赤ちゃんにおやつは必要なのはいつから?
毎日規則的におやつが必要になるのは、離乳が完了した1歳〜1歳半頃からです。赤ちゃんにはたくさんの栄養が必要ですが、1歳前後の赤ちゃんは消化吸収力が未熟で、一度に食べられる量も限られてくるため、離乳食で取りきれなかった栄養をおやつで補う必要があります。
7か月・8か月・9か月・10か月・11か月・1歳ごろは「お楽しみ」
7か月〜1歳ごろのおやつは、栄養素を補うというよりは食事を楽しむためのもの。3回の食事以外での、食べる練習とするのもよいでしょう。なかなか離乳食が進まなかったり、食べムラが出てきたりあうる頃の赤ちゃんでも、まずはおやつを通して食べる楽しさを教えましょう。
ただし、あげすぎは離乳食を食べなくなってしまう原因になることもあります。食事に影響が出ない量を与えるようにしてくださいね。
- 日本安全食料料理協会「幼児期のおやつの目的や与えるポイント」(https://www.asc-jp.com/kenkousyoku/youjisyoku/幼児期のおやつの目的や与えるポイント/,2020年8月20日最終閲覧)
- 母子栄養協会「乳幼児期のおやつは何をどのくらい食べたらいいの?」(https://boshieiyou.org/oyatsu_baby,2020年8月20日最終閲覧)
- パルシステム「赤ちゃんのおやつはいつから必要?」(https://kosodate.pal-system.co.jp/qa/赤ちゃんのおやつはいつから必要?/,2020年8月20日最終閲覧)
- 和光堂「赤ちゃんにおやつって、いつ、どれくらいあげたらいいの?」(https://community.wakodo.co.jp/community/oyatu/itu.psp.html,2020年8月20日最終閲覧)
赤ちゃんのおやつはいつ、どのくらいの量を与えればよい?
生後7ヶ月~生後10ヶ月ころはまだ離乳食が1~2回なのではないでしょうか。この時期の赤ちゃんにおやつをあげる場合、離乳食以外の時間でお楽しみとして少量を与えましょう。
赤ちゃんによってはおやつをあげてもあまり食べられないお子さんもいます。1~2枚ずつ包装されているおやつを選ぶとよいでしょう。
離乳食が3回になった生後11ヶ月以降の赤ちゃんは、2回目の離乳食と3回目の離乳食の間、15時くらいのタイミングでおやつタイムを設けるのがおすすめです。
1歳のお子さんの場合、一日あたり100kcal程度を目安にしましょう。おやつとフォローアップミルク、ヨーグルトなどと組み合わせるのもおすすめです。
赤ちゃんにおやつをあげる時間はいつ?量はどのくらい?
7か月・8か月・9か月・10か月・11か月・1歳ごろ
生後7ヶ月~生後10ヶ月ころはまだ離乳食が1~2回なのではないでしょうか。この時期の赤ちゃんにおやつをあげる場合、離乳食以外の時間でお楽しみとして少量を与えましょう。1~2枚ずつ包装されているせんべいやビスケット、ボーロだと10粒程度で十分です。
1歳〜1歳半ごろ
離乳食が3回になった赤ちゃんは、1日1〜2回、10時と15時などと決めておやつタイムを設けるのがおすすめです。1歳のお子さんの場合、一日あたり100kcal程度を目安にしましょう。おやつと牛乳、ヨーグルトなどと組み合わせるのがおすすめです。
午前中には牛乳、午後はおにぎりと麦茶など、水分補給も兼ねてメニューを決めるとよいでしょう。
〜2歳ごろ
1歳半ごろまでの赤ちゃんと同じく、1日1〜2回として、必要な栄養を1日の中でバランス良くとっていくことが必要です。〜2歳ごろの赤ちゃんは、1日のあたり150kcal程度を目安としましょう。
- 和光堂「赤ちゃんにおやつって、いつ、どれくらいあげたらいいの?」(https://community.wakodo.co.jp/community/oyatu/itu.psp.html,2020年8月20日最終閲覧)
- パルシステム「赤ちゃんのおやつはいつから必要?」(https://kosodate.pal-system.co.jp/qa/赤ちゃんのおやつはいつから必要?/,2020年8月20日最終閲覧)
