秋(9・10・11月) 生まれの男の子に付けたいかっこいい名前
食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋…とても過ごしやすく、何をするにも気持ちの良い素敵な季節です。ついついお出かけしたくなって、レジャースポットがにぎわう行楽シーズンでもありますよね。
そして、稲穂や果実が美しく色づく、実りや収穫の季節でもあります。そんな、秋生まれの名付けにぴったりの漢字には、どんなものがあるのでしょうか?
秋(9・10・11月) 生まれの男の子につけたい「秋」を連想する名前
「月」を使った名前
時間とともに形を変えていく月。そんな「月」という漢字には、どのような場面においても臨機応変に対応ができる、周りの人を照らすことのできる存在、といった意味合いがあるとされています。
何よりも、美しく神秘的な印象で、名前に取り入れやすい漢字と言えそうです。
- 月人、月斗(つきと)
- 悠月(ゆづき)
- 月彦(つきひこ)
「秋」を使った名前
作物が実って収穫できる季節そのものを表す「秋」という漢字には、「満ち足りている」といった意味があります。
また、男の子の読み方には訓読みの「あき」だけでなく、音読みの「しゅう」も人気です。
- 秋都、秋人、秋音(あきと)
- 秋寛(あきひろ)
- 秋平(しゅうへい)
- 秋馬(しゅうま)
その他も秋の時節を表す言葉として「天高く馬肥ゆる秋」という言葉があります。ここから「馬」「駿」等を使った男の子の名前も良いかもしれません。
「澄」・「清」を使った名前
秋といえば、空や空気が澄んでいて過ごしやすい行楽の季節としてもお馴染み。清らかな水の流れや澄んだ空気を連想することから、「澄」や「清」などは秋生まれの赤ちゃんにぴったり。
「澄」や「清」の漢字は曇りや濁りがなく、透きとおるという意味がありますよ。
- 拓澄(たくと)
- 陽澄(はると)
- 真澄(ますみ)
- 清春(きよはる)
秋(9・10・11月) 生まれの男の子につけたい「秋の植物」を連想する名前
①穂
稲のように、まっすぐ成長してほしい、実りのある人生であってほしい、こうべを垂れる稲穂のように、謙虚で中身のある人になってほしい、などの意味を込めて名付ける方が多いようです。
- 穂高(ほたか、ほだか)
- 穂(みのる)
- 瑞穂(みずほ)
- 穂澄(ほずみ)
- 秀穂(ひでほ)
②実
誠実で温厚な人になってほしい、幸福で実りの多い人生を歩んでほしい、という想いから、名付けに使われることが多いんですよ。
また、性別関係なく使いやすい漢字であることから、漢字だけ「実」に決めておくということもできますね。
- 拓実(たくみ)
- 実(みのる)
- 真実(まさみ)
③楓
秋生まれで人気の漢字である「楓」。「ふう」とも読めるので、他の漢字と組み合わせての名付けがしやすいのも人気の理由かもしれません。
- 楓翔(かいと)
- 楓太(ふうた)
- 楓也(ふうや)
- 楓我(ふうが)
- 偉楓(いふう、いぶき)
④椋
椋の木(ムクノキ)はニレ科の落葉樹で成長が早く、育つととても大きな木になります。「りょう」と、人の名前として使いやすい読み方ができること、「椋」という字の見た目の爽やかさ、かっこよさから、男の子の名前としても人気があります。
- 椋(りょう)
- 椋太(りょうた)
- 椋介(りょうすけ)
- 椋磨(りょうま)
- 椋星(りょうせい)
- 明治安田生命「男の子」(http://www.meijiyasuda.co.jp/enjoy/ranking/best100/boy.html,2020年9月15日最終閲覧)
- 西東社(編)「赤ちゃんの名前ハッピー漢字辞典」225、208、198、434(西東社,2014)
- たまごクラブ(編)「たまひよ 赤ちゃんのしあわせ名前事典」412(ベネッセコーポレーション,2016)
先輩ママの秋(9・10・11月) 生まれの男の子への名付けエピソード
大事なわが子の名前を決めるのは、簡単なことではないですよね。
山の木々が色づき、実りの季節である「秋」に生まれたお子さんに、先輩ママたちはどのような名前をプレゼントしたのでしょうか?気になる名づけに関するエピソードの数々をご紹介します。
見返りを求めず人に尽くせるような人に「奏人(かなと)」
妊娠が分かったときから
男の子なら、心が綺麗で優しく、思いやりのある夫のようになって欲しい、夫の背中を見て学んで欲しい、夫を超えるような立派な男になって欲しいという願いをこめ、夫の名前から一字とると決めていました。
それが人、という字です。
そして奏という字は
自ら他者に差し出す、差し上げる、という意味があり、
自分から、見返りを求めず人に尽くせるような人になって欲しいと願いを込めて、奏という字をつけました。
(中略)
私のなかで名前は
名前負けしなさそうな無難な名前で、呼びやすく、人様が見ても分かりやすく読みやすい名前がいいと思っていました。
また男らしい名前よりは
中性的といいますか、柔らかい響きの名前がいいと思ったので奏人、にしました。
実際生まれて顔を見たら
奏人、という名前がしっくりくるかわいい顔だったので
この名前にしてよかったと思っています。

