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冬生まれの女の子。先輩ママはどんな名付けをしている?
名付けは画数や響きを最重要視している場合、季節感は問わないという方もいます。一方で生まれた季節に関する言葉や漢字を使いたいな、というママパパも。
まずは季節にちなんだ名付けをした先輩ママのアイデアをご紹介します。
雪月(ゆづき)
予定日ギリギリになってもなかなか決まらず、候補はいくつも上げてたのですが出産した次の日が関東では珍しく雪が降っていたので『雪』という漢字を入れたくて考えなおしました(笑)
夜生まれて朝方キレイな雪が降ってきたその日を表し『雪月』にしました。
冬を連想するもの…といえば「雪」ということで、雪という漢字・響きを使った名付けがありました。出産の次の日に雪が降っていた…というエピソードもあり、素敵ですね。
子どもの名前と出産のころの風景が結びついて、忘れられないエピソードになりますね。
最初にご紹介した投稿の「雪月」ちゃんもですが、冬は空が澄んで星や月が美しく見えるので、「月」をいう漢字を使いたくなるママパパもいるようです。
冬のイベントである「冬至」で使用する「柚子」と美しい冬の月を合わせた名前もとってもかわいいですね。
うたという読みは安定期を向かえた頃に突然頭に思い浮かんで、不思議な感覚のまま、この子の名前は絶対うたにする!と決めました。漢字は詩や唄が苗字の画数と相性が悪くて、考え抜いた結果この漢字に決めました!
沢山愛をもらって愛を与えて幸せになって欲しいと願いを込めました。誕生日も予定日より早く産まれてクリスマスイブに来てくれて嬉しかったです。
クリスマスイブに生まれた女の子に「愛多(うた)」と名付けたというママ。響きそのものは「ひらめき」だったそうです。
考え抜いて選んだ漢字もクリスマス生まれにぴったりの愛のあふれる名前ですよね。
女の子
2018年12月生まれ
長女と同じく愛を使いたかったです。
長女が陽なので、太陽と月にしたいなと思い、月を意味する るな にしました。
瑠は12月の誕生石、ラピスラズリの和名が瑠璃なのでその 瑠 を使うことにしました😊
季節にちなんだ名前、ということで「誕生石」を使っているママもいました。12月の誕生石はラピスラズリ(瑠璃)なので、その漢字を使うというのも粋です。
ちなみに冬の誕生石は、12月がラピスラズリ(瑠璃)・ターコイズ(土耳古石)・タンザナイト(灰簾石)、1月がガーネット(柘榴石)、2月はアメシスト(紫水晶)だそうです。()内は和名。
- iStone「誕生石一覧」(https://www.istone.org/birth.html,2021年10月7日最終閲覧)
冬生まれの女の子に付けた漢字でよく使われていたのは?
それでは次にママリに寄せられた口コミからのエピソードだけではなく、意味や人名読み、実際の名前に使えそうな漢字の組み合わせなどもあわせて紹介しています。
冬ならではの寒さに温かみを与える漢字や、草花を表した漢字が主にランクインされていますよ。
1位.「果」(か、は、あきら、はた、まさる)
ママリ調べで1位に選ばれた漢字は「果」でした。果物や木の実を表す字で、果物のようにみずみずしい美しさを持つ女性になりますようにと願いを込めることができますね。
また、「成し遂げる」という意味もあり、最後まで強い意志を持って果たせるようにという思いを込めることもできますよ。
人名読みは、「あきら」、「か」、「はた」などがあります。特に「か」の漢字を当てる際に用いられることが多いかもしれません。
うーんと色々名前上げて最終候補が(ゆうな)か(すずは)になりました。
どっちがいいかなー!って浴槽に浸かって、考えてふと(すずは)の方がいいなって思って主人に伝えてみたら(珠々)この漢字で(すず)って読むのを調べてくれてこの漢字に決まりました。「は」を「果」か「葉」どちらにするか迷って私の母に「果の方が、末広がりでいいんじゃない?」って言われて「果」に決まりました‼️☺️
