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「夫に捨てられたら終わり」双子を身ごもる妻を置き去りにする非情|妊娠したら夫が行方不明になった話

著者・神谷もち(@mochidosukoi)さんが実話をもとに描く、夫婦のすれ違いとその後。母娘ふたりきりの家庭で育ったさちこは、人一倍強い家族への憧れを抱くようになりました。マッチングアプリを通じて出会った男性・かずおは真面目で優しく、順調に交際を重ねていきます。唯一の家族だった母の死を乗り越え、ふたりはついにゴールイン。『妊娠したら夫が行方不明になった話』第4話をごらんください。

©mochidosukoi

【1話から読む】妊娠したら夫が行方不明になった話

マンションで穏やかに暮らすふたりに訪れた、双子の妊娠という大きな幸せ。

一緒に大喜びしたはずなのに、かずおは徐々に帰ってこなくなり、電話にも出ないようになってしまいました。双子を身ごもり、仕事を辞めてしまったさちこを、不安が襲います。

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電話には出ないけれどLINEには返信できる様子から、かずお本人は無事なのだろうと推測できますね。

ふたつの命を宿しているうえに、夫の他に頼れる人がいないさちこの心細さは計り知れません。

🔴【続きを読む】「俺の両親と同居して」つわりで苦しむ妻に、夫がまさかの要求

【全話まとめて読む】
妊娠したら夫が行方不明になった話

身近だからこそ大切な家族と、生理的嫌悪感との付き合いかた

©mochidosukoi

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「生理的に受け付けない」というデリケートな感情は、誰しも多かれ少なかれ持っているものではないでしょうか。本作の夫・かずおのように、妊娠中のお腹に対してどうしても肯定的な感情を持てないこと自体は、個人の感覚であり、責められない部分もあるのかもしれません。

ですが、その感情を理由に話し合いの場から離れてしまうと、結果としてパートナーを深く傷つけてしまう側面もありますよね。外の社会では理性を保てるのに、なぜ家庭内では感情が先行してしまうのか、深く考えさせられます。

もしかすると心のどこかで、「家族なら何を言っても見捨てられない」という甘えのようなものが、無意識に働いていたのかもしれません。自分の言い分は受け入れてほしいけれど、相手から拒絶されると受け止めきれないという葛藤は、多くの夫婦間でも起こりうるすれ違いのようにも見えます。

価値観や性質が違うからこそ、お互いを尊重するためには、お互いの特性を理解した上で適切な距離感を保つ工夫が必要なのかもしれません。

家族という最も身近な関係だからこそ守るべき最低限のルールとは何か、読者それぞれに様々な気づきを与えてくれる作品です。

神谷もち(@mochidosukoi)さんのブログ『もちログ』

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