震災から5年・いまだ17万人が避難所生活。復興の遅れは大きな課題
東日本大震災と、東京電力福島第一原子力発電所の事故の発生から今日で丸5年が経過しました。
しかし、あの日から5年・いまだ全国で17万人余りが避難生活を余儀なくされているという現実もあります。
被災地では、復興の遅れが大きな課題となっているのです。
現在までに行方のわからない方は2000人以上
東日本大震災による死者は、被害の大きかった宮城県、岩手県、福島県を中心に合わせて1万5894人に上り
いまだ2561人もの方の行方が分かっていません。
死者の9割以上が津波にのみこまれたことによる溺死でした。また、現在も70人を超える遺体の身元が分かっていない状況です。
これまでに65万人を超える警察官が捜索活動にあたっていますが、今後も行方不明者の捜索を続ける方針です。
その検索が、東北を応援する力になります。
被災地のニュースを耳にするたび、復興のために少しでも何かできることはないか。日々の生活のなかでも、何かできることは…そう思う方にぜひ知っていただきたいプロジェクトがあります。
Yahoo!検索の特別企画
「3.11、検索は応援になる。Search for 3.11」です。
2014年3月11日からスタートしたこの試み。指定の検索窓で「3.11」と検索するだけで、
検索された方おひとりにつき10円が、被災地の復興にたずさわる団体に寄付されるという取り組みです。
2014年は約250万人の方が参加し、寄付金額は約2500万円にもなったそうです。
公式Webサイトでは被災地を応援する応援団からのメッセージも
3月が毎年来るたびにいつも思い出す忘れられない出来事。とても悲しい出来事だった…でも3.11をきっかけに私達はすごく大きなものに気付いた気がするの。みんなの心が強くなって1つになったと思うんだ。 これからも日本をみんなで愛していきたい。 出典: fukko.yahoo.co.jp
このプロジェクトを応援する著名人からの応援メッセージや各支援団体の現状なども見る事ができます。
検索が応援に代わる。1日も早い被災地の復興を願って
こちらのプロジェクトで集められた寄付金は
2016年3月11日0時00分から23時59分までに、「3.11」というキーワードで行われた検索が対象となります。
この時間帯以外に行われた検索については寄付額算出に含まれておりません。
「3月11日」「3,11」など、表記が異なるキーワードについては、原則として寄付額算出の対象となりませんのでご注意ください。
自宅にいながら応援できるこのプロジェクトを通して、
1日も早い復興を願います。