1歳〜1歳半ごろになったら「補食」のためのおやつへ
1歳までは、おやつを3度の食事以外でお楽しみとして与えるのもよいですが、1歳~1歳半ごろになると離乳食の量が増えて食事のリズムも定着し、授乳量が減ってくるので、「補食のためのおやつ」という認識に切り替えてみてください。
補食としておやつを与える場合は、1日に1~2回程度とし、毎日時間や量を決めて食事に影響しない量にしましょう。
また、おやつというと甘いものというイメージがありますが、補食としてのおやつは食事で不足しがちな栄養素を摂取する目的がありますので、午前中はみかん1個、午後はふかしいもとヨーグルトなどのように、季節の果物や芋類などを組み合わせるのをおすすめします。
- パルシステム「赤ちゃんのおやつはいつから必要?」(https://kosodate.pal-system.co.jp/qa/赤ちゃんのおやつはいつから必要?/,2022年12月8日最終閲覧)
- 京丹後市役所「おやつも1回の食事です」(https://www.city.kyotango.lg.jp/top/kosod ate_kyoiku/shokuiku/yojikishokuji/4224.html,2022年12月8日最終閲覧)
先輩ママに聞く月齢ごとの赤ちゃんにおすすめのおやつ
おやつは、離乳食が始まってしばらくたった生後7ヶ月ころから与えましょう。ただし、離乳食がしっかり食べられているのが前提です。
赤ちゃんによっては、離乳食の進み具合や食べられる量にも個人差がありますので、成長に合わせておやつの種類や量を調節しましょう。
7か月・8か月・9か月・10か月・11か月・1歳ごろ
今では手で持って1人で噛んで食べてます♥️
タイミングはご飯をきちんと完食したご褒美として1枚の半分を渡して食べさせてます!
ご飯残した時はあげません。笑
生後7ヶ月ごろ〜1歳くらいの赤ちゃんには、月齢に合わせたボーロやクッキー、おせんべいがおすすめです。少量の小分け包装で販売されているため、おやつが必須ではない時期にぴったりです。
一度にたくさん食べるとのどに詰まらせてしまう可能性もありますので、気をつけてくださいね。ママが少しずつ赤ちゃんに渡すようにするとよいかもしれません。
1歳ごろ〜
あとは市販のお菓子や果物切ってだしたりでしたよ!
1歳ごろ〜の赤ちゃんは、奥歯が生え始め、食べ物を歯ぐきでかみつぶせるようになります。比較的いろいろな食べ物を食べられるようになるでしょう。栄養素の補給が大切な目的となりますので、おやつというより捕食というイメージを持ち、離乳食で食べるような食材を与えるのがよいでしょう。
具体的には、おにぎりやパン、さつまいもなどのエネルギー源となるものや、3回の食事で不足しがちな鉄分やビタミンを補うための豆類や果物(リンゴやみかん、バナナ)などがおすすめです。
- 日本安全食料料理協会「幼児期のおやつの目的や与えるポイント」(https://www.asc-jp.com/kenkousyoku/youjisyoku/幼児期のおやつの目的や与えるポイント/,2020年8月20日最終閲覧)
- 母子栄養協会「乳幼児期のおやつは何をどのくらい食べたらいいの?」(https://boshieiyou.org/oyatsu_baby,2020年8月20日最終閲覧)
- パルシステム「赤ちゃんのおやつはいつから必要?」(https://kosodate.pal-system.co.jp/qa/赤ちゃんのおやつはいつから必要?/,2020年8月20日最終閲覧)
赤ちゃんのための市販のおすすめおやつ10選
手作りのおやつもよいですが、赤ちゃんにも安心して与えられるおやつもたくさん市販されていますので、忙しいママは、ぜひこれから紹介するおやつを試してみてください。
ハイハイン【7ヶ月から】
赤ちゃん向けのおせんべいと言えば、亀田製菓の「ハイハイン」が有名ですよね。
軽い食感とほのかな甘さで食べやすく、国産米粉100%でカルシウム配合、アレルギー性特定原材料等28品目不使用で赤ちゃんに与えるのにも安心です。
キューピー たまごたっぷりぼうろ【7ヶ月から】
