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古風で和風な女の子の名前400選!かわいい名付けを文字数や季節ごとに紹介

子どもにつける名前は、一生使うことになる親からの最初のプレゼント。近年は個性的な名前も話題にのぼっていますが、古風な雰囲気をもった名前はレトロネームと呼ばれて人気になっています。読みは同じでも古風な漢字を使ってみるだけでぐっと雰囲気が変わり、さらに素敵な名前になることも。今回は、女の子につけたくなる古風でかわいい名前をたくさん紹介します。名字との組み合わせや読みやすさなども含めて、古風な女の子の名前をチェックしてみてくださいね。

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「琴音」の名前でも触れましたが昔から伝わる日本の楽器琴の美しい音色を連想します。おしとやかな女の子のイメージがあります。

「詩」など、古風でかわいい漢字一文字の女の子の名前

女の子が生まれたら流行りの名前をつけたい、または昔ながらの古風な名前をつけたいなどさまざまな考えが浮かびます。赤ちゃんの顔をみてから名づけするという人もいるでしょう。

いつの時代も赤ちゃんの名づけは大きなイベントです。生まれてきた赤ちゃんのことを思い、健やかな成長を祈ってつけられる名前は親から赤ちゃんへのかけがえのないプレゼントです。

今やたくさんの名前がありますが、昔から愛される親の愛情がたくさん詰まった素敵な名前をプレゼントしてあげましょう。

「詩」うた

東貴博さん・安めぐみさん夫妻のもとに生まれた女の子が、「詩歌」と書いて「うた」ちゃんという名前を付けられたことが記憶に新しいですね。

「詩」という漢字には文学的なイメージがあり、ロマンチックな雰囲気が好まれることが多いようです。

「椿」つばき

椿 PIXTA

椿は日本で古くから親しまれている花木の一つです。冬から春にかけて、大きく赤い花を咲かせます。雪が降る中に映える赤い花は、日本人の目にはとても魅力的に映ることでしょう。

春を告げる前の寒い時期から咲く美しい花で、古風でありつつ力強いイメージも感じさせてくれる名前です。

「蛍」ほたる

俳句や和歌でもよく使われている「蛍」という言葉。やわらかいほのかな光は、日本人の奥ゆかしさをイメージできるため、女の子の名付けにふさわしいのではないでしょうか。

「雅」みやび

和風 PIXTA

「雅」という漢字は、洗練されている美しさや風流な意味があります。古風ながらも気品のある印象で、華やかさのある名前です。

「奏」かなで

「奏でる」という言葉から、管弦楽器を演奏するイメージを持つ方も多いと思います。古風でも現代風でもある名前の一つで、女の子だけでなく男の子にも人気があるといわれています。

音楽的な才能や人との調和を願って名付けに用いられることが多い漢字です。

「桜」さくら

桜は春のシンボルであり、日本の国花の一つです。華やかさと美しさを感じさせ、女の子の名付けに人気が高い字です。

「花/華」はな

昔からある名前ですが、なじみやすく覚えてもらいやすいです。赤ちゃんのころからおばあさんになるまで、違和感なく名乗れる素敵な女の子の名前です。最近では「葉奈」「葉菜」など、名付けに二文字使うパターンも人気のようです。

「紫」ゆかり

「ゆかり」という名前はよく聞きますが、「紫」という漢字を名付けに使うことによって、ぐっと古風な雰囲気が出ますね。

漢字でも平仮名でも自然な印象を与えてくれる名前ですね。

「葵」あおい

いつの時代も、変わらず人気のある名前です。フユアオイやタチアオイなど、アオイ科の植物のことを指す漢字で、特にタチアオイは夏に大きくて優美な花を咲かせます。明るいイメージの名前ですね。

そのほかの名前例

ほかにも、漢字一文字の古風な名前の例はいろいろあります。漢字一文字でも花の名前や植物の名前、季節に関係した言葉などさまざまな意味があるので、漢字から受ける印象や言葉の意味などから選んでみるのもいいですね。