意味としては、「数珠やブレスレットのように多くの人と繋がり合い、自分自身で決めた目標などを果たせる子であってほしい」っと思いつけました!(^-^)
同じ「果」を使っていても「は」と読むか「か」と読むか、また一緒に使う漢字の雰囲気でもイメージが変わりますね。
静かなイメージにも元気なイメージにも使える素敵な漢字です。
2位.「花」(はな、か)
冬は春の前の時期であるだけに「花」をいう漢字を使うとパッと華やぐ感じがしますね。また冬は咲く花が少ない分、冬に咲く花は他の季節より目を引きやすい気もします。
冬に咲く花はクリスマスローズやスノードロップなど可憐な花でありながら寒さに強い「芯の強さ」も持ち合わせています。きっと冬生まれの女の子も「花」がつく子は芯が強い素敵な女性になりそうですね。
「花」は読みとしては「はな」以外にも、「はる」「みち」「もと」「か」などもあります。
「花月」ちゃんは「はづき」ちゃんと読むようです。はーちゃん呼びはかわいいですね。冬をイメージさせる「柚子」と合わせての名前も冬っぽさが出ていて素敵です。
意見の中に「ゆずの花の花言葉」と出ていますが、柚子の花の花言葉は「健康美」「汚れなき人」「恋のため息」だそうです。とてもロマンチックですね。
- 馬路村農協「ゆずの花」(https://umaji-yuzu.blog/ゆずの花/,2021年10月7日最終閲覧)
3位.「華」(か、け、げ、は、はな、はる)
2位と同じく「はな」ではありますが、こちらは「華」の漢字です。
「か」と読む名前を付けるとき、「花か華で迷う」というパパママもいるようです。画数や名字とのバランスなどを考えつつ、その子にぴったりの名前を贈りたいですね。
最初は一華(いちか)がよかったのですが
旦那側の近しい親戚にいるとのことで諦めました。
私が花を見るのが好きで
冬の草花の名前を探していたのですが
そもそもの「はな」
でいいじゃん!となり(^^) 笑
ママリの投稿の中には、冬生まれではありませんが「いちか」ちゃんと名付けるのに「一花」が良いか「一華」が良いか迷っているという投稿もありました。
候補にあがって迷うときには、ママリのように先輩ママの意見を参考にするのも良いかもしれませんね。
4位.「菜」(さい、な)
冬は色味がモノトーンな感じがしますが、だからこそ名前に華やぎを感じたいと思うママパパもいるのではないでしょうか。ここまでに登場した「花・華」はもちろん華やぎを感じますが、「菜」を使って瑞々しいグリーンを感じるのも素敵ですね。
妊娠中の思い出がきっかけになって付けた名前、また方言がもつ優しい意味から付けた名前、どれも素敵ですね。
読み方はそれぞれありますが「結菜」ちゃんという名前は、大手保険会社の名前ランキングでも上位にくる、かわいい人気の名前ですよね。
- 明治安田生命「名前ランキング2020」(https://www.meijiyasuda.co.jp/sp/enjoy/ranking/index.html,2021年10月13日最終閲覧)
5位.「咲」(さき、えみ、しょう、さえ、さ、ら、さい)
冬はクリスマスやお正月など、人が集まって「笑顔」になる機会のあるシーズンです。そんな冬シーズンにぴったりな「咲」という字を使った名前もママリの中では人気でした。
咲羽(さくは)
男の子なら私が、女の子なら旦那が決めるということでしたが、私が保育士なので教え子と被らないよう旦那さんが頑張って考えてくれました🙌
旦那さんは言葉の響きを大切にし、綺麗に聞こえるのにこだわったみたいです✨
漢字は私が決めました!
咲→笑う、かわいらしい
羽→のびやかに
投稿にもあるように、「咲」には「笑う」という意味があります。このため「笑顔あふれる人生を送ってほしい」とか「笑顔を絶やさない子になってほしい」という願いをこめてこの漢字を選ぶパパママもいるようです。
のびやかに笑ってほしいという願いの「咲羽ちゃん」、とってもかわいいですね。
冬(12・1・2月)生まれの女の子におすすめの漢字や名前は?
