2歳で始まった夜泣き、どうすればいい?
子どもが2歳になるころ、突然に夜泣きが始まることがあります。0歳ごろの夜泣きで解決策としていたおっぱいやミルクは卒業しているために使えず、抱っこでもなかなか泣きやまない…ということもあるようです。「これなら泣きやむ」という解決策がないと、大人はお手上げになってしまいますよね。
ママリでも以下のような声が投稿されています。
今まで夜泣きはほぼなく朝までぐっすりでした。
(中略)
今は夜中に何度も泣いておきます。
ギャー!っと泣くこともあれば、イヤイヤイヤイヤー!と泣いてることもあります。
(中略)夜中に何度もだと私も旦那も辛いです。
2歳になった子どもが急に夜泣きをするようになったという声です。子どもが夜中に大きな声で泣いていたら、大人も起きるほかありませんよね。寝不足になり、精神的にも体力的にも疲れている状況がうかがえます。
2歳の夜泣きは赤ちゃんのころとは違う
2歳ごろの夜泣きは、0~1歳ごろとは何か違うのでしょうか。大垣市子育て支援ポータルサイトでは、2歳ごろの夜泣きについて以下のように掲載しています。
この時期は自我が芽生えてきて、自分を主張したい頃で、思うようにならないことが泣く原因になったりします。赤ちゃん時代の夜泣きとは違います。 ※1
自我が芽生えて自己主張したい時期ならではの夜泣きがあるようです。赤ちゃんのときは授乳や抱っこで泣きやんだ子でも、この時期は何かほかのことを求めて泣いているのかもしれません。この時期の子どもに合わせた夜泣きの対処が必要だと考えられます。
2歳の夜泣き、先輩ママはどうしている?
2歳の夜泣きにはどのように対応すればよいのでしょうか。2歳の夜泣きを経験した先輩ママの声をお伝えします。わが子にも通用しそうな方法があれば試してみてくださいね。
水筒を寝室に持参し自分で飲めるようにする
最初はトントンしてたのですが、最近はもう見守ってあえて触ったりしてません。
お茶を要求されても水筒をもって寝室に行ってるのでそれを渡して自分で飲んでもってます。あえて母は寝てますよスタンスで💦
夜中にのどが渇いて起きているなら、飲み物を枕元に置いておく方法がよいでしょう。「飲みたい」という気持ちを満たしてあげれば、自分で満足してふたたび寝付いてくれることが期待できそうです。
また、泣いているときにお茶を飲むことで、一呼吸ついて落ち着くきっかけになるかもしれませんね。
いったん起こしてから寝かしつける
寝ぼけて泣いている状態でぐずぐずと泣き続けてしまうときは、一度明るい部屋に連れていくなどして起こしてから寝かせるのも手。完全に起きて落ち着いた状態にしたほうが、静かに早く寝かせられるかもしれませんね。
夜泣き中は暴れて抱っこさせてくれない子でも、落ち着いてから抱っこできれば寝かせやすくなりそうです。
泣きやまないときはドライブ
いずれにしてもずっとは続かないので根気よく付き合うしかないですよね。。私は泣き始めたら車に乗せてドライブしてました。最高三時間ぐらいドライブした事も。。^_^;
室内で寝かしつけるのが難しいときは、車に乗せてドライブをするというママもいます。集合住宅で他の部屋に泣き声が聞こえるのが気になるときや、大人が「車で寝かせる方が楽」と思うときはこの手段がよいでしょう。
車の振動で眠くなる子なら、ドライブをするうちにいつの間にか寝付いてくれるかもしれませんね。ただし、運転する大人は眠気があるはず。運転には十分に注意してくださいね。翌日は子どもと一緒に昼寝をするなど、寝不足にならないようにしましょう。
どうしても寝ないときはDVDを見せる
しばらく寝かせようとしても寝ないときは、あきらめてDVDを見せるという声です。「寝たくない」という子どもの意志がはっきりしているなら、折れてしまうのも手。DVDで落ち着いてくれるなら、大人も近くで休むことができます。
夜中にDVDを見せることに抵抗があるかもしれませんが、大人が疲れ果ててしまうよりは「今だけのお助けアイテム」として割り切って使うのもよいでしょう。
小児科に相談するのも手
トントンじゃ寝なくて、起き上がって抱っこを要求し、ガン泣き…。(中略)どうにかなんないものかと、風邪で小児科を受診した時に先生に相談したら、漢方を出してくれて、それが効いているのか起きない日も増えて、起きてもまたトントンで寝てくれるようになりました!!
何をしても夜泣きが落ち着かないときは、小児科に相談するのも解決策の一つです。夜泣きの対処法について相談に乗ってくれたり、状況に合う薬を処方してくれたりすることもあるようです。
専門家にわが子のことを話してアドバイスを得るだけで、大人が安心できるという面もあります。「病気ではないと思うから聞きにくい」などと考えず、不安に思っているところは話してみましょう。
できるだけ大人が消耗しない対処法を見つけて
2歳ごろの夜泣き対応は、0~1歳の赤ちゃんとは異なる大変さがあるでしょう。「重くて抱っこがつらい」「どんなにあやしても寝てくれない」など、大人が疲れ切ってしまうケースもあるかと思います。
そんなときは、できるだけ大人が消耗しない対処法を取り入れてみましょう。必ずしもすぐに寝かせなおすことにこだわらず、多少は生活リズムが変わってしまっても割り切ると考えれば、気持ちが楽になるかもしれません。夜泣きは親がコントロールしにくいからこそ、あきらめて折れることも選択肢として「疲れずに乗り切ること」を目指していきましょう。