  • 紅(こう)
  • 怜(さと)
  • 鈴(すず)
  • 翠(すい)
  • 苑(その)
  • 結(ゆい)
  • 柚(ゆず)
  • 凛(りん)
  • 咲(さき)
  • 藍(あい)
  • 蘭(らん)
  • 桃(もも)
  • 梅(うめ)
  • 菊(きく)
  • 茅(かや)
  • 桐(きり)
  • 篠(しの)
  • 麦(むぎ)
  • 灯(あかり)
  • 馨(かおる)
  • 京(きょう、みやこ)
  • 雫(しずく)
  • 栞(しおり)
  • 紡(つむぎ)
  • 巴(ともえ)
  • 梓(あずさ)
  • 和(のどか、なごみ)
  • 菖(あやめ)
  • 楓(かえで)
  • 梢(こずえ)
  • 蕾(つぼみ)

「色葉/彩羽(いろは)」など古風でかわいい漢字二文字の女の子の名前

「琴音」ことね

琴 PIXTA

「琴」は、昔から日本に伝わる伝統的な和楽器です。小学校の授業などで、琴の音色を耳にしたことがある方も多いでしょう。和の美しいイメージがあり、名付けに使う字として根強い人気があります。

「琴音ちゃん」と聞くと、美しい音色が頭に浮かんできそうです。「琴」と一文字にしても、和の雰囲気が出るでしょう。

「四季」しき

四季の移り変わりや美しさは、日本独特のものです。四季それぞれの趣があるように、季節の移り変わりや自然の美しさを連想させる名前です。

「藤花/桃花」とうか

藤の花は古くから親しまれている日本の花木で、万葉集にも詠まれています。薄紅や紫、白、黄色などさまざまな色をもち、4~5月にかけて満開を迎えます。気品のある花なので、上品なイメージが持たれます。

一方で桃の花は、3~4月にかけてころんとした丸い花を咲かせます。「桃の節句」ともいわれるように、ひな祭りで使われる代表的な花です。どちらも春生まれの女の子にぴったりの名前でしょう。

「日和」ひより

「日和」は、晴れたよい天気のことを指します。「小春日和」という言葉は、晩秋から初冬のポカポカした晴天の日を指します。生まれた季節にとらわれず、あたたかい晴天の日に生まれた女の子の名付けにぴったりですね。

「美琴」みこと

「琴音」の名前でも触れましたが、昔から伝わる琴の美しい音色を連想します。琴は日本の伝統楽器で、とても上品な音色であることから、古風でおしとやかな女の子のイメージの名付けにぴったりです。

「瑠璃」るり

ラピスラズリ PIXTA

七宝の一つの宝石でラピスラズリの和名です。天然石意味辞典によると幸運のお守り石として古くから人々に愛されてきたとされています。

瑠璃色は深く美しい紺色で、自然や宝石を連想させるため、凛(りん)とした女の子のイメージの名付けにぴったりですね。

「和歌/和華」わか

漢字の通り日本に伝わる和歌をイメージし、昔ながらの印象を受けます。「和華」はさらに華やかな印象を与えますね。「和」という漢字は周囲をなごませ、穏やかな子に育つように、という思いを込めて名付ける人が多いようです。

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「美都」みと

京都 PIXTA

名前の響きは今風ですが、漢字が古風で素敵な名前です。「都」という字にはにぎやかで洗練された印象があるとされています。「都」の字は「美都」以外の名前にも、女の子の名付けの止め字として使用されていますよ。

「朱音」あかね

「朱」という文字が落ちついたなかにも温かみのある雰囲気を出してくれ、かわいらしい印象の名前です。同じ読みだと「茜」をイメージする方が多いかもしれないので、少し珍しさを出したい方にぴったりです。

「一華/一花」いちか

花 PIXTA

名前の響きは古風ですが、近年人気が出ている名前です。「一」という漢字には何かで一番になれるようにという思いや唯一の何かを持てるようにという思いを込めて、名付けに使用する人が多いようです。

「小春」こはる

「春」という漢字は四季を表す漢字の中で、夏とともに人気の高い字です。冬から春にかけて、自然が息を吹き返す生き生きとしたイメージの名前ですね。

「珠緒」たまお

「珠」は真珠のような輝きを意味しており、「美しい、綺麗な心を持つ子に育ってほしい」という願いを込めてつけられる名前です。

「美紀/美樹」みき

「紀」という字は、時間や歴史をイメージさせる字であり、きちんと筋道を立てるといった意味があります。「美」とのバランスや意味合いもよいことから、昔から女の子の名付けに好まれている名前です。

