「内祝いをなしに」ツイートが話題
赤ちゃんが生まれたとき、お祝いをいただいた際にお返しとしてパパやママから贈ることが慣習となっている「内祝い」をなしにしてほしいと語るのは、赤井英和さんの妻、佳子(よしこ)さん。
佳子さんはツイッターアカウント、赤井英和の嫁 佳子(@yomeyoshiko224)で「できれば提案したい」と前置きした上で「子供が産まれた時のお祝いのお返しの内祝をなしにしてほしい(原文ママ)」とツイート。
内祝いとは、もともと「お返し」としてではなく、お祝いの有無に関わらず、お世話になった方への報告や喜びを分かち合う目的で贈っていたものでした。それが時の流れとともに「お返し」として贈られるようになった慣習です。
この「お返し」をなしにしたいという意見にTwitter上では賛同する声や、自分も産後に内祝いを返すのが大変だったと共感する声が寄せられました。
ママリでも話題「内祝いって必要?」
妊娠中、育児中の方の声が集まるアプリ「ママリ」でも、内祝いについてさまざまな意見が集まっています。
内祝いは「悪しき習慣」だと思う
御祝儀をあげる方も気を使うし(お返しはいらないからね!という)
貰った方は本当に手間でしかない。
お返し考えるのめんどくさいし、「お返しいらないよ」と言われてもそれが本当にいらないのか返した方がいいのかわからないし
産後まもないのにそんなお返しのことで頭がいっぱいになるなんてウンザリ
お祝いをあげる方、もらう方、双方ともに気を遣い、手間がかかるという意見です。「お返しのいらない」の真意がわからないという気持ちも、さらに悩みの原因になるのかもしれませんね。
内容を考えるのが大変で、商品券にした
内祝いの内容を考えるのが大変だという意見も。商品券を使って手間を省いた方もいるようです。
本来は赤ちゃんが生まれた報告なので、悪い習慣だとは思わない
今は内祝いをお返しにしちゃうのが多いですけどね。
本来は、産まれた報告をしたい人に内祝いを送るものですから!
なので悪い習慣とかは思いませんね。
中には、内祝いはそもそも赤ちゃんが生まれたことを報告するものだという声もありました。人によっては赤ちゃんの誕生報告として、気持ち良く行っている方もいるようです。
- 松坂屋名古屋店「出産内祝い」(https://www.matsuzakaya.co.jp/nagoya/shikitari/shussan_uchiiwai.html,2022年6月7日最終閲覧)
- 大進「出産の内祝い」(https://www.daishin.gr.jp/shussan/sikitari/view_83.html,2022年6月7日最終閲覧)
内祝いの「半返し」に悩むママの漫画も話題
©kinako.ooo
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2児の母であるきな子・ジョンソン(@kinako.ooo)さんがインスタグラムに投稿した作品。「内祝いを半返しする」という日本のしきたりに物申したい、という内容です。
この作品に対して読者からは共感、賛同の声がたくさん寄せられていました。
一定数の親たちから「本当はやめたい」と考えられている内祝い、半返しのマナー。もともとの「出産報告、感謝の気持ちによる贈り物」という意味合いから「お返し」に変化したように、今後もその形は変化していくのかもしれませんね。