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「かの」という名前の印象は?「かの」と読める漢字も合わせて解説

男の子・女の子とも、「れん」や「めい」など、呼びやすい2文字の名前が近年人気の傾向ですが、「かの」という名前を聞いて、どのようなイメージを持ちますか?女の子の赤ちゃんにおすすめの「かの」という名前、使える漢字や先輩ママからの印象など、ぜひ名づけの参考にしてみてくださいね。

©ママリ

「かの」という名前はわりと多い?それとも珍しい? 気をつけるポイントも

早速ですが、身の回りに「かのちゃん」はいるでしょうか? 多いのか珍しいのか、赤ちゃんの名前ランキングの結果を参考に確認してみましょう。

「かの」に近い名前で最も多く名付けられているのは「かのん」という名前です。

たまひよが毎年発表している「赤ちゃんの名前ランキング」の2021年版・女の子編で、「かのん」という読みは29位に入りました。

また、明治安田生命の調査では「花音」が25位にランクイン。同じ調査では読み部門でも「カノン」が23位なので、「かのん」ちゃんの人気ぶりがうかがえますね。

また、止め字に「の」を使う名前は人気が高く、たまひよの女の子の名前・読みランキングでは「ゆの」が37位に、「りの」が47位という結果になっています。

ですが「かの」という読みでは上位に入っていないため、「かの」は比較的かぶりにくい名前といえるでしょう。

似た名前では、芸術家・岡本太郎さんの母「岡本かの子」さんや、タレントの「西川かの子」さんなど、パパやママの世代より上に「かの子」と表記する名前の人が想起されます。そのため、目新しさというよりは「古風さ」や「落ち着き」を感じる人が多いかもしれません。

そんな「かの」という名前ですが、気をつけておきたいポイントも2つあります。

1つ目は、数が多い「かのん」ちゃんに聞き間違えられる可能性があること。2つ目は、「鹿野」や「狩野」と書いて「かの」と読む名字の人がいるので、名字と勘違いされる可能性がゼロではないことです。

出典元:

「かの」と読む名前に使える漢字は?

それでは、「かの」という名前に使えるおすすめの漢字を紹介していきましょう。

「か」と読む漢字:花・華

訓読みでいずれも「はな」と読む「花」、「華」は、近年女の子の名前によく使われている、圧倒的人気の漢字です。

「花」がたまひよ2021年女の子の名前の漢字ランキング1位、「華」が20位でした。

「花」には

  • 草木の花
  • 奈良時代は梅の花、平安時代以降は桜の花をさす
  • 美しい、華やか
  • 花の形をしたもの
  • 花のように美しいもの

という意味があります。

近年は「花」だけでなく「菜」や「莉」など、植物を連想させる漢字が好まれる傾向があります。「自然の中でしっかり根を張ってすくすく成長する、ナチュラルな魅力のある女の子になってほしい」という願いが現れているのではないでしょうか。

一方、「華」には

  • 草木の花
  • はなやか、にぎやか
  • 栄える
  • すぐれている

などの意味があります。可憐な「花」に対して、「華」のほうには「華麗」や「華美」といった熟語にあるような、きらびやかな印象がありますね。

どちらを使っても、シンプルに「人に愛される、魅力にあふれる子に」という思いが感じ取れるでしょう。

「か」と読む漢字:香

「香」は「か」と読む中では、世代を問わず多く使われている、定番の漢字といえるかもしれません。

ちなみに「香」はたまひよの女の子の漢字ランキングでは27位でした。

「香」の意味には

  • よいにおい
  • かんばしい、においがよい

といったものがあります。

「いい香りのように、周囲に自然と人が集まる人に」という願いも込められるでしょう。

「花」や「華」も同様ですが、漢字の具体的な意味そのものよりも、女性の「柔らかさ・しなやかさ」を表現するのに使われているパターンが多そうです。例外はもちろんありますが、男の子の名前ではなかなか見かけない文字です。