美樹や未希など、漢字の組み合わせによっては現代風の雰囲気になる名前です。

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「色葉/彩羽」いろは

和 PIXTA

「いろは」と聞くと、「いろはにほへとちりぬるを…」という「いろは歌」を連想する方が多いでしょう。「色」という漢字にはやわらかさ、「彩」という漢字には色彩豊かなイメージがありますね。

平仮名のままでも、女の子らしくやわらかい印象の名前になるでしょう。

そのほかの名前例

古風でかわいい漢字三文字の女の子の名前

漢字二文字の名前は、同じ読みでも漢字の組み合わせによって印象や意味が大きく変わります。もともとある言葉もいいですし、好きな漢字を組み合わせるのも思い入れが強くなるのでおすすめです。

  • 彩光(あやみ)
  • 伊吹(いぶき)
  • 杏弥(あや)
  • 彩來(あき)
  • 伽耶(かや)
  • 瑚都(こと)
  • 里都(さと)
  • 紗耶(さや)
  • 小柚(さゆ)
  • 紗良(さら)
  • 朱寿(すず)
  • 多笑(たえ)
  • 千詠(ちえ)
  • 千花(ちか)
  • 七緒(なお)
  • 寧々(ねね)
  • 芙実(ふみ)
  • 楓夕(ふゆ)
  • 舞衣(まい)
  • 万桜(まお)
  • 舞里(まり)
  • 美弥(みや)
  • 結葵(ゆき)
  • 和歌(わか)
  • 和花(わか)
  • 美桜(みお)
  • 結珠(ゆず)
  • 里桜(りお)
  • 汐香(きよか)
  • 清良(きよら)
  • 京奈(けいな)
  • 詩音(しおん)
  • 澄玲(すみれ)
  • 珠希(たまき)
  • 千弦(ちづる)
  • 千尋(ちひろ)
  • 日楓(にちか)
  • 和佳(のどか)
  • 遥風(はるか)
  • 楓禾(ふうか)
  • 真琴(まこと)
  • 美織(みおり)
  • 美尋(みひろ)
  • 百華(ももか)
  • 和楽(やわら)
  • 結月(ゆづき)
  • 柚希(ゆずき)
  • 和奏(わかな)

「千穂理」ちほり

着物 PIXTA

漢字の組み合わせは古風ですが、少し変わった名前をつけたいときにおすすめです。ありそうでない珍しい響きですが、読み方が易しく、誰でも読むことができる字であることも高ポイントです。

「珠々果」すずは

「果」には、成し遂げるという意味があり、最後まで強い意志を持って果たせるようにという思いを込めて名前に使われることのある漢字です。

そのほかの名前例

漢字三文字になると、もともとある言葉は少なくなりますので、好きな漢字を組み合わせて意味を持たせたり、きれいな響きになるように読ませたりするようになります。漢字三文字の組み合わせはとても多彩で、ほかにはないような個性的な名前にすることもできます。

  • 彩央依(あおい)
  • 亜花音(あかね)
  • 明花莉(あかり)
  • 明彩日(あさひ)
  • 彩耶佳(あやか)
  • 彩弥音(あやね)
  • 亜弥芽(あやめ)
  • 伊桜里(いおり)
  • 依千華(いちか)
  • 佳弥乃(かやの)
  • 小翔音(ことね)
  • 小都葉(ことは)
  • 琴音美(ことみ)
  • 咲久來(さくら)
  • 咲月希(さつき)
  • 志桜里(しおり)
  • 想乃佳(そのか)
  • 日千花(にちか)
  • 美久璃(みくり)
  • 三千華(みちか)
  • 美月希(みつき)
  • 柚月葉(ゆづは)
  • 結月花(ゆつか)
  • 結月希(ゆづき)
  • 和香奈(わかな)

古風でかわいい「ひらがな」の名前

「さと」

平仮名の名前というのも、粋でよいものですね。響きは古風ですが、親しみやすい名前を付けると、周囲から覚えてもらいやすいのも魅力です。

「りつ」

昔の名前のような響きですが、呼びやすく、覚えやすい名前です。「律」や「利津」など好きな漢字をあてはめてみても、平仮名のままでもよいでしょう。

「ひなた」

温かみのあるひびきの名前。漢字を当てはめてもいいですが、そのままひらがなでもとてもかわいいですね。明るく元気にすくすく育ってほしいという思いが感じられる名前です。