生まれてくる赤ちゃんに、春夏秋冬の季節にちなんだ漢字をつけることも多いかと思います。冬といえば、クリスマスや雪、誕生石から名前のヒントにするものがたくさん。
寒い冬に心がほっこりするような優しく温かな名前や、冬だからこそ元気いっぱいな明るい印象の名前など、いろいろありますよ。
季節に関連する漢字
まずは冬という季節に関連する漢字をご紹介します。
冬
- かずは:冬桜・冬葉
- ふうか:冬楓華・冬楓花
- ふゆか:冬奏・冬愛・冬夏
- さと:冴冬
- みと・みふゆ:深冬
- とまり:冬毬
- こふゆ:小冬
- ふゆね:冬音
- みふゆ:美冬
- かずさ:冬紗
- とうか:冬香
- とうり:冬凛
- ことね:小冬音
冬生まれということで、直球で「冬」という字を使った名前。冬は「ふゆ」とも「とう」とも読めるので、使い方はさまざまですね。
雪
- さゆき:紗雪
- こゆき:小雪
- ゆきの:雪乃・雪之
- ゆき:雪
- ゆり:雪莉
- ゆきな:雪奈
- ゆきね:雪音
- こゆき:恋雪
- せおり:雪織
- ゆきの:雪乃
- ちゆき:千雪
- せつの:雪埜
- せっか:雪花
冬の風物詩「雪」を用いた名前です。雪は白をイメージさせるので清廉な印象が持てますね。
氷
- ひおり:氷織
- ひお:氷魚
- ひさと:氷聖
- ひすい:氷翠
- ひの:氷乃
- ひお:氷音
- ひかる:氷佳琉
- ひなぎ:氷凪
- ゆうひ:夕氷
- はるひ:晴氷
- ひまり:氷茉莉
- ひなみ:氷奈海
- ひかる:氷佳琉
- ひょうか:氷華
瑠・璃・柘・紫・晶
- るり:瑠璃
- りこ:璃子
- りりか:璃々華・璃々花
- しづき:紫月
- あきら:晶
- あいの:柘
- えりな:柘菜
- のえる:乃恵瑠
- えみる:笑瑠
- りの:璃乃
- さり・さえり:冴璃
- あきな:晶菜
- ちあき・ちあ:千晶
- むつみ:夢柘実
- つきの:柘姫乃
- しえ:紫映
- しすい:紫水
先述でも触れていますが、冬(12月・1月・2月)の誕生石は、それぞれラピスラズリ(瑠璃)・ターコイズ(土耳古石)・タンザナイト(灰簾石)、1月がガーネット(柘榴石)、2月はアメシスト(紫水晶)です。
このため、該当月が誕生月になる赤ちゃんには誕生石にまつわる漢字を使うのも素敵ですね。ただし現時点では柘榴の「榴」は人名漢字には使えませんので注意しましょう。
- 法務省「人名用漢字表」(https://www.moj.go.jp/content/001131003.pdf,2021年10月13日最終閲覧)
暦やイベントをイメージした漢字
冬は和暦で12月=師走、1月=睦月、2月=如月です。こうした和暦にちなんだ漢字を使ったり、冬のイベント「クリスマス」や「お正月」にちなんだ名前もかわいいですね。
師・睦・如
- かずよ:師世
- あゆむ:歩睦
- むつみ:睦・睦美
- いくみ:如美
- さゆき:彩如・紗如
- なお:如
- しき:師季
- みやこ:師
- しおん:師音
- あつこ・ちかこ・なつこ・むつこ:睦子
- むつき:睦月
- なつみ:睦実
- よしの:睦乃
- いくこ:如子
- いくみ:如水
- みゆき:美如
和暦にちなんだ漢字を使った名前は漢字を見ると古風ながらも、品のある名前が付けられそうですね。師走の「師」は女の子に使われることは珍しいようですが、その分、個性的な名前を付けられそうです。
聖・愛
- みか:聖花、聖華、
- みこ、しょうこ:聖子
- さとみ:聖美
- みさと:美聖、未聖
- まな・あい:愛
- せいあ・せいな:聖愛・聖菜
- きよ・ひじり:聖
- ちさと:千聖
- せいら:聖空
- あやせ:彩聖
- せあ:聖愛
- あや:愛夜
- ゆあ:雪愛
- とうあ:冬愛
- あすみ:愛澄
クリスマスのイメージが強い「聖」や「愛」はきらびやかで尊い感じの名前が付けられそう。「聖」はひじりとも読みますので、一文字で印象深い名前にもなりそうです。
橙
- とうこ:橙子
- おと:音橙
- とうか:橙花
- こと:瑚橙
- みどり:美橙里
- みどり:美橙里
- ゆず・とう:橙
- さと:佐橙
- いと:依橙
- とあ:橙愛
- とわ:橙和
- とうり:橙梨
- のどか:乃橙香
- とうみ:橙美
- たいこ:橙子
- とおか:橙禾
「橙」は「だいだい」と読み、お正月のお飾りに使う植物のことです。このことから、お正月をイメージさせる漢字ということで「橙」を使っての名付けも季節感がありますね。
橙は柑橘類の植物であり、冬はみかんも季節の植物なので「橙」を使っての名付けは冬にぴったりではないでしょうか。
冬の植物イメージの漢字
