2歳の子へのお年玉、相場はどれくらい?
言葉も少しずつ増える2歳の子ども。しかしお金の価値などはまだ理解できる年齢ではありません。ただお正月に親戚同士が顔を合わせる機会があれば2歳のわが子にお年玉をいただく場面があるかもしれません。
逆にお正月に会う予定の親戚に2歳の子どもがいて「お年玉を渡した方がいいのかな」と悩むこともあるでしょう。ママリにもこんな質問が寄せられました。
義姉が2人いて、義姉の子供が合わせて6人になります。
因みに自分は1人で六ヶ月の子供だけです。
10歳
5歳
4歳2人
2歳
一歳半
です。皆さんなら、いくら渡しますか?
姪と甥を合わせると6人になるため、お年玉をいくら渡すか悩んでいるという投稿がありました。子どもの人数が多いと出費がかさむため、何歳からあげるべきか迷いますね。
金額とかって他の親戚とか姑に相談したりしてますか?
うちは、👇のように考えてますが少ないでしょうか💦
2歳の子供たち→1000円
小2、小5の子供→3000円
兄弟いるとこの家庭は、そのうち中学生と小学生になったら金額ってわけたりしますか?
2歳と小学生の親戚の子どもたちに渡すお年玉についての質問がありました。2歳の子どもへのお年玉は少し早いような気もしますが、きょうだいの中で1人だけもらえないというのはかわいそうですし、子どもながらにどうしてだろうと思うはず。きょうだいがいる場合は2歳でもお年玉は必要なのかもしれませんね。
親戚の子にあげる場合
2歳の親戚の子どもにあげる場合のお年玉の相場はどのくらいなのでしょうか。ママリの投稿から見ていきたいと思います。
乳児は500〜1000円だという先輩ママの声です。2歳ではまだお金の価値はわからないですし、自分で買い物をすることも難しいので少額の方がもらった方も気を遣わなくて済んでいいかもしれませんね。
未就園児は1000円にしているという先輩ママの声です。中身はもちろん大事ですが、2歳の子どもにとってはお年玉をもらうということがうれしいはず。かわいいポチ袋や子どもが好きなキャラクターのポチ袋などを使い、見た目にも楽しいものだとさらに喜んでもらえそうですね。
年齢によってあげる額をルール化しているとトラブルが少ない
2歳は1000円、4•5歳は2000円にしているという先輩ママの声です。年齢によってどのくらい差をつけるか悩むところですが、差をつけ過ぎるのは不平等感が出てしまうので避けたいですね。年齢ごとに金額は違うようにしつつも、子ども間でトラブルにならないように気をつけましょう。
未就学児→1000円
小学生(通年)→3000円
中学生以上→5000円
夫側は
未就学児→1000円
小学生(1-3年生)→2000円
小学生(4-6年生)→3000円
中学生以上→5000円
未就学児は一律で1000円にしているという先輩ママの声です。小学生以下は同じ金額と決めておけば迷うことなくあげられていいかもしれませんね。1000円という金額もちょうどいいのではないかなと思います。
わが子にはあげていない人も
2歳の子どもがいる家庭では我が子にお年玉をあげるのでしょうか。ママリの投稿から紹介していきたいと思います。
自分の子どもにはお年玉はあげないという先輩ママの声です。親戚の子どもであれば赤ちゃんでもお年玉はあげるようですが、自分の子どもにはないようですね。月齢が低いうちは親が管理することになりますし、わざわざお年玉として渡さなくてもいいかなという考えなのかなと思いました。
先ほどのママと同じく、自分の子どもにはお年玉は渡さないという先輩ママの声です。小学生ぐらいになってお金の価値や使い方がわかってきたら渡すというお家が意外とあるのかもしれないですね。これはそれぞれの家庭の考えに基づいてあげる、あげないを決めていいのかなと思います。
2歳児にはまだ早い?お年玉っていつからあげてるの?
そもそもお金の価値や使い方がまだわからない、2歳の子どもにお年玉をあげていいのか迷う方もいるかもしれません。何歳からお年玉をあげればいいのか正解がないからこそ迷いますよね。
ママリではこんな意見がありました。
2歳からお年玉でそれまでは物でもらっていたという先輩ママの声です。おもちゃや絵本など子どもが使う物でもらえるともらった方も負担に感じなくていいかもしれませんね。
2歳になるとさまざまな物が食べられるようになりますし、自我が強くなってくる時期でもあるため、「お年玉で買ってね」という方が失敗がなくていいのかもしれません。
お年玉は小学生からでいいのではという先輩ママの声です。筆者の娘は3歳ですが、これまでお年玉をあげたことはなく今度のお正月もあげる予定はありません。
お金で買い物ができるという認識はありますが、もう少しお金について理解してからでいいかなという考えだからです。小学生ぐらいになったらお年玉をあげてもいいのかなとふと思いました。
お年玉を渡すときのマナー
お年玉にもマナーがあります。
お年玉はポチ袋に入れ、空いたスペースに子どもの名前を入れると良いでしょう。次に気をつけたいのが、お札の向きです。お札を表にして置き、左側の3分の1を中心にかぶせるようにして内側に折ります。次に、右側の3分の1も中心にかぶせるようにして内側に折ったら完成です。
三つ折りができたら、上下が逆にならないように気を付けながらポチ袋に入れます。硬貨を入れる場合は、硬貨の表が正面に来るようにしてください。
相手が喪中の場合、新年を祝う「おめでとう」といった言葉やポチ袋に「お年玉」と記載されたものは使用しないようにしましょう。本来はお年玉も渡さないことが一般的ですが、楽しみにしている子どものために渡したい場合は「お小遣い」とするとスマートです。
- 学研ライフ&フーズ編集室「冠婚葬祭マナー大辞典」43(学研,2011)
- 夢プロジェクト「誰もが頭を悩ます 微妙なマナーがズバリ!わかる本」219(河出書房新社,2005)
2歳のお年玉は少額で
2歳はもう赤ちゃんではありませんが、まだまだ自分で考えることやお金を管理するのは難しい年齢です。2歳にお年玉を渡すのなら、金額は少しで大丈夫。お年玉をもらえたことだけで、きっと喜んでくれるはずです。
お金を渡すことに迷いがある時はお菓子やちょっとしたおもちゃを渡すなど、お金にこだわらない方法もあります。これから迎えるお正月をみんなで楽しく迎えるために、ぜひ参考にしてみてくださいね。