整理収納アドバイザーEmiさんは、ママに話題の人気ブロガー!
関西在住で、年長の男女の双子を育てるワーキングマザーのEmiさん。大手通販会社で商品企画職につきながら、2008年にインテリア収納のブログを開始しました。
2009年には整理収納アドバイザー1級の資格を取得し、収納整理の人気ブロガーとしてテレビにも出演。2012年OURHOMEを立ち上げて独立し、書籍の出版やワークショップの開催などをされています。
誰でも簡単にまねできちゃう、シンプルでおしゃれなEmiさんの収納術!
おしゃれなインテリアや収納をまねしてみたくても、大掛かりなDIYや、お金のかかるおしゃれな収納用品が必要だとハードルが高いですよね。
Emiさんは、誰でも簡単に手に入るスチールラックやペーパーボックスを使って、シンプルで効率の良い収納を提案しています。
1. 全てに共通する『ワングループ、ワンボックス』
整理収納というと、引き出しに隙間なくピッチリ片付けるというイメージの方も多いと思います。でも、それだと毎日のお片付けにも時間がかかるし、子供にやらせるとすぐにぐちゃぐちゃになってしまいますよね。
整理収納アドバイザーのEmiさんが提案するのは『ワングループ、ワンボックス』。それさえ守っていれば、引き出しの中は適当でOKというゆるい収納。
実際にEmiさんが自宅で使っている収納ボックスですが、スカスカの引き出しがあっても、もったいないからって色々つめこまないのが整理のポイントです。
グループ毎に収納するので、使う時には引き出しやボックスごと持って行って作業することが出来ます。
2. 収納がないなら作っちゃおう!リビング収納
引っ越し先の新居は、前の住人が『押入れつきの和室』と『収納無しのフローリング』で後者を選択したため、リビングに収納がなかったそうです。
整理収納アドバイザーのEmiさんは、リフォームではなく「スペースがないなら、つくる!!」と、引っ越し前にキッチン収納として使っていたスチールラックをリサイクル!
同じく、以前押入れに使っていた突っ張り棒にカーテンをつけて、リビングの一角に収納スペースを作りました。
子供でも届きやすい下段には、子供のおもちゃを収納することで、子供が自分でお片付けが出来るようになっています。
3. 洗濯は全て、ランドリー内で済ませちゃう!
保育園に通う双子のママであるEmiさん。毎日の保育園の着替えだけでも、けっこうな量の洗濯物になってしまいます。
ちょうど洗濯機置き場の前に、作りつけの収納があったので、まずはその扉を外すところからスタート。邪魔な扉を外した事で、ドラム式洗濯機から直接子供の衣類をしまうことが出来るようになりました。
上の『ワングループ、ワンボックス』で紹介した通り、下着は下着、靴下は靴下で引き出し1つ。下着や靴下は綺麗にたたまずにボックスにポイッ。
偶然ですが、私も3年前に家を建てる時に洗濯機の前に収納棚を造作してもらいました。朝ドラム式洗濯機から、乾いたタオルを取り出して畳みながら棚に片付け、子供の下着はカゴにポイッ。
時短だし、子供はお風呂上りにすぐに服が着られるので、裸でうろうろすることなくていいんですよね。
4. 洗濯物は『人別』に干すことで時短に!
毎日お仕事も忙しいEmiさん。洗濯は基本的にドラム式洗濯機で乾燥までやってしまうことが多いそうです。
乾燥機にかけたくないおしゃれ着や、ご主人のワイシャツは週1~2回まとめて洗濯して干すのですが、その時にポイントになるのが『人別』に干すということ。
整理収納アドバイザーEmi流の洗濯
- 洗濯機から取り出しながら、その場でハンガーにかける。(一旦カゴに入れる手間や、寒かったり暑かったりするベランダにいる時間を短縮)
- ハンガーにかけたら、そのまま『人別』に分類しながらランドリーパイプや引き出しなどを利用してひっかけていく。
- ハンガーをそのままベランダへ持って行き、『人別』にならべて干す。
- 乾いたらそのまま、人ごとにハンガーをつかんでクローゼットに引っ掛ける。
暑い時期には日焼け対策をして、長時間ベランダで洗濯物と格闘している方も多いのでは?整理収納アドバイザーのEmiさんの方法なら、効率よく家事が出来ますね。
5. カード類はジッパー付き袋で収納!
カードゲームのカードやカルタ、トランプなどの収納って困りますよね。紙の箱に入ってるものは箱がボロボロになってしまったり、小さい子は自分で箱に上手に片付ける事が出来ません。
整理収納アドバイザーであるEmiさんは、『おかたづけ育』として子供が自発的にお片付けできるような収納のプロデュースもしています。
カードをジッパー付きの袋に入れてから、まとめてボックスに入れる事でバラバラにならずに中身も見やすく収納できます。
6. 子供の写真整理収納術!