「いろは」

色葉、彩羽という漢字でも紹介しましたが、響きがどこか古風でかわいらしい雰囲気の名前で、ひらがなにすることでかわいらしさがより引き立ちますね。

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そのほかの名前例

ひらがなの名前は、漢字のようにそれだけで意味を持つことはありませんが、もともと漢字の言葉をひらがなにするだけで、やわらかくかわいらしい印象を与えることができますね。響きは好きだけどピンとくる漢字が見つからない場合は、ひらがなにしてみるのはいかがでしょうか。

  • あかり
  • あや
  • いちか
  • こはる
  • さくら
  • すみれ
  • ちとせ
  • ちひろ
  • なずな
  • のどか
  • ひなた
  • ひまり
  • ほたる
  • ほのか
  • みずほ
  • もみじ
  • ゆかり

古風でかわいい「子」がつく名前

「桃子」ももこ

「子」がつく昔ながらの名前も人気です。女の子といえば、桃の節句。桃の花を連想させる名前で、とてもかわいらしいです。

「愛子」あいこ

昔ながらの親しみのある名前でありながら、歌手のaikoさんを連想させるおしゃれな雰囲気もあります。愛情深く優しい女の子に育ってほしい、という思いがこもった素敵な名前です。

「紅子」べにこ

古風で日本らしい色の呼び名ですね。この名前自体はそう一般的ではないかもしれませんが、印象的でとても綺麗な名前です。

「美子」よしこ

「美」は日本の女性の名前としては長く人気のある字ですね。久美子、美由紀など数々の「美」のつく名前があって、どれも昔ながらの名前と言えそうです。

「百合子」ゆりこ

白くて大きなユリのイメージが浮かんでくる、とても綺麗な印象の名前です。

「八重子」やえこ

たくさんの八重桜がきれいに咲いている様子が浮かんでくる名前です。春生まれの女の子にぴったりな名前ですね。

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出典元:
  • 西東社編集部(編)「赤ちゃんの名前ハッピー漢字辞典」50-455(西東社,2014)
  • 栗原里央子「赤ちゃんのしあわせ名前辞典」327-422(ベネッセコーポレーション,2016)
  • 小川環樹「新字源改訂版」1-1176(角川書店,1994)
  • 山田忠雄「新明解国語辞典」1-1642(三省堂,2015)
  • 星の種「天然石パワーストーン意味辞典」(http://www.ishi-imi.com/2008/09/post_20.html,2020年9月11日最終閲覧)

そのほかの名前例

古風な名前の代表と言えば、最後に「子」がつく名前でしょう。好きな言葉や漢字の組み合わせの最後に子をつけるだけで、古風で格式のある名前にすることができます。

  • 佳子(かこ)
  • 華子(かこ)
  • 希子(きこ)
  • 真子(まこ)
  • 莉子(りこ)
  • 凜子(りこ、りんこ)
  • 琴子(ことこ)
  • 桜子(さくらこ)
  • 薫子(かおるこ)
  • 董子(すみれこ)
  • 菜々子(ななこ)
  • 野乃子(ののこ)
  • 美巳子(みみこ)
  • 実日子(みかこ)
  • 也哉子(ややこ)
  • 梨々子(りりこ)
  • 紗弥子(さやこ)
  • 咲良子(さよこ)
  • 紗子(たえこ)
  • 透緒子(とおこ)
  • 緋沙子(ひさこ)
  • 楓子(ふうこ)
  • 鞠子(まりこ)
  • 翠子(みどりこ)

古風で愛称がかわいい名前

愛称がかわいい古風な名前にはどのようなものがあるのでしょうか。どれも子供のときはかわいく呼べて、大人になると落ち着いた印象になれる素敵な名前ですよ。

真ん中に母音が入る名前

  • こうこ(こーこ):香子、紅子など
  • めいこ(めーこ):芽衣子、芽生子など
  • えいみ(えーみ):詠美、映美など

真ん中に「あいうえお」という母音が入るとそのままのお名前自体が愛称のようになります。また「◯ーちゃん」と呼ばれることも多くなり、年齢の小さいうちも自分やお友達に呼ばれやすい名前といえます。

