お年玉の管理は子どもに任せる?それとも親が預かる?
お正月時期は、親戚の多いお家ではお年玉を貰う機会が増えますね。そのお年玉、どうやって管理していくのが正しいのでしょうか?
お金の存在を認識できる年齢になると、子どもはおもちゃや、ゲーム機を欲しがったりしますよね。親としては、もっとお金を役立つものに使って欲しいと思いますが、なかなか難しいものです。
子どものお年玉の使いみちについて、ママたちのお年玉の活用法などからみていきましょう。
もらったお年玉の使い道
お年玉を貰ったあと、子どもたちはどのように使っているのでしょうか?
ここでは0歳~5歳までの子どものお年玉の使い道で一番多かったものをご紹介していきます。
貯金
幼児のうちは、お金の価値がわからないこともあり、何か特別に購入するという事は少ないようです。貰ったお年玉を親に預け、親が管理するというスタイルが多いのかもしれません。
おもちゃ、キャラクターグッズを買う
お年玉をもらったら、おもちゃが欲しいという子どももいますよね。普段から、ママやパパに「お年玉をもらったら、好きなおもちゃ買ってあげるね」と言われている子も!
お年玉は好きなおもちゃが買えるものと思っている子もいるようです。
自転車やキックスクーターなどの購入
3歳や4歳頃になってくると、出来る事も増え始め行動範囲も広がるように。
自転車やキックスクーターなどを欲しがる子もいるようです。
ママたちはお年玉をどう使っている?体験談
子どもたちの、お年玉の使い道がわかったところでママ達はどのようにお年玉を活用しているのか気になりますよね。
一番意見の多かったお年玉の使い道の口コミをまとめてみました。
大人になって渡してあげて見たときに嬉しいと思います。
50万以上たまってくと、学資保険にかえませんかー??と誘われますが、学資保険は別で作ってあるので、このお金はもしもの時にお金が必要になったときにいつでも引き落とせるようにしています。
子どもの頃に、「お年玉は預かります」と言われ親に預けたものの、所在が不明という方も多いでのはないでしょうか。私もその一人です。
しかし、こうしてしっかり親は子どもの将来を思い貯蓄をしてくれているようですね。
子どもがもらったお年玉を、賢く活用する二つの方法
親が、お年玉を全額預かり貯金するという方法以外にもお年玉を有効に活用する方法があります。
お年玉は子供に「お金の使い方」を考えさせる絶好の金銭教育の機会でもあります。
今回は、子供と一緒に賢くお年玉を活用する方法をご紹介します。
①子供に任せて自由に使わせる
ある程度の、自我が生まれてくると子供はお年玉を親に預けるのに抵抗し始める子もいるでしょう。
そんなときは全額子供に預けて、どのように使うのか親がしっかり見守り助言しましょう。
お金の使い方を教える!
子供が、お金を粗末に扱ったり、友達に奢ってしまうような時は注意しましょう。
あえて、失敗をさせ学ばせるというのも手ですが、なぜ悪い使い方なのかをきちんと説明してあげることが大切です。
おこづかい帳の導入
実際に本物のお金を扱うわけですから、「おこづかい帳」をつける習慣を身に付けると良いでしょう。
お金の、出入りを記入させる事で子供は、管理方法を少し勉強することができ、お金が無限にはないということも学べます。
②お年玉の一部を子供に渡し、残りは親が管理
お年玉は子供にとっては大金です。大金を1度に手にしてしまうと、無駄遣いの原因にもなりかねません。
お年玉の一部は、子供に渡し自由に使わせて、残りは子供の為に親が貯金するというのも、賢い管理方法のひとつです。
一緒にお買い物体験
子供はお金を貰ったら欲しいものが買いたいと言うことも。そんなとき、買い物の基本を教えるチャンスにできるかもしれません。
実際にお店に行き、持っている予算で欲しいものが購入できるか、どこに持っていけば買えるのか、買うときは何が必要なのかなど買い物するときに必要な知識を実践で教えてあげましょう。
お年玉で何がしたいか、子供に聞いてみよう
いきなり、お金を渡されても子供はどのように使っていいかわからないことも多いです。
その場合には親が勝手に使い道を決めるのではなく、まず「お年玉で何がしたい?」と聞いてあげて下さい。子供は、このお金で自分が何がしたいのか考えます。
目的意識を持たせることで、お金に責任を持って行動するようになるでしょう。
賢い活用法の裏ワザ:子供名義の銀行口座を作る
貯金派でも使う派でもお金の使い方を教えていくのは、とても大切です。
実は賢い活用法の裏ワザとしておすすめなのが、子供用の銀行口座の開設です。「将来のための貯金」と言われても子供はピンときません。
子供が後々、欲しいものが出てきた時に使える様、あなたが自由に使える「貯金」なんだよというふうに貯金は身近なもの、自分のためのものと教えてあげると貯金に興味が沸いてくるでしょう。
子供用の銀行口座を持つことで、以下のようなメリットも生まれてきますよ。
銀行口座の開設でうまれるメリット
- お金を管理するという意識がうまれる
- 無駄使いが減る
- 貯金の楽しさを、知ることができる
- 自己管理ができるようになる
子供が自分で自分の銀行口座を一定の範囲で管理するということは、自己管理をするということにもつながります。
生活の面でも色々と有効なことが増えていきますね。
子供の銀行口座を作る時には、こどもと一緒に親が銀行の窓口に行って作るというのが基本です。
口座開設には以下のものが必要になりますのでチェックしておきましょう!
銀行口座開設に必要なもの
- 親の免許証や、パスポートなど身分を証明できるもの
- 健康保険証など、子供の身分を証明できるもの
- 印鑑
- お金(貯金するための)
口座開設の際に銀行から「口座を開設する理由」が尋ねることが義務づけられています。
お年玉の管理のためなどといったように理由を準備しておくとよういでしょう。
お年玉の使い方、活用法方法はバランスが大事
皆さんは今年の子供のお年玉はどう使い、どう活用しましたか?
子供がお年玉を貰ったらまず子供と、このお年玉をどう使い活用したらいいか話し合いましょう。バランスをみて、貯金する、欲しいものを買うなど決めていけるといいですね。
話せない年齢の赤ちゃんの時には、親が貯金や子供の為に使ってあげなどして管理してあげましょう。