子供の写真整理収納の本も出版し、写真整理収納ワークショップも人気のあるEmiさん。そんなEmiさんの、シンプルで簡単にずっと続けられる、写真の撮り方、残し方、収納方法を紹介!
①写真の撮り方
写真は撮っておしまい!ではなく、成長してから見直すものです。ついつい子供のアップばかりおいかけて、同じ表情や同じような写真になってしまいがち。
数年後に見直すと、『いつ』『どこで』『どんな状況で』撮った物なのか分からないともったいないですよね。そうならないためのポイントがこちら!
- アップばかりではなく、少し引いて撮影して、子供が何をしているところか分かるような写真を撮る。
- 家族の変化を楽しむために、毎年同じ場所で家族記念撮影。同じ場所でとると子供の成長も一目瞭然。
- ぷにぷにの手足、後姿や泣き顔など、顔以外の可愛い姿を残す。
- もう使わなくなったお気に入りの物を処分する前に、写真におさめて記念に残す。
- 成長と共に模様替えする子供部屋をそのつど写真に残したり、旅行に行った時の景色を撮っておく。
②写真のデータ管理
スマホに沢山写真がたまっていて、どうしたらいいかわからないって人も多いのではないでしょうか。どの写真をパソコンに保存したか、どこからがまだか分からなくなって、パソコンを見てみたら同じ写真が何枚も保存されていたり…
そうならないために、スマホやデジカメに写真がたまってきたら、パソコンにうつします。その時のポイントですが、月別に分けたフォルダに月ごとにコピーします。
そして、移し終わったらスマホやSDカード側のデータを消去。これでどこまでうつしたかも分かりますね。
月ごとに保存するので、イベントや旅行の写真も一発で探せます。
③厳選セレクト『とっておきアルバム』
まず、アルバムを決めます。Emiさんのお子さんは双子なので、見開き12枚のアルバムを使っています。この見開き1ページが1か月分になります。
アルバムが育児日記をかねていて、アルバムの左上の1ブロックには毎月手書きのコメントが添えられています。子供の身長や体重を記録しておいたり、旅行に行った場所や初めて歩いた時の様子などを記録。
毎日日記を付けるのは続けられそうになくても、1月ごとなら続けられそうですよね。
毎月11枚分、厳選して写真を選び、L版プリントしてアルバムに収納します。
アルバムは1年1冊。Emiさんはアルバムと一緒に将来子供が焼き増し出来るようにと1年分の写真のCD-ROMと、誕生日の記念にその日の新聞を一緒に保管しているそうです。
④他の写真は『ざっくりアルバム』
厳選してL版プリントしてアルバムに入れた写真以外にも、残しておきたい写真はありますよね。わざわざL版に印刷するほどでもないけど、可愛い表情が撮れていたり。
そんな写真は、1年に1冊、年末にお店にデータを送って時系列で印刷して製本してもらうそうです。写真は小さくなってしまいますが、その年のことをパッと思い出せる1冊になります。
データは『とっておきアルバム』と一緒にCD-ROMに入っているので、もし『ざっくりアルバム』を見返していて大きくプリントしたい写真がみつかったら、その時にプリントすることが出来ます。
大人気『子どもが自分でできる!おもちゃ収納を考えるワークショップ』を定期開催!
子供目線で、子供の年代別に子供が自分でお片付けがしたくなる収納方法を紹介した『おかたづけ育、はじめました。』が1年間で10刷も増刷されているほど大人気です。
直接、整理収納アドバイザーのEmiさんに子供部屋の収納アドバイスをしてもらえる90分間のワークショップが定期開催されています。
間取りやおもちゃを見て、的確にアドバイス!
ワークショップ当日には、自宅の間取り図のコピー(手書き可)や、現在のおもちゃスペースの写真などを持って参加します。実際の間取りやスペース、おもちゃの量を把握することで、的確にアドバイスしてもらえます。
今すぐ役立つ収納方法だけではなく、子供が成長しておもちゃの量や種類が変化した時に応用出来るように学べるワークショップです。
ワークショップ詳細
- 場所:OURHOME・くらしのレッスンスタジオ(阪急神戸線・西宮北口駅より徒歩8分)
- 人数:12名
- 料金:6000円(税別) ドリンク・お菓子付き
今すぐためせる収納術がいっぱい!
整理収納アドバイザーとして活躍する、人気ブロガーEmiさんの収納術を紹介しました。今日、今すぐにでも試せそうな収納術ばかりですよね。ブログや本を参考にすれば年末のお片付けがはかどること間違いなし!
写真整理やおもちゃ収納のワークショップが定期開催されているので、お近くの方はチェックしてみてください♪