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春生まれの女の子。先輩ママはどんな名付けをしている?
まずは春生まれの女の子の先輩ママが子どもにどんな名付けをしたのか、そのエピソードをいくつかご紹介します。どれも春らしいかわいらしい名前ばかりです。
-中略-
菜々と候補を挙げたのは、予定日が春、春のお花、菜の花、花言葉が明朗快活だったので”明るく元気があればそれでいい”と思ったからです😊🌼
漢字はもうストレートに読みやすいやつ!と決めていました👩
春生まれだったので旦那と「桜」っていう文字を入れたいね。という話をしていました!
どうしようか考えていたら
「こはる」って響きが可愛いなー😌
春の花といえば桜…🤔
など色々考えて
『将来(來)、ずっと桜のようにいろんな人から愛でられる存在であって欲しい』という願いを込めて名付けました!
春はお花がたくさん咲く季節なので、花の漢字を使った名前をつけたくなりますね。また5月(May)と新芽の「芽」を使ってめいちゃんという名前も。
春は季節柄わくわくするような名前が思い浮かびやすい時期かもしれませんね。
春生まれの女の子に付けた漢字でよく使われていたのは?
春生まれの赤ちゃんの名付けに使われる漢字は、春の植物や温かさ、生命力を感じさせるものが多いように感じます。春は女の子の名前にふさわしいお花もたくさん咲いていますよね。
漢字とともにママリに投稿されたエピソード、漢字の画数や意味なども紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
1位.「菜」(な、さい)
1位は春に咲く黄色い花、菜の花の「菜」です。画数は11画。名づけで使用される読み方は「な」がほとんどで、読み間違えられることは少ないでしょう。
止め字、先頭字、中間字のどこにでも使えるため、さまざまな組み合わせの名前ができます。花の名前を付ける際には、花言葉も調べて由来の一つに加えても良いですね。
2位.「結」(ゆう、ゆい、ゆ)
2位にランクインしたのは、季節や男女を問わず使われることの多い「結」です。画数は12画です。一文字で「ゆい」とよむこともでき、他の漢字と組み合わせて「ゆい」「ゆう」などの読み方で使うこともできます。
ご紹介した先輩ママのように両親の好きな有名人、キャラクターなどからヒントを得て名前を思いつくこともあるかもしれません。その場合でも、漢字の意味やイメージなどを調べておくとよさそうですね。
「結」という字には、「つなげる」、「約束する」という意味があります。「人と人の結びつきを大切にして思いやりのある人になって欲しい」、「努力が実を結んで成功をつかみ取れるような人になって欲しい」というような願いを込めることができます。
3位.「心」(こころ、ここ、しん、み)
2019.3.14
性別がわかったあたりから
旦那にたくさんの名前の候補(由来も旦那なりに笑)をだしてもらっていました😌
そこで私が
それ可愛い!とか
それもいいね〜!とか
ん〜どうかな〜
みたいな感じで選びました🧡
とても楽しかったな〜🤣
そのあと漢字を決めて一応画数も調べたらとても良かったので決定になりました🥰
夫婦ともに大満足です💕💕💕
生まれてくる赤ちゃんの名前を考えるのは難しいですが、こちらの方のように楽しんで考えることができるとよいですね。
3位にランクインしたのも、季節を問わずに使われる「心」です。「優しい心を持った子に育つように」という両親の願いが込められそうですね。
一文字で「こころ」と読めますが、他の漢字と組み合わせて「しん」「ここ」と読むこともできます。画数は4画で、シンプルかつバランスがとりやすい漢字です。
4位.「桜」(さくら、お、おう)
4位は春に咲く花の代表格「桜」でした。確かに桜は春のイメージが強いですよね。華やかで美しさを感じさせるため、女の子の名付けでは人気が高い漢字でした。こちらのエピソードの方は、両親の思い出の小学校名から漢字を選んだそうですよ。
「春のやわらかい日差しのように温かい心を持った人になって欲しい」というような願いを込められます。
画数は10画で、「さくら」という読み方以外にも、ほかの漢字と組み合わせて「お」「おう」などと読むことができます。エピソードにもあったように、止め字として使用されることが多いでしょう。
5位.「咲」(さき、さく、えみ、さ)
こちらの方のように、読み方を先に考えて漢字を当てはめることもあるでしょう。
春といえば、たくさんの花が「咲く」季節です。「咲」という漢字には花が咲くという一般的な意味以外に「笑う」という意味もあります。
一文字で「さき」という読みで使うこともできますが、シンプルな漢字のため、ほかのさまざまな漢字とも相性がよさそうですね。笑顔や明るさを連想させる字のため、名付けでも人気のある漢字です。
画数は9画で、「さ」「さき」「えみ」などの読み方ができて女の子らしいイメージの漢字ですね。
6位~10位にランクインした漢字は?
