1歳の子どもにお年玉ってあげる?先輩ママの体験談
1歳になると少しずつ「幼児」に近づいていきますね。そろそろ歩き始める子どももいる時期かもしれません。赤ちゃんではないけれど、でもまだまだお話は難しいし赤ちゃんと子どもの微妙なラインという感じかと思います。同じ1歳でも1歳になりたてともうすぐ2歳という年齢だと体つきも全然違いますし、成長が著しい年齢が1歳ですよね。
そんな1歳の子どもには「お年玉をあげるか、あげないか」は悩むポイントなのかもしれません。ママリでこんな投稿がありました。
小学三年生、一年生と、一歳くらいの子達です。
旦那はいとこと近くに住んでたので仲が良いみたいです。
以前一度お正月に会ったので渡したのですが、その時はまだ小さかったので、500円をあげたような記憶があります。
そのいとこは県外に住んでいるので、毎年は会わないかもしれません。
旦那のいとこは他に二人いて、まだ一人しか結婚してませんが、今後結婚して、子どもが増えていくと、お年玉も大変になるなぁと思ってしまいました。
いとこの子どもへのお年玉の金額に悩んでいるという投稿です。小学生の子どもにはもちろんあげるとしても、1歳は微妙ですよね。本人はもらえなかったとしても特に何も思わないでしょうが、今後お年玉のやりとりがあるのだとしたら年齢に関係なくあげた方が波風が立たないような気もします。
ただ、子どもの人数が多ければそれだけ出費も多くなるわけですから、あげる方はできるなら出費は最低限にしておきたいですよね。
自分の子どもにはお年玉を何歳からあげるかという質問がありました。筆者の娘は3歳ですが、まだお年玉はあげたことがないです。各家庭の考え方次第だとは思いますが、あまりよそのお家のお年玉事情を聞く機会がないので気になりますよね。
1歳の子どもへのお年玉はいくらあげる?
一般的なお年玉の相場はあるものの、1歳というとまだ赤ちゃんですよね。高い金額を入れると気を使わせてしまったり、後々出費が多くなり自分が大変になってしまうかもしれません。
1歳児へのお年玉の相場はどのくらいなのでしょうか。また、保管の仕方などをママリの投稿から紹介していきたいと思います。
親戚同士や家庭内でルールを決めると便利!
一律で2千円と決めているという投稿がありました。小学生や中学生になったら金額がアップするのかなと思いますが、未就学児のうちは一律と決めてしまえば悩む必要がなくていいですね。
乳児は500から1000円を親戚などからもらっているという投稿がありました。1歳ぐらいであれば1000円でも十分な額な気がします。自分で買い物はできないですし、金額よりもお年玉をもらったということが子どもにとってはうれしいはずです。
小学生になるまでは一律で500円でやりとりしているという投稿がありました。親戚間で1歳ならこのぐらいという共通認識ができているともらい過ぎたりあげ過ぎたりする心配がなくていいですよね。あげ過ぎてももらい過ぎても気まずいので、これはぜひ親戚間で話しておきたいところです。
赤ちゃんのうちはまだ現金はあげないという選択肢も…
お年玉は必ずしもあげなければいけないものではないですし、何歳からはあげるけれどそれ以下はあげないというのももちろんありですよね。1歳は微妙なラインなので、あげないという選択でもいいと思います。1歳にはお年玉をあげないという意見を紹介したいと思います。
3歳ぐらいになったらお年玉をあげる予定だという先輩ママの投稿がありました。3歳になればお金や買い物に興味が出始めますし、それまではなしでもいいのかもしれませんね。
お菓子を入れてあげたという投稿がありました。1歳ぐらいの子どもであればお金よりもお菓子やおもちゃの方が喜んでくれるかもしれないですね。お年玉=お金と決まっているわけではないので、柔軟に考えて喜んでもらえるものを選ぶというのも手ですね。
1歳へのお年玉、もらったらどう保管する?
お年玉をもらった後、そのお金をどうするかはママとしては悩むところですよね。大きな金額ではないですが、子どもがもらったものなので使い道や保管の仕方は気をつけたいところです。先輩ママたちはどうしていたのでしょうか。
子どもの名義で通帳を作り、そこに入れているという投稿がありました。親の通帳に入れてしまうよりも、子どもがもらったものと区別できるのでわかりやすくていいですよね。今後入学祝いなどさまざまな場面でお祝いをもらうことが増えるでしょうから、早いうちに通帳を作っておくと便利だと思います。
子ども用の通帳を作って入れる予定だという投稿がありました。通帳は母子手帳などの本人確認書類と印鑑があれば作れるので、子ども用にぜひ1つ作っておきたいですね。
お年玉を渡すときのマナー
お年玉にもマナーがあります。知っているようで実はよくわかっていない方もいると思うので、改めて確認しておくことをお勧めします。
お年玉は1月1日から3日の三が日、あるいは松の内と呼ばれる1月1日から7日(地域によっては15日)に渡すのが一般的なようです。また、お年玉を渡す時には必ずポチ袋に入れ、あげる相手の名前を書きましょう。
0から3歳であれば500~1000円の少額が相場です。本人に渡すのではなく、両親に預けるように気をつけましょう。現金の代わりにプレゼントを贈るのであれば、絵本やおもちゃ、靴下、お菓子や図書カードがおすすめです。
- 学研ライフ&フーズ編集室「冠婚葬祭マナー大辞典」43(学研,2011)
- 夢プロジェクト「誰もが頭を悩ます 微妙なマナーがズバリ!わかる本」219(河出書房新社,2005)
1歳のお年玉は気持ちを大切に
1歳はまだまだお金の価値や使い方がわからず、大金をもらっても親が困ってしまうでしょう。どうしても1歳にお年玉をあげたいのであれば、少額にしたりプレゼントという形で渡せばきっと喜んでくれるはず。自分がもらう立場だったらどうだろうかと考え、ぜひ1歳の子どもや両親が喜んでくれそうなものを選んでみてください。
もちろん、お年玉は3歳からとか幼稚園に入ったらと決めてしまうのもありだと思います。親戚間のお金のやりとりが億劫であれば、ルールを決めるのが一番です。みんな口には出さないけれど、意外と悩んでいるかもしれません。これを機に親戚間でざっくばらんに話してみるのもいいかもしれませんね。