(らん)
- 沙蘭(さら)
- 鈴蘭(すずらん)
- 蘭奈(らな)
「実」を使った名前
「実」は、文字通り「中身の詰まった木の実」を意味しています。また「真実」という言葉からも分かるように「まこと、真心」という意味もあります。
- 実梨、実乃里、実乃梨(みのり)
- この実(このみ)
- 実緒(みお)
- 結実(ゆみ、ゆうみ、ゆい)
- 実月(みつき、みづき)
- 麻実、亜沙実(あさみ)
「楓」を使った名前
秋生まれで人気の漢字である「楓」。「ふう」とも読めるので、他の漢字と組み合わせての名付けがしやすいのも人気の理由かもしれません。
- 楓(かえで)
- 楓子(ふうこ、かこ)
- 楓香(ふうか)
- 楓音(かのん)
- 梨楓(りか、りんか)
「椋」を使った名前
椋の木(ムクノキ)はニレ科の落葉樹で成長が早く、育つととても大きな木になります。素直で親しみやすく、穏やかに人として大きく育つようにという意味が込められます。
- 椋子(りょうこ)
- 椋花(りょうか)
秋(9・10・11月) 生まれの女の子への名付けエピソード
皆さんは秋と聞いてどのような漢字を想像しますか。秋は、食欲の秋、運動の秋、読書の秋、と楽しみがいくつかあるでしょう。特に食べ物は旬のものがたくさんあり、名前を付けるときのヒントになることがあるかと思います。
ここでは、ママリが「あなたのお子さまの名前を教えてください。」と質問したときに回答があった中で、9月から11月の秋に生まれた女の子に付けた名前をエピソードと一緒に紹介していきます。
1.「果」(か、は、あきら、はた、まさる)
果鈴(かりん)です!
ずーっと名前の響きだけは決まっていて
漢字だけ決まってなかったのですが
秋生まれなので、果実の果をつけて
明るく楽しい子になってほしいと願いを込めて鈴で 果鈴 と名付けました 🥰💕
「果」は、果物のイメージで新鮮で爽やかな印象がある一方、成し遂げるや思い切りがよい、など芯の強さを感じられる字です。「物事を最後まで成し遂げることができる人」などの意味を込めることができるでしょう。「雫果(しずか)」「果歩(かほ)」と名付けている方もいました。
2.「花」(はな、か)
花のようなきれいさを願いに込めて付けるときにおすすめの漢字です。「花」を取り入れるだけで、パッと明るく華やかな名前になりそうですね。エピソードにもあるように、一文字で「花(はな)」と名付けている方もいましたよ。他にも、「一花(いちか)」「穂花(ほのか)」とかわいらしい読みの方の名前を付けている方もいました。
3.「華」(か、け、げ、は、はる、はな)
女の子
「楓華(ふうか)」
名前は妊娠中に色々考えてましたが、旦那さんと中々意見が合わずで大げんかして何回も白紙に戻り結局生まれてからーみたいな感じになりました。
陣痛が始まったのがまさかの台風の一番酷い時間で(木が倒れてる程の?)陣痛の間隔も5分おきで真夜中で人生で一番緊迫してたかも。
そんな中で生まれて旦那と分娩室にいる時に旦那が「ふうかがいいんじゃない?」
あっさり決まりました❤️
漢字は私の大好きな漢字「楓」を入れて、私の中では「木もなびく程の風の中生まれた華?」て感じで思ってます。
名前に悩んだ理由の一つで女の子の名前だとどうしても女友達の名前と被ってしまうのでそれが嫌だったので、私達夫婦的には最高のプレゼントを贈れたと思います。
華(はな) 女の子です。
最初は一華(いちか)がよかったのですが
旦那側の近しい親戚にいるとのことで諦めました。
私が花を見るのが好きで
冬の草花の名前を探していたのですが
そもそもの「はな」
でいいじゃん!となり(^^) 笑
漢字と響きから選んだので
由来は後付けです(^^)
花びらが綺麗に咲き乱れる様子を書いたものが「華」の由来になんだそうです。
彩りのある人生を花が咲くように
しっかりと生きて欲しいです(^^)
生まれて初めて顔をみたときに
華顔だなって旦那と思いました(^^)
一文字で存在感のある「華」は、きれいにたくさん咲いた花という意味があります。「人を引き付けるような魅力がある人に」「心が美しい人に」との願いを込めて名付けることができるでしょう。
エピソードにもあるように「華(はな)」と一文字で付けいている方が数名いましたよ。
4.「菜」(さい、な)
私が芙美ちゃんで旦那が涼菜ちゃん
どちらにしようか悩んでました。
帝王切開で産まれました。