それではここからは6位から10位までの漢字を一気に見てみましょう。
- 6位.「愛」(あい、まなみ、めぐみ、あ、え)
- 7位.「莉」(り、れい、まり)
- 8位.「紬」(つむぎ)
- 9位.「真」(ま、しん、まな、なお、ちか、み)
- 10位.「幸」(ゆき、みゆき、さち、こう)
6位は「愛」。「周囲の人から愛されるように」などの思いを託して名付けるパパママもいると思います。画数は13画で、「あい」の読み方以外にも「あ」「え」「まなみ」「めぐみ」などの読み方ができます。
7位にランクインした「莉」はジャスミンを漢字表記したときの「茉莉花」のイメージから女の子の名前で目にするかもしれません。画数は10画、「り」の他に「れい」「まり」と読むこともできます。
8位は「紬」。一文字で「つむぎ」と読むこともでき、「生」「希」などと組み合わせて「つむぎ」と読ませることもできます。画数は11画です。
9位は「真」。まっすぐ、正直などの意味をもちます。旧字体の「眞」も同じ10画のため、他の人と被りにくい字を使いたい場合などは「眞」を選ぶのもよいかもしれません。
10位は、世代・男女を問わず使われることの多い「幸」です。画数は8画で、一文字読みだと「ゆき」「みゆき」「さち」と読むことができます。
春に咲く花は150種類も!名付けにぴったりな花はある?
春は暖かくなって来て花がたくさん咲き始めます!春に咲く花はなんと約150種類も。
今回は、桜はもちろん珍しい花からも付けられそうな名前をまとめてみました。
春の優しい日差しを浴びて満開に咲き誇るかわいい花たちのように、元気いっぱい愛らしい子に育つよう願いを込めて選びたいですね。
桜(さくら)
まずは桜。春の花の代表格ともいえる花ですよね。日本の国花でもあり、しっとりと優雅な印象があります。
「さくら」とそのままも読む場合も、最近では他の字と合わせて「さ」と読ませる場合もありますね。
- さくら/サクラ
- 桜/桜良/桜蘭/櫻
- 咲良/咲羅/朔蘭/朔良
- 彩桜春(いろは)
- 伊桜里(いおり)
- 佳桜理(かおり)
- 桜里英(おりえ)
女の子の名前では「~お」と読ませて「美桜」で「みお」ちゃんと読むこともあるようですね。どれも春らしいとってもかわいい名前です。
杏(あんず)
杏は花びらは5枚、淡いピンク色で桜よりもやや早い時期に咲きます。花の形状は桜に似ています。日本に来たのは奈良時代だそうで、古くから日本で愛されているお花です。
- 杏(あん/あんず/きょう/こう)
- 杏花/杏香(あんか)
- 杏樹(あんじゅ)
- 杏子(あんず)
- 杏南/杏名/杏奈/杏菜(あんな)
- 杏李/杏里(あんり)
- 杏佳/杏果/杏花(きょうか)
「杏」は「あん~」「~あん」と読むだけで今っぽいかわいい名前になりますね。そのまま「あんず」と読んでも「読めるけれど珍しい」感じがします。
桃(もも)
桃は桜と同時期くらいかやや早い時期に咲きますね。女の子の節句である「桃の節句」に飾られるかわいいお花です。
桃の花の実である桃には魔よけの意味もあり、古来、日本では大切にされてきた植物です。桃は本来実がたくさんなる植物だそうなので、子どもが自分の希望をたくさん叶えるよう願いをこめられそうですね。
- こもも
- 千桃(ちもも)
- 桃(とう/もも)
- 桃佳/桃架/桃華(とうか)
- 桃子(ももこ/とうこ)
- 桃李/桃莉(とうり)
- 桃恵(ももえ)
- 桃夏(ももか)
- 桃彩(ももせ)
一文字で「もも」と読ませても、他の字と合わせても春らしく、ほんわかした雰囲気がでる素敵な名前ですよね。
香りよき桃のように、周りの人の心を和ませてくれる素敵な人に育ってくれそうです。
- NHK「モモ(桃)の基本情報」みんなの趣味の園芸(https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-1001,2021年10月27日最終閲覧)
菫(すみれ)
すみれは温帯を中心に広く、種類も400以上あると言われています。色もさまざまですが、日常的には紫、白、黄色を目にすることがあるのではないでしょうか。
すみれ全体の花言葉は「謙虚」や「誠実」という意味を持っているのでおしとやかな印象があります。菫には「すみれ/きん」の読み方があり、「菫玲」というように他の字と合わせて「すみれ」と読ませることもあるようですよ。
- 花菫/香菫(かすみ)
- 菫恵(すみえ)
- 菫音(すみね)
- 菫(すみれ)
ママリの投稿では、すみれちゃんは漢字一文字を使った候補が複数ありました。ただ、すみれちゃんはお花由来でも漢字を使わずカタカナやひらがなで、という先輩ママも。
他にも読みは「すみれ」で漢字は「純玲」にするなど他の漢字を使う予定という方もいました。
梅(うめ)
白梅、紅梅と色もさまざまな梅。白から濃いピンクまで全てが咲き乱れるととてもきれいな景色になりますよね。また梅は2月末くらいから咲く場合もあり、いち早く春の訪れを告げてくれるイメージもあります。
そんな梅の花言葉は「忠実」や「忍耐」だそうです。白い梅のみで言うと、花言葉は「気品」という意味も持っていると言われています。
梅は通常読み、人名読み含め「ばい/うめ/め」の3種類が基本のようです。
- 綾梅/彩梅(あやめ)
- 梅果/梅花(うめか)
- 梅乃(うめの)
- 奏梅(かなめ)
- 子梅/香梅(こうめ)
- 梅依(めい)
- 悠梅(ゆうめ/ゆめ)
結局違う名前にしましたが、もしも「小梅」という漢字に抵抗があるならば、自分の職場に「香芽」ちゃんがいますので、ご参考までに😊
「うめ」のつく名前、ママリの投稿には「こうめ」と読んで「心梅」ちゃん、「小梅」ちゃん、「香芽」ちゃんなどがありました。
響きもかわいらしく、和風な名前で素敵な女の子をイメージしますね。
他にも愛らしい植物がたくさんの春!