母音の後ろははっきりと発音する音で締めると、印象がぐっと引き締まります。

2文字目に「つ」がつく名前

  • りつ(りっちゃん):律、里津など
  • はつみ(はっちゃん):初美
  • なつえ(なっちゃん):奈津恵、夏恵など

名前の最初をとって愛称をつけることはよくあります。その中でも2文字目に「つ」がつく名前は「◯っちゃん」と呼ばれやすいです。

真ん中に「ゆ」が入る名前

  • さゆり(さゆ):早百合、小百合など
  • ちゆり(ちゆ):千百合、千由里など
  • あゆみ(あゆ):歩美、亜由美、亜弓など

「◯ゆ」という響きは柔らかい印象になります。真ん中が柔らかい音になる分、前後はしっかりと発音する音を選ぶとしっかりとした印象となります。また上品な印象を持つ愛称、名前といえるでしょう。

後ろ2文字で呼びやすい名前

  • ももか(もか):桃香、百花など
  • ももこ(もこ):桃子、百々子など
  • こはる(はる):小春、心陽など

愛称として後ろ2文字で呼ぶ場合には個性的な印象になります。名前はそれほど個性的ではないが人と違う呼び方が良い、という場合などにおすすめです。

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古風でかわいい止め字にこだわった名前

止め字は二文字以上の名前の最後の文字のことを言います。いろいろな名前を考える上で、最初に止め字を決めるという方法もあります。昔からある女の子のとめ字と言えば「子」や「香」などが浮かびます。古風なとめ字を使うことで、まとまりのよい古風な名前になりますよね。

止め字が「乃」の名前

  • しの(志乃、詩乃、紫乃、史乃)
  • りの(理乃、莉乃、梨乃)
  • ことの(琴乃)
  • あやの(綾乃、彩乃、絢乃、文乃)
  • ふみの(文乃、史乃) よしの(佳乃、由乃)
  • よしの(佳乃、由乃)

止め字が「え」の名前

  • さえ(紗江、紗英、早恵)
  • ちえ(千恵、千瑛)
  • かえ(佳恵、加恵、香恵)
  • ゆきえ(由紀恵、友紀恵)
  • まりえ(茉莉恵、麻理恵)

止め字が「よ」の名前

  • かよ(華世、香世、佳世)
  • さよ(小夜、紗世、紗代)
  • みよ(美世、美夜)
  • ともよ(知世、朋代)
  • やすよ(泰世、恭代)

止め字が「ね」の名前

  • はつね(初音)
  • すずね(鈴音、涼音)
  • ことね(琴音)
  • ねね(寧音、寧々)

止め字が「お」の名前

  • なお(菜緒、奈緒、奈央、菜穂)
  • ふみお(史緒、文緒、芙美緒)
  • ななお(奈々緒、菜々緒)
  • たまお(珠緒、玉緒、珠央、珠穂)

止め字が「織」の名前

  • しおり(詩織、史織、紫織)
  • さおり(沙織、早織、彩織、紗織)

季節別の古風な女の子の名前

季節に関連する言葉や漢字を組み合わせると、古風で風流な名前になりますね。特に、花や植物の漢字は上品で女の子の名前にぴったりです。

「春」をイメージする古風な名前

春がイメージされるのは、春に咲く花や植物などの漢字、3月のひな祭りにまつわる漢字や言葉など。また、冬から春に移り変わるときのようなあたたかさを感じる陽気に関する漢字もおすすめです。

・伊吹(いぶき)
・春(はる)
・桃子(ももこ)
・陽菜乃(ひなの)
・雛(ひな)
・春陽(はるひ)
・弥生(やよい)
・陽(ひなた)
・里桜(りお)
・つくし
・心春(こはる)
・萌々香(ももか)
・明(あかり)
・芹葉(せりは)
・菜都美(なつみ)
・卯(あきら)
・蝶子(ちょうこ)
・満(みちる)
・陽子(ようこ)
・茉莉花(まりか)
・香(かおり)
・遥菜(はるな)
・うらら
・若菜(わかな)

「夏」をイメージする古風な名前 

夏がイメージされるのは、青々とした葉をつけた新緑など植物が育っていく様子を感じられる言葉や漢字など。太陽の強い光や水滴などのみずみずしさを感じられる言葉を入れるのもいいですね。