旦那も一緒に病室に泊まってくれた日に旦那の幸せそうな寝顔をみてしあわせな気持ちになり、この人の決めた名前にしよう!!と思いました(o^^o)
カナ
です。
とにかく誰にでも読めて呼びやすいのを心掛けました。
旦那の仕事上で転校ばかりになるのですぐ覚えてもらえるような名前で元気が出そうな名前を考えました。
産まれるまでは色々考えていたのですが、産まれてから1日でまったく違う名前になりました(笑)
「菜」はの意味は食用に関する葉を意味しますが、菜の花を思い浮かべる方もいるかと思います。菜の花は、黄色い花で元気で明るいイメージがあるでしょう。エピソードでも紹介しましたが、止め字に使う方がほとんどでした。
5.「咲」(さき、えみ、しょう、さえ、さ、さい)
1ヶ月早く産まれました♡
「 咲花 」えみか
名前は私が決めました。
この年に私の大好きな祖母が亡くなり
妊娠発覚した日、祖母の49日が一緒で祖母の生まれ変わりかなっと思い
祖母の名前から1文字
私の名前から1文字
旦那の名前から1文字取りました✧*。
平成29年10月2日
旦那が「さな」という音を決めて私が漢字を決めました。
咲という漢字には笑うとかほほえむという意味があり、那には多いとか美しいという意味があるそうです。
咲という漢字は個人的に女の子らしいイメージでたくさん笑って人生過ごしてほしい、周りの人も笑顔にできるような女性になってほしいと思い付けました。
どっかの言葉でサナは心が綺麗という意味らしくてそこも気に入りました。
「咲」は、花が咲く以外にも笑うという意味があります。「周りの人を笑顔にすることができる人に」「おおらかさと、花のようなすてきな笑顔で周りの人を引き付けることができるように」などの願いを込めて名前を付けることができます。
「咲」は秋生まれの女の子に名付けた中で特に人気のある漢字で、紹介したエピソード以外にも「咲希(さき)「咲良(さくら)」などの組み合わせて名付けしている方もいました。
6.「芽」(が、げ、め、めい)
女の子柚芽(ゆめ)
ずっと旦那が男なら柚希(ゆずき)いい!と妊娠初期から言いまくっていて、私は女の子なら「ゆめ」がいいと言っていて性別が女の子とわかり旦那も希望していた「柚」の意味には「健康、元気」と言う意味があり、私が妊娠中切迫を経験し数ヶ月入院をした中でとっても元気に産まれてきてくれたので、健康に元気いっぱい育ってくれますようにと付けました!
「芽」は物事の始まり、すくすく育つようにと付けました。
当て字かな〜など色々考えたんですが、調べてみると「柚」は「ゆず、ゆ」共に読める漢字らしく決めました由来も気に入り決めました(^ω^)
とってもお気に入りです
「芽」は植物の印象がありますが、漢字には始まりの意味があるため成長や可能性、希望など未来へ前向きなイメージの漢字です。「新鮮で新しい感性のある人に」「何もないところから何かを生み出せる人に」「未来への希望や可能性を感じさせてくれる人に」などの願いを込めることができます。
「芽衣(めい)」と名付けている方が数名いました。そのほかに「彩芽(あやめ)」「芽那(めいな)」などの名前もありましたよ。
7.「希」(き、け、まれ)
2018年9月生まれ
妊娠してからいろんな名前を考えていました。
旦那が希望の希っていいよね!って言い始め、それを使おう!となり、私のいとこが小学生で咲良というのですが、可愛いなと思ってたので、咲希にしました!
今では、咲希って呼ぶと笑顔で振り向いてこっちに来てくれます😍
「希」で思い浮かべるのは「希望」ではないでしょうか。元気で明るい未来があり、ポジティブなイメージを持たせることができる漢字かと思います。
調査では、「優希(ゆうき)」「紡希(つむぎ)」などさまざまな漢字と組み合わせやすい印象がありましたよ。
8.「愛」(あい、ちか、めぐむ、な、め、まなみ…など)
愛理(あいり)
女の子
私と主人でそれぞれ候補を出し合ったのですが、最終的な決定は私がしました☺️
お腹にいる時から元気いっぱいの女の子だったので、大人しい名前ではないな~と思い、主人の名前にも入っていて皆から愛される子になってほしいという意味の「愛」と、自分の意見を持ちしっかりとした人生を送れるようにという意味の「理」という漢字にしました🤗
もうすでに周りから愛されている娘ちゃん、これからどんどん大きくなって色んなお話聞かせてくれることを楽しみにしています🥰
令和元年に1歳を迎えます✨
2018年9月生まれ
女の子
わたしがずっと女の子だったらつけたかった名前でした!