「か」と読む漢字:佳

そうした傾向の中で少し趣向が異なるのが、たまひよの漢字ランキングで45位に入る「佳」という漢字です。他には「ケイ」や「ヨシ」と読み、老若男女の名前で見かけることがあるのではないでしょうか。

「佳」の意味には、

  • 美しい
  • すぐれている
  • めでたい
  • おいしい

といったものが挙げられます。見た目も中身も優れた人に、という願いを込めることができるでしょう。

「か」と読む漢字:果

「花」や「華」と同様、植物に由来する漢字ですが、同じ「か」でも「果」を使うとまた印象が少し異なります。

「果」は、

  • 木の実
  • 原因があって生じるもの
  • 仏教の悟りの境地
  • 思い切ってする
  • 予想どおり、はたして

といった意味を持つ漢字です。

「果実」の持つ、実りやみずみずしさのイメージとともに、「勇敢さ」や、仏教的・哲学的なニュアンスを含む複雑な意味合いがある漢字です。

シンプルに「実りのある人生を」という願いを込めることもできますし、同時に「勇気を持って挑むことができる人に」「未来を見据えて行動できる人に」というように、意味を重ねるのもいいかもしれません。

「の」と読む漢字:乃

ここまでに紹介した意外にも、「か」と読める漢字はたくさんありますが、「の」と読む漢字はバリエーションが比較的多くありません。

一番人気の「乃」は、たまひよのランキングで4位を記録しています。

「乃」は接続詞や代名詞で使われることが多い漢字で、それ自体で特別な意味を持つ字ではありません。総画数が2画と書きやすく、響き重視で使われることが多いと思われます。

「の」と読む漢字:野

続いて紹介するのは、「野」です。名前よりも名字でよく見かける漢字ですよね。

「野」が持つ意味には、

  • のはら
  • 自然のままの
  • 範囲

などがあります。

「広い心を持つ人に」や「広い世界を駆け回る人に」といった願いを込めて使うのもよいでしょう。

「の」と読む漢字:希・望

ここからは「名乗り読み」に相当し、初見では意図通りには読んでもらいにくい漢字を紹介します。

「希」はたまひよの漢字ランキング18位に入る人気の漢字です。「のぞみ」「のぞむ」のほか「き」などと読むのが一般的ですが、「のぞみ」の初めの音を取って「の」と読むこともできます。

「希」の意味には

  • まれ、少ない、珍しい
  • こいねがう、望む
  • 薄い、まばら

といったものがありますので、「唯一無二の存在感を持つ人に」「夢を実現する人に」といった願いを込めてみるのはいかがでしょうか。

また、「望」も同じく「のぞみ」という訓読みと意味を持つ漢字です。

名字や「か」に充てる漢字とのバランスを考慮して、どちらかを決めてもよいかもしれません。

一文字や平仮名表記の「かの」もおすすめ

また、2文字の組み合わせ以外では、「願いを成就する」という意味を込めて「叶」を「かの」と読ませるのも一案です。

また、平仮名だけで「かの」と表記するのもかえって珍しく、読み間違いがなく覚えてもらいやすいでしょう。

出典元:

「かの」やそれに近い名前に対する先輩ママの声

最後に、「かの」やそれに近い名前についての先輩ママの意見を、ママリのBBSからピックアップしてみましょう。

「かの」と「いよ」を検討しているママに対しては

かのちゃんも可愛いですね♡
ママリ|ママの一歩を支える、女性限定Q&Aアプリ

という声がありました。

また、「叶」という漢字の印象を尋ねる質問には

叶は女の子ぽいイメージです!
ママリ|ママの一歩を支える、女性限定Q&Aアプリ
"叶"は、流行っていて周りに多いので
いい意味でイマドキの名前だなぁと感じます😊
ママリ|ママの一歩を支える、女性限定Q&Aアプリ

という回答が寄せられています。

「かの」は周りとかぶりにくく古風かつかわいい名前!

「かの」という名前に使える漢字で、ピンと来るものがあったでしょうか?

古風な印象もありながら、「かのちゃん」と呼んでもらえるかわいらしい響きでおすすめですよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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