パパっこになるのは嬉しい?寂しい?
自分の子ども対して「こんな風に育ってほしい」「こんな大人になってほしい」と考えたことはありますか?
子どもに対してしつけをしたり、何かを教えたりするときには、どのように育ってほしいかということを考えて行うのではないでしょうか。このようなことはママパパが二人で相談しながら、子育てをしていくと思います。
そんななか、育児が進むと、子どもが気付いたらパパっ子になっていたというママも少なくないようですね。ママは子どもがパパっ子になると嬉しいような、寂しいようなという気持ちがあるかもしれません。
ママリにも、パパっ子に関するエピソードが寄せられています。
ときどき寂しくなりますが、遊びに行ったり、仕事で遅くなってしまったりなどの際に、仲良く待っていてくれたりとかなり楽させてもらえるときもあるので、ありがたいです。
妹ちゃんはどうなるかなぁと今から楽しみです。
ママには、寂しいという声もありますが、パパのおかげで助けられるという側面もあるようですね。
実は、パパっ子に育てられた一人のママが書いたあるブログが反響を読んでいます。今回は子どもをパパっ子に育てることの良い面について、新たな視点を得られるブログの一部を紹介しますね。
反響を呼んでいるブログ「母の洗脳」を紹介
今回紹介したいのは、「今日のヒヨくん」という育児漫画ブログです。
ブログの主はイラストレーターのやまもとりえさん。2歳の息子さんと4歳年下の旦那さん(※)、猫のトンちゃんと3人+1匹で暮らしています。
やまもとりえさんがふと自分の幼少期~思春期の頃を思い出し、お母さんに当時のことを話したある日の出来事です。
※執筆された2016年2月時点の年齢です
ブログのタイトルは…「母の洗脳」
画像:ameblo.jp
よくよく幼少期を思い出してみると、やまもとさんのお母さんはとにかくお父さんのことを「お父さんって、すごいよね!」と、褒めていたそうです。
「お父さん大好き!お父さんが言うなら間違いない!」
画像:ameblo.jp
お母さんからの「お父さんはすごい」が自然にすりこまれ、典型的なパパっ子に育ったやまもとさん。
気難しい思春期には「パパならイイけどママは嫌!」と、完全にママへの反抗期に。当時お母さんにした反抗の数々を思い出し、我が子を抱きしめて本当に申し訳なく思ったそうです。
母への謝罪。そして知った母の思い。
画像:ameblo.jp
画像:ameblo.jp
いつかくるかもしれない反抗期を見据えていたかはわかりませんが…やまもとさんのお母さんは、子供に父への絶大な信頼感を教えておき「母の言うことは聞けなくても父の言うことは聞く」という子供に育てあげました。
「最終兵器・お父さん」の状況が、母にとっては子育てをしやすいのだと自身の子育て方針を告白したそうです。
わが子を「パパっ子」に育てるには?
子どもをパパっ子に育てるのも良いかもしれないと感じたママもいるのではないでしょうか。ここでは、子どもをパパっ子に育てるためのポイントを確認していきましょう。ぜひ実践してみてくださいね。
とにかくパパの話をする
とにかくママがパパの話をして、子どもをパパへ関心を向けさせるようにしましょう。例えば、ママと子どもの二人の会話のなかにパパを頻繁に登場させたり、また「パパはすごいんだよ!」「分からないことはパパに聞いてみよう!」などとパパを立てたりすることができますね。
パパと2人でお出かけ
パパと二人でお出かけして、仲を深めてもらいましょう。日ごろママと接することが多い場合は、休日にパパと二人で遊ぶ機会を作るなどして、パパが子どもの遊びに思いっきり付き合ってあげると良いでしょう。パパと遊んだことを子どもがママに話したら、たくさん聞いてあげてくださいね。
ママがパパに頼る姿を見せる
育児をするなかで、ママがパパに頼る姿を子どもに見せることも良い方法です。ママがパパを頼りにする姿を見て、子どももパパに頼ったり、パパはすごいと感じたりするようになるでしょう。家族でパパを頼りにするような雰囲気ができると良いですね。
「パパっ子」効果の最大の恩恵は夫にアリ?
やまもとさんはお母さんにその後、「パパっ子に育てなさい。絶対楽だから」と言われたそうです。でも憎まれ役を自ら買うのは勇気が要るもの。なかなか踏み出せずにいたそうです。
これはあくまで可能性の話ですが、仮に子育てにあまり関心を示さなかったパパがいたとして、そのパパが自分の子供に「パパ大好き」と言われたらどうでしょう。
奥さんに、「あなたの言うことしか聞かないの。私じゃだめなのよ。」と頼られたらどうでしょうか。子供に自分が好かれていると自信を持つことで、お父さんの心境にも変化が期待できるかも…そう考えると自分が憎まれ役を買ってでも、少し試してみようかなという気になるのは私だけでしょうか。
パパっ子にする子育て、試してみる価値がありそうですね。
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