「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」私たちはあたたかく見守っています
今、1歳前後の小さなお子様を抱えているお母さん。赤ちゃんが泣いてしまって困った。レストランからすぐに退席した。新幹線で逃げるように席を立った。そんな経験はありますか?
急いで席を立つ理由のひとつは、赤ちゃんの泣き声を不快だと感じる人がいるから。でも、全然気にしないですよ。大丈夫ですよ。そんな気持ちで見守ってくれている人も世の中には大勢いるのです。
そんなママ達の心を助けたい・そんなプロジェクト
2016年5月5日、こどもの日をスタートに展開が始まった「WEラブ赤ちゃんプロジェクト」。
このプロジェクトは、エッセイスト紫原明子さんの呼びかけがきっかけとなっています。
楽しいことだけでなく、大変なことも多い子育て。でも、社会全体が赤ちゃんに“愛”を向けることによって、よりよい環境が生まれるのかもしれない…。
そんな願いを込めて立ち上がったこのプロジェクト。こんなに可愛いオリジナルのステッカーも作られました。
なぜステッカーを作る必要があったの?理由はカフェでのワンシーン
紫原さんも赤ちゃんの泣き声には肯定的な考えの一人。
カフェで仕事をしている時、泣き出した赤ちゃんを一生懸命なだめるお母さんが。笑顔を送ったり、暖かい眼差しを送ったり、してみたそうですが、果たしてそれはお母さんに上手く伝わっているのだろうか?逆にプレッシャーになっている可能性も?
その時、ステッカーを利用する方法を思いついたそうです。机の上のPCに「泣いても大丈夫ですよ。」という文字が見えたら。お母さんの気持ちが少しやわらぐかも!
それなら一人でやるより賛同してくれる皆に貼ってもらいたい。こんな気持ちでスタートしたプロジェクトです。
態度ではわかりにくいけどステッカーが貼ってあればわかる
このプロジェクトに対する意見。
ステッカーの製作前には、「わざわざ形にする必要があるメッセージなのか?」そんな意見もあったそうですが、なかなか表に出づらいメッセージを形にすることに、賛同する意見が多く寄せられています。
「いつもとても気を使っている。泣きそうになった。」
周囲にいる人がどんな思いを持っているかわからない。お父さん、お母さんはいつも肩身の狭い思いをしているのですね?
「泣いても、大丈夫ですよ。」声をかけてあげられたらとてもいいのですが、なかなか声に出すのも勇気がいることです。
このステッカーで、肯定的な意見も多くあるんだということが、世の中にひろがっていったらいいですね。
「気にしなくていいよ」は態度ではわかりにくい
赤ちゃんの声を嫌がっているのは、態度でわかります。直接言われることもありますし、視線でも感じます。しかし、気にしていない人の気持ちはわかりにくい。
肯定的な気持ちが目に見えてわかるのはとてもうれしいことですね。
ママたちから絶賛の声多数!なぜここまで支持されるのか?
WEラブ赤ちゃんプロジェクト。
はじまって以降、多くのママ達から素晴らしいプロジェクトという賛同の声を頂いています。なぜそこまで支持されているのでしょうか?ママ目線で検証してみたいと思います。
私もそう思っていた!でも、声をかけるのは勇気が・・・
子育てを経験しているママは、1歳前後の子育ての大変さをよく知っています。なので、赤ちゃんが泣いているところに出くわして、一生懸命あやしているママをみつけると、「大丈夫ですよ。」そう心の中で思ってくれていることも。
声をかけて、一緒にあやしてあげられたらいいけれど、そこまでする勇気がない。そんなママも多くいるのではないでしょうか?
うるさいという声ばかりが大きく採り上げられる
最近、待機児童問題のひとつとして、保育所の建設に反対する住民問題がニュースでも取り上げられていますね。
しかし、毎日新聞の「近所に保育園ができることを迷惑だと思うか」と尋ねる全国世論調査によると、86%の人が「迷惑とは思わない」という結果になりました。
否定的な意見は大きく取り上げられますが、肯定的な意見は表に出づらいものですね。
ステッカーを使うことで肯定的な意見が目に見えるようになったら、子育て世代にとって住みやすい環境に近づくのでは?という思いがあるのかもしれません。
あたたかく見守ってくれる大人との交流は子供のこころを育てる
街を歩いていて、レストランで、エレベーターで、いろいろな場所で声をかけていただけること、ありますよね?
「かわいいね」「何歳?」「ムチムチだね」など、私の場合、「あ、たくさん見守ってくれてる人がいるんだな。ありがたいな。」いつもそう思っています。
そういった大人との交流は子供にとっても良い影響があるのかな。そうも、思っています。WEラブ赤ちゃんステッカーを使用することで、そんな交流が増える効果があるかも。素敵ですよね?
赤ちゃんカルタ作者・栗生 さん作のステッカーも魅力的
このステッカーのイラストを担当したのはお寺書籍編集・ライティング→IT関連企業を経て、2009年よりフリーランスのイラストレーターとして活動中の栗生ゑゐこ(くりゅうえいこ)さん。
2015年1月に第二子が生まれたことを機に、赤ちゃんを観察して描いた「赤子イラスト」をTwitter上で公開中。ウーマンエキサイトでは赤ちゃんならではのストーリーをカルタにした「栗生ゑゐこの赤ちゃんカルタ」を毎週発信中です。
思わず、あるあると言ってしまう。うちの子の事??って思ってしまう、赤ちゃんのイラストです。赤ちゃんのまぁるいほっぺ、まんまるの体、絵もとってもかわいいです♡
栗生さんの赤子イラストの可愛さ①「あるあるご飯の食べ方」
1歳前後、手を上手に使って表現できるようになり、自己主張も激しくなりますよね。うちの子も、やってるー!まさに今!と思ってしまうかわいいイラスト。
栗生さんの赤子イラストの可愛さ②「約束のスローイング」
なんでもかんでも床に落としてしまうんですよね?コップはやめてー!と、毎日のように言っています。日常のあるあるを可愛く切り取ってくれていて、素晴らしい。
子育てをあたたかく見守る視線が見えるようになる
子育ては楽しいことばかりではありません。その年齢ごとに大変なこともたくさんありますね?現代は核家族化が進んでおり、お父さんもお母さんも孤独な育児との戦いです。
赤ちゃんが泣くことを嫌だと感じる人も、気にしないよ。大丈夫だよと思ってくれる人も、どちらも存在するのが当たり前です。
肯定的な声があるということがわかるだけで、お父さん、お母さんの気持ちがどれだけ楽になるか。
街にはたくさんの味方がいるんだよ。そのことを伝える手段として、WEラブ赤ちゃんステッカーが広く活躍することを祈ります。
また、プロジェクトのステッカーは現在プレゼント配布のみが入手経路でしたが、ステッカー希望者の声がかなり多いため、今後の展開については以下の特集ページで随時お知らせしていくそうです^^
※ウーマンエキサイト様、栗生ゑゐこ様の許可を得て執筆しております