妊娠したときから、男の子ならパパの名前から一文字もらうと自分の中で決めていたとのこと。その文字が「人」で、見返りを求めず人に尽くせるような人にとの意味から「奏人(かなと)」と付けたのだそう。
産後、赤ちゃんのお世話で忙しく、イライラのほこ先はパパへと向かってしまうことも。しかし、投稿者さんはパパのことをずっと前から尊敬しているとのことで、素晴らしい夫婦の関係性だと感じました。名前にもその気持ちがこもっていて素敵ですね。
- 若松和紀「赤ちゃんの名前ハッピー漢字辞典」218(西東社,2014)
- 牧野恭仁雄「幸せの扉を開く 赤ちゃんの名前辞典」259(朝日新聞出版,2015)
多くの人とつながりをもてますように「千紘(ちひろ)」
千紘(ちひろ)
男の子です!
主人も私も中性的な名前をつけたくて何個か候補をあげましたが、名字と1番しっくりくる名前が「ちひろ」でした!
漢字の由来は多くの人と繋がりをもてますようにという意味をこめてつけました😊

夫婦そろって中性的な名前に惹かれていたとのこと。話し合った結果、名字との兼ね合いも考えながら付けられたのは「千紘(ちひろ)」くん。2人の意見が一致するのも何かの縁のように感じます。
多くの人とつながりを持って欲しいというママの想いが込められています。これからどれだけの多くの人たちと巡り合い、どう成長していくのか楽しみですね。
翼を広げ何ごとも恐れず挑戦!「翼(つばさ)」
新幹線のつばさをイメージして付けられた「翼(つばさ)」という名前。かっこいい印象ではないでしょうか。
人間に羽はありませんが、どのようなことに向かっても怖がらずにチャレンジして欲しい、そしてその羽で大きく羽ばたいてとの想いから名付けられたようです。わが子を思う、パパとママの素敵な願いがかないますように。
見上げた空がとてもきれいで「空(そら)」
空(そら)
性別が確定した日、
そうか〜〜男の子なのかぁ〜〜
と、ぼーっと考えながら車を運転をして家に帰っていました。
ぼーっとしてる中で、ふと空を見たら綺麗な青空で…
そうだ、この子の名前は空くんにしよう…
そう思って、名前は一瞬で決まりました

妊娠が分かってから、元気に生まれて来てくれるなら男女どちらでも…と思う反面、健診で先生から性別を聞かされたときは何だがドキドキして特別な日になりますよね。
そんな特別な日に、見上げた空がとてもきれいな青空だったことから名前を付けた「空(そら)」くん。どんな気持ちでママは空を見上げていたか、いつの日かお話してあげて欲しいですね。
愛と縁で結ばれ素敵な人生を「結斗(ゆいと)」
結斗(ゆいと)
2016.11.10
人との愛と縁で結ばれて
素敵な人生を歩むように
で、つけました✩
切迫流産、早産安静を
乗り越えて
出産エピソードも色々
ありましたがwww
この名前は全員が賛成してくれました!

切迫流産、安静など、さまざまなことを乗り越えての出産だったとのこと。そんなママがお子さんにつけたのが「結斗(ゆいと)」くんです。かわいらしくもあり、かっこいい名前ではないでしょうか。
人との愛と縁で結ばれて素敵な人生を歩むようにという意味が込められていて、ますます素敵な名前だと感じました。ご家族が全員賛成してくれたことにも納得ですよね。
願いを込めて名前を付けてあげましょう
この記事では、秋(9・10・11月) 生まれの男の子につけたい名前をご紹介しました。気になる漢字や、参考になる名前はありましたか?ストレートに秋をイメージするような名前、秋の植物などをイメージする名前などをご紹介しました。
先輩ママの名付けエピソードなども参考に、納得いく名前を考えてあげてくださいね。