春は花が咲く植物もさまざまで、新しい目も出てはつらつと新鮮な気持ちになれる季節ですね。ここまでにご紹介した以外で、春生まれの子の名付けに使える植物をご紹介します。
つくし(土筆)
つくしは毎日少しずつ伸びていく姿から花言葉が「向上心」や「努力」と言われています。ひらがなでも漢字でも素敵ですね。苗字とのバランスを見て決めるのも良いかもしれません。
ちなみに、漢字だと「土筆」は15画になります。
あやめ
あやめは5月ごろに開花する花で、花の色は紫や白、花びらに黄色や紫の横縞模様があります。草地など乾いた場所で育つ花です。
花言葉は、「よいメッセージ」「希望」などです。あやめは漢字がないので名前にするときはひらがなを選ぶ方もいるかもしれませんね。ひらがなの名前をつけたいという場合には候補に入れやすいと思います。
たんぽぽ
春のなじみ深い花といえばたんぽぽ。3月ころから咲き始め、黄色や白があります。たんぽぽの黄色はビタミンカラーで元気になりますね。たんぽぽはそのままひらがなの名前にしてもかわいいですし、黄色をイメージする漢字を使うのも良いかもしれません。
たんぽぽの花言葉は「幸せ」「真心の愛」などがあるようです。たんぽぽは根をしっかり張って育つ花でもあるので、芯の強いみんなに愛される子になるよう願いをこめたいですね。
アネモネ
春先から花を見ることができるアネモネ。白や紫はお花屋さんでも見かけることがあるでしょう。アネモネは色によって花言葉が違い、白いアネモネは「真実」「期待」、紫は「あなたを信じて待つ」、赤のは「君を愛す」だそうです。
アネモネは花の名前から「モネ」を取ってもかわいいですし、紫や赤、白を名前に入れても素敵です。ちなみにアネモネの和名は「花一華」、「牡丹一華」というそうなので、ここから「一華」と名付けても良いですね。
クレマチス
お庭で見かける機会のあるクレマチスは、イギリスではつる性植物のクイーンに位置づけられているそうですよ。和名で鉄線(テッセン)と呼ばれることもあり、日本でも古くから親しまれています。花の咲いている期間が長いので、ずっと咲き続けられるように…と願いをこめられそうですね。
クレマチスの花言葉は「美しい精神」や「旅人の喜び」だそうです。色によって諸説ありますが、世界にはばたくような子に育ちそうですね。語源はギリシャ語のklema(ツル)ということなので、こうしたところから「クレナ」などの名付けにも生かせそうです。
ラベンダー
精油でもおなじみのラベンダー。初夏のイメージですが実は開花は5月ころからだそうで、春の花として紹介されることもあります。ラベンダー精油は「」などの効果があるとされていて、リラックスタイムに使っているパパママもいるかもしれませんね。
ラベンダーの和名は「薫衣草(クンイソウ)」。「薫」という漢字や「衣」という漢字が使えそうです。花言葉は「献身的な愛」や「静寂」だそう。ラベンダーの花由来の名付けをすると、落ち着いた雰囲気の穏やかな、周りを癒す子に育ちそうですね。
子どもには願いを込めた素敵な名前を贈ろう!
©ママリ
気になる名前はありましたでしょうか?日本での春は3月から5月の3か月間と言われていますが、もちろん何月に生まれても付けられる素敵な花の名前が多いのでぜひ、参考にしてみてください。
名前は一生もの、と言われています。お子様が成長して名前の由来を聞かれたときに、ママとパパの気持ちが届くような素敵な名前になると良いな、と思います。