そしてお腹にいるときから愛しくて、ありきたりですが産まれてからもみんなから愛されてほしいという思いです(^-^)
「愛」は、女の子だけでなく男の子にも人気の高い漢字でした。読み方は上記で紹介した以外にも「めぐみ、え、まな、いとし、いつみ、かな」など複数あるため、他の漢字と組み合わせしやすいかと思います。
「恵愛(あやめ)」「愛実(あいみ)」などと名付けている方がいました。漢字の通り、「優しい人に」「周りの人に思いやりを持てる人に」「周りの人からたくさん愛情を受けることができる人に」などの願いを込めることができるでしょう。
9.「結」(ゆう、ゆい、むす、ひとし、ゆ、けつ、けち)
結咲(ゆい)です
苗字が4文字なので呼びやすさと
名前の語呂の良さ重視で
旦那が「ゆい」が良いと性別が分かる前から
言ってたので決めました(笑)
漢字は当て字っぽくなってしまったけど調べた中でこれが良いと思い私が決めました♪
「結」は人と人との繋がりを大事にして欲しい
「咲」はもともと笑うという意味があったそうでよく笑う子に、笑顔の中心に娘がいて欲しいと願いを込めて
結咲にしました
「結」は、結ぶ、ものを組み立てる、バラバラなものを一つにまとめる、などの意味を持ちます。「努力が実を結んで成功を手に入れることができる人に」「人と人との結びを大切にできる人に」「思いやりのある人間関係を築くことができる人に」などの願いを込めることができます。
「心結(みゆ)」「結菜(ゆいな)」などと名付けている方もいましたよ。
10.「月」(がつ、げつ、つき)
♡女の子
♡2016.9月 秋生まれ
♡性別も生まれるまで分からず、せっかくお月見の月なんだから『月の入る名前にしようよ‼️』から、月の入る名前…月の入る名前…つきの…月乃??は??で、パパが気に入って決まりました?
♡日鞠→ひまり
♡女の子
♡2019.5〜6月予定
♡2人目は5ヶ月で性別を教えてくれました。『鞠』という漢字がとても綺麗で可愛いという印象があり、調べてみると
子供を大事に包み育てるという意味と知りました。また、革張りのボールの意味もありずっとバスケットボールに携わってきた私としてはこれ以上の漢字はないと思いました(^^)
そして、姉が月・妹が日から始まる名前にする事で、長い月日が経っても、仲のいい姉妹でいますように(^^)‼️と、主人と願いを込めました(^^)✨
画数が少なくシンプルな「月」は、「月の光のように穏やかな魅力を持つ人に」「運に強く幸せな人生が送れるように」と願いを込めることができます。
紹介した漢字以外に秋生まれの女の子に使われていた漢字とその名前
女の子👧
2017年10月
旦那の名前に「り」が入ってます
私の名前に「か」が入ってます
それで「りか」になりました。
漢字は旦那が決めました。
いい名前だねって言われることが多いです😄
【茜】あかね
女の子の名前を私、男の子の名前を主人が3つ考え、産まれてきて顔をみて相手がその中から選ぶという方法で名付けました。
お腹にいるときにあーちゃんと呼んでいたので「あ」から始まること、簡単に漢字がかけて、読みやすく、一文字一漢字は無し。という縛りはありました。
主人は、生まれてきた娘を抱いて名前の候補みて「この顔は茜!」って決まりました。
- 莉叶(りか)、莉子(りこ)
- 茜(あかね)
- 彩葉(いろは)
- 暖利(あいり)
- 栞那(かんな)…など
他には、ジャスミンのイメージがある「莉」や、夕暮れの茜色を思い浮かべる「茜」、紅葉の時期に「葉」など秋らしい漢字が使われていて、どれも温かみがある名前ですね。組み合わせや漢字の使い方、読み方など参考になるかと思います。
- 西東社編集部(編)「赤ちゃんの名前ハッピー漢字事典」54ページから421ページ(西東社,2019年)
- 佐久美亜紀(編)「たまひよ赤ちゃんのしあわせ名前事典」328ページから421ページ(ベネッセコーポレーション,2016年)
秋(9・10・11月) 生まれの女の子への名付けの参考に
秋生まれの女の子に名付けられた漢字を紹介にしましたが、気になる漢字はあったでしょうか。秋らしさのある漢字を使っている方が多かったかと思います。同じ読み方でも組み合わせによって季節感や印象が大きく変わるため、自分の付けたい名前に合わせていろいろと組み合わせてみてくださいね。子供に贈る初めてのプレゼントといわれる名前。心のこもった名前を贈ることができるとよいですね。
無料のママリアプリでも「秋生まれの赤ちゃんの名前」という話題で質問・回答が投稿されています。ぜひ参考にごらんください。