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3歳の七五三の着付け方法は?被布や帯に必要なものと注意点や体験談を紹介

PIXTA

  • 着物(肩上げ、腰上げをしたもの)
  • 長じゅばん(半襟を付け、肩上げ、腰上げをしたもの)
  • 肌じゅばん または 肌着(ふだん着ているものでOK)
  • 足袋
  • 腰ひも(2~3本)
  • 被布
  • 草履
  • 巾着、バッグ(なくてもよい)
  • 兵児(へこ)帯(なくてもよい)
  • 伊達締め(なくてもよい)

被布の着付け方法

被布を着せる着物の着付け方法です。長じゅばんをしっかり着せてあげると着物は長襦袢(ながじゅばん)に合わせればいいだけなのでとっても簡単です。

1.足袋をはかせ、肌じゅばんを着せる

まずはじめに「足袋」をはかせます。ソックスタイプが履きやすいです。

次に「肌じゅばん」。襟元から見えないように襟元は広めに着せましょう。肌じゅばんがない場合はいつも着ているノースリーブの肌着でOKです。

幼児はほとんどの場合寸胴な体型ですので特に補正は不要ですが、痩せすぎているようならタオルを縦半分に折って腰に巻くと着物も着せやすくなりますよ。

2.長じゅばんを着せる

肌じゅばんの上に長じゅばんを着せます。持っているものが肌じゅばんか長じゅばんかよくわからないときはそでを見てください。着物と同じような長いそで(振り)がついているものが長じゅばんです。

白い半えりかできれば刺しゅう入りの半えりを付けて着せます。着物を着たときに見える範囲がしわにならないように気を付けて、あらかじめ縫い付けてください。ちょっと邪道ですが、両面テープで貼ってしまうという簡易的な方法もあります。

長じゅばんをそでに片手ずつ通して着せます。背中の中心を合わせ、お子様の右手側(向かって左)を左脇下に、左手側を上前にして右脇下に来るよう着付けます。「右手が懐に入るように着付ける」と覚えると間違えないですよ。

襟元はのどの中心で約90度くらいになるように合わせると、きつすぎず、だらしなくならず着せつけられます。首の後ろは大人のようにえもんを抜かず、ぴったりと首に沿わせてください。

付けひもがある場合は右手側のひもを左脇の穴の開いた部分、身八つ口から出し背中を通して右前で結びます。

ない場合はコーリンベルト(両端にクリップの付いたゴムベルト)や腰ひもで胸元を押さえます。

3.着物を着せる

長じゅばんがしっかり着せられていればあとは簡単。着物は長じゅばんに合わせて着せるだけです。

着物を肩に羽織らせ、そでを片方ずつ通し、長じゅばんのそでを着物のそでに合わせて振りを整えます。

背中の縫い目が中心に来るように整えたら、長じゅばんのえり合わせと同様に右手側を下に、左手側を上前にして着付けます。

首の後ろでは半えりが見えないように、えりもとの半えりが少し見えるように着物を合わせましょう。そのとき首の後ろの長じゅばんと着物の襟をクリップ(洗濯ばさみなど)で留めておくとずれなくていいですよ。

長じゅばんと同じように付けひもがあれば付けひもを前(中心を避け左右どちらか)で結びます。なければコーリンベルトか腰ひもでもOK。

できたら着物にはあらかじめ付けひもを付けてあげると子どもも着ていて楽です。

被布を着る場合はこのままでもいいですが、伊達締めがあればそれで押さえてあげると着崩れもしにくくなります。さらにその上から兵児(へこ)帯を結んであげると暑くて被布を脱いでしまったときもかわいく、そのまま被布を着ると背中がぽっこりしてかわいいですよ。

4.被布を着せる

最後に被布を着せればOK。スナップボタンがついているのでパチパチと留めて完成です。

帯を付ける場合

帯を付ける場合も着物の着付けまでは同じです。帯はほとんど作り帯のものばかりですが、おばあちゃんからおさがりで頂いたものなどには結ぶものもありますね。

帯だときついのでは?と言う方もいますが、確かに被布よりは大変です。しかし、おばあちゃんやママがどうしても着せたいか、本人が帯を希望していれば問題ありません。帯も華やかでいいですよ。

帯を付ける場合に必要なもの

着物 PIXTA

被布以外は上記のものと同じです。帯の場合他にもいくつか小物が必要になります。

  • 上記の被布付きの着物に必要なもの(被布以外)
  • 作り帯(結び帯) 2部式のもの
  • 帯揚げ
  • 帯締め
  • しごき
  • 帯板(厚紙等でも)
  • 末広
  • はこせこ
  • クリップ、補正用タオルなど
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本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

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