冬はたくさんの植物が花を咲かせる季節ではありませんが、実をつける植物は結構ありますよね。ここでは冬の植物をイメージする漢字をご紹介します。
「柚」
- ゆずは:柚葉・柚羽
- ゆずき:柚月・柚希・柚季
- こゆり:恋柚
- なゆ:奈柚・菜柚・那柚
- みゆう:美柚
- ゆず:柚
- ゆう:柚羽
- みゆ:美柚
- まゆ:真柚
- ゆうか:柚華
- ゆうな:柚南
- ゆうり:柚李
- みゆう:美柚
- ゆずほ:柚穂
- ゆいか:柚唯花
冬至に用いる柚子。この柚子からとって「柚」の字を使った名前も冬生まれの子に人気のようです。恋に柚と書いて「こゆり」ちゃんなんてとても個性的でかわいらしいです。
他にも「ゆずき」ちゃんや「みゆう」ちゃんなど柚の字は幅広く使える字でもありますね。
柊
- とあ:柊愛
- ひより:柊和
- ひな:柊菜
- はるひ:晴柊
- しゅうか・とうか:柊華
- ひまり:柊鞠
- ひづき:柊月
- しゅり:柊里
- ひなみ:柊南
- あさひ:麻柊
- ひこと:柊琴
- とうか:柊佳
- ゆうひ:悠柊
- ひかり:柊伽里
- ひなの:柊菜乃
12月のクリスマス、そして2月の節分と冬の植物として代表的な「柊」。この漢字を使うと凛としたイメージのある美しさを感じますね。「とう」と読みがちな漢字ですが「しゅう」とも読むので名付けの幅が広がりそうです。
冬を感じる色をイメージした漢字
冬をイメージさせる漢字。最後は「冬っぽい色」の漢字です。雪をイメージする「白」だけでなく、澄んだ空のイメージなど冬の色にもさまざまな想像が膨らみそうです。
白
- ましろ:真白・茉白
- しらゆき:白雪
- きよ:白
- しほ:白帆
- ゆき:雪白
- はな:白那
- きよか:白花
- こはく:瑚白
- しおん:白音
- しらほ:白帆
- さゆり:白百合
- さゆこ:白湯子
雪だったり、冬の白い息をイメージする「白」。「けがれがない」という印象もあるので、美しい感じがします。白を使う名前「ましろ」には「ま」を「茉莉花(ジャスミン)」の「茉」を使う人も。
ジャスミンは白い花なので、イメージもぴったりですね。
蒼・青
- あおい:蒼唯・明青衣
- そうこ:蒼生子
- あおな:蒼菜・青奈
- あおば:蒼葉・青羽
- あお・あおい:蒼・青
- のあ:乃蒼
- ゆあ:佑蒼
- あおか:蒼叶
- あおな:蒼名
- ちひろ:千蒼
- ひろこ:蒼子
- せいか:青花
- なおこ:菜青子
- かおる:花青留
冬は空が澄んで青く美しいですよね。こうしたイメージから「青」や「蒼」を使う名前をつけるパパママも。「あおい」という人気の名前でも、冬生まれをイメージして「蒼唯」とつけることもできそうです。
澄
- あかり:澄月・澄空・澄星
- かすみ:香澄・華澄・風澄
- きよら:澄桜・澄空
- すみれ:澄怜・澄鈴・澄麗
- あすみ:亜澄
- すみか:澄歌
- あかり:澄月
- あずみ:歩澄
- すみ:澄未
- すみえ:澄映
- ますみ:真澄
- みすみ:心澄
- あすか:明澄香
- すずの:澄々乃
蒼・青は冬の澄んだ空のイメージということで、「澄」を使う名前も。冬は夜空も澄んで冴えているので、澄という漢字は冬生まれの赤ちゃんにぴったりですね。
澄星という冬っぽいイメージで「あかり」と読ませる名前もあるようで、とてもかわいらしいですね。
銀
- ぎん:銀
- ひろ:妃銀
- ましろ:真銀
- ぎんか:銀華・銀花
- みかね:美銀
- ぎんこ:銀子
- かなゆ:銀雪
- やしろ:夜銀
- ゆきね:銀音
- ぎんが:銀華
- ぎんひ:銀姫
- みかね:美銀
- みしろ:美銀
- いちょう:銀杏
「銀」という漢字を使う女の子の名前はあまり一般的ではありませんが、「白銀の世界」である新雪がつもったきれいな冬の景色をイメージさせる名前ですよね。
「銀」を「しろ」と読む女の子の名前もあるので、「ぎん」以外の読み方を考えると、冬生まれの女の子の名付けがしやすいでしょう。
冬生まれのわが子に素敵な名前をプレゼントしよう
冬生まれの女の子の名付けに役立つヒントを紹介してきました。この記事では230もの冬生まれの女の子につけられる名前を紹介してきましたので、名付けのヒントが見つかったのではないでしょうか?
冬という季節は、空気が澄んでいて白銀の雪で覆われた世界と、凛とした冷たい空気が印象的ですよね。その美しいイメージを冬生まれの女の子の名前に活かせば、とても美しい女の子の名前が完成するはず。
今回の記事で紹介した冬生まれの女の子の名前をヒントにして、パパママが納得できて、生まれてくる女の子からも喜ばれるとっておきの名前を考えてくださいね。