・夏純(かすみ)
・翠(みどり)
・青葉(あおば)
・野々花(ののか)
・緑(みどり)
・立夏(りっか)
・菜美香(なみか)
・澄(すみ)
・若葉(わかば)
・佳奈子(かなこ)
・幸(さち)
・早苗(さなえ)
・さつき
・雫(しずく)
・紫音(しおん)
・菖蒲(あやめ)
・雨衣里(あいり)
・潤(じゅん)
・夏央(なお)
・樹(いつき)
・涼香(りょうか)
・純子(じゅんこ)
・凪(なぎ)
・七海(ななみ)
・菜南子(なみこ)
・渚(なぎさ)
・蓮花(れんか)
・向日葵(ひまわり)
・夏(なつ)
・蛍(ほたる)
・珊瑚(さんご)
・こなつ
・祭(まつり)
・真帆(まほ)
・沙南江(さなえ)
・湊(みなと)
・葉月(はづき)
・帆乃華(ほのか)
・南(みなみ)
・八重(やえ)
・桂(かつら)
・帆波(ほなみ)

「秋」をイメージする古風な名前

秋は少し寂しさを感じる言葉が似合いますが、それが郷愁を誘う味わい深い名前になります。秋によく見られる植物や木の実、夕日や風景にまつわる漢字も秋のイメージですね。また、実りの時期でもあるので、豊かさを感じる言葉もおすすめ。

・香穂(かほ)
・菊(きく)
・千里(ちさと)
・枝里月(えりか)
・萩(はぎ)
・朱雀(すざく)
・夕(ゆう)
・秋桜(おうか)
・梨枝子(りえこ)
・豊(みのり)
・撫子(なでしこ)
・茜(あかね)
・千穂(ちほ)
・亜希江(あきえ)
・晶(あきら)
・胡桃(くるみ)
・詩津歌(しずか)
・朱(あかね)
・穂里(みのり)
・琴都音(ことね)
・秋(あき)
・まどか
・実(みのり)
・紅緒(べにお)
・音(おと)
・小麦(こむぎ)
・和歌子(わかこ)
・詩(うた)
・紅葉(もみじ)
・琴(こと)
・文乃(ふみの)

「冬」をイメージする古風な名前

冬は雪や静けさを感じる言葉で清らかなイメージの名前になります。冬にしか咲かない花やお正月を感じる言葉も、日本特有の古風な印象を与えてくれるでしょう。また、クリスマスにまつわる漢字も、寒いけれどワクワクするような冬の楽しみが込められた名前になります。

・六花(りっか)
・小雪(こゆき)
・ましろ
・聖(ひじり)
・雪乃(ゆきの)
・柚(ゆず)
・柊花(とうか)
・千冬世(ちとせ)
・鈴(すず)
・静香(しずか)
・沙冬美(さとみ)
・灯(あかり)
・柚希(ゆずき)
・いすず
・睦(むつみ)
・鶴子(つるこ)
・羽摩子(はまこ)
・初(はつ、うい)
・寿江(としえ)
・榊(さかき)
・香澄(かすみ)
・明日香(あすか)
・冴(さえ)
・銀子(ぎんこ)
・椿(つばき)
・冬美(ふゆみ)
・紫(ゆかり)
・蕾華(らいか)
・冴映子(さえこ)
・麗(うらら)
・二葉(ふたば)
・清々香(すずか)
・忍(しのぶ)
・梅(うめ)

女の子に古風でかわいい名前をつけてあげよう

女の子 七五三 PIXTA

人気の名前は流行や時世などによって変化し、古臭い名前が敬遠されることもありますが、そんな今だからこそ古風な名前の良さが見直され、ひそかなブームとなっています。また、少し古く感じる名前をあえてつけることにより、個性的でほかの子とかぶることもなく希少な名前としての価値も感じられるでしょう。


古風な名前は、日本の季節や花鳥風月を感じさせる風流なものばかりなので、大人になっても趣のある良い名前になるでしょう。また、漢字だけでなくひらがなの名前も丸みがあってたおやかで、女の子の名前にぴったりです。


時代や流行は繰り返すもの。再び古風な名前が本格的に流行る前に、日本の良さを感じられる古風な名前をわが子につけてみてはいかがでしょうか。

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出典元一覧

  • 西東社編集部(編)「赤ちゃんの名前ハッピー漢字辞典」50-455(西東社,2014)
  • 栗原里央子「赤ちゃんのしあわせ名前辞典」327-422(ベネッセコーポレーション,2016)
  • 小川環樹「新字源改訂版」1-1176(角川書店,1994)
  • 山田忠雄「新明解国語辞典」1-1642(三省堂,2015)
  • 星の種「天然石パワーストーン意味辞典」(http://www.ishi-imi.com/2008/09/post_20.html,2020年9月11日最終閲覧)

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

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