赤ちゃんのおやつの定番、卵ボーロ。いろいろなメーカーから販売されていますが、キユーピーの「たまごたっぷりぼうろ」はその名の通り卵をたっぷり使って口どけがよく、ほのかな甘さで自然な味わいを楽しめるお菓子になっています。
個包装されているのでお出かけ時に携帯しやすいのもうれしいですね。
雪印ビーンスターク ウエハース【7ヶ月から】
雪印の「ビーンスタークウエハース」は、甘さをおさえたクリームを2層にはさんだウエハースで、軽い食感で赤ちゃんにも食べやすいお菓子です。
持ちやすくて食べやすい形なので、赤ちゃんに持たせて自分で食べる練習をさせるのにもぴったり。1枚ずつの個包装で外出時のおやつにもおすすめです。
ベビーすなっく【7ヶ月から】
「ベビーすなっく」は乳児用規格適用食品で、とうもろこしと大麦だけを使用し食塩・砂糖不使用でノンフライなので赤ちゃんに食べさせても安心のおやつです。
口どけがよく優しいあま味で、赤ちゃんが手づかみで食べるのにちょうどよい大きさ。ファスナー式の袋でそのまま保管でき、お出かけ時の携帯にも便利ですよ。
岩塚製菓 がんばれ!小魚家族【9ヶ月から】
岩塚製菓の「がんばれ!小魚家族」は、国産のうるち米にニンジンペースト、シラス、イワシ粉、貝カルシウムなどを練り込んだせんべいで、赤ちゃんの成長にぴったりなカルシウムが豊富なおやつ。
アレルゲン27品目不使用で、化学調味料や香料も使用していないので、安心して与えることができます。
和光堂 手作り応援 チンして蒸しぱん【9ヶ月から】
和光堂の「手作り応援 チンして蒸しぱん」は、電子レンジで簡単に作れる甘さ控えめの蒸しぱんです。
粉末を牛乳で溶いて混ぜてレンジでチンするだけなので、忙しい合間にもおやつを手作りしてあげられますね。
牛乳がないときは水でも作れるので、お菓子の買い置きがなくなってしまった時もこれがあれば大丈夫。
ピジョン 元気アップカルシウム にんじんとさつまいものビスケット【9ヶ月から】
ピジョンの「元気アップカルシウム にんじんとさつまいものビスケット」は、ニンジンとサツマイモの粉末を練り込んだ動物形のビスケットで、素材の風味と色を生かした自然な味わいのおやつ。
赤ちゃんの手のサイズに合わせて作られており、手づかみ食べや小さなものを指先でつまむ練習にもぴったり。
和光堂 赤ちゃんのおやつ+Ca カルシウムシリーズ【9ヶ月から】
対象の月齢に合った口どけ・固さ・味付けで作られており、つまみやすい形状なので赤ちゃんが自分でつかんで食べやすい形。
不足しがちな鉄やカルシウムが豊富で、2本ずつの個包装になっているので、毎回決まった量を食べさせる目安になります。
カクダイ製菓 1才ごろからのクッピーラムネ【1歳ごろから】
「1才ごろからのクッピーラムネ」は、おなじみのお菓子クッピーラムネを赤ちゃん向けにしたものでいちごとオレンジの濃縮果汁が加えられており、少量ずつ小分けされているので初めてのおやつにぴったり。
着色料や香料は不使用で、果汁が25%入っているので、甘酸っぱくてビタミンCも豊富ですよ。
和光堂 1歳からのおやつ+DHAシリーズ【1歳ごろから】
「1歳からのおやつ+DHAシリーズ」の「小魚すなっく」は、国産米にしらす粉末を加えた、口どけのよいノンフライスナックです。
DHA・鉄・カルシウム入りで育ち盛りの赤ちゃんに食べさせたいおやつ。かわいいイカの形で、楽しいおやつの時間になりそうですね。
おやつを通して食べる楽しさを伝えましょう!
お菓子ばかり食べるようになるのは困りものですが、食べることを「楽しい」「うれしい」と感じてもらうためにはおやつの時間を取り入れることが近道になるでしょう。
果物やいも類などは栄養も豊富で補食にもなりますし、やわらかくて赤ちゃんでも食べやすいので、いろいろ試してみてください。
市販のお菓子も、赤ちゃんのために作られた栄養豊富で食べやすく安全なものがたくさん販売されていますので、外出時には携帯しておくと、ぐずったときにも安心なのでおすすめです。
いつからおやつを与え始めるか、どんなものを食べさせるか、悩むこともあるかと思いますが、今回紹介した内容を参考にして、赤ちゃんの健康と発育を促すおやつを選んであげてください。