あつこお姉さんが「うたのおねえさん」になったキッカケが明らかに…?
2016年4月からEテレ「おかあさんといっしょ」の"うたのおねえさん"になった、小野あつこお姉さん。
徐々に収録にも慣れ始めたのか、リラックスした顔を見せることもあります。
そんな彼女が、雑誌「おかあさんといっしょ」2016年6月号で、うたのおねえさんになった原体験や半生を語っているんです。
その内容が、我が子に何か習い事をさせたいと計画中のママにとって参考になりそうなんです♡
元人見知り。あつこお姉さんの半生
今ではいつも笑顔なあつこお姉さんですが、幼い頃は一歩外にでると人見知りが激しく、母親から離れられないタイプ。
お姉さんには、5歳年下の弟がいます。それまでの一人っ子状態が長く、幼い頃は典型的な甘えん坊だったのだそう。
弟が生まれたことがきっかけで「赤ちゃん返り」もしたものの、少しずつ弟の世話をみるようになりました。
音楽と出会ったきっかけは父
あつこお姉さんが音楽が好きになったきっかけは、父親の影響でした。
4歳から近所のピアノ教室に通い、小中学校時代には校歌や合唱の伴奏をするように。
高校では音楽系に進み、この時はじめてピアノの他に、歌の勉強を始めたそうです。
はじめは苦手だった歌が、大学でも勉強を続けることを決意。さらに大学一年生の頃から児童館でのアルバイトはじめ、子供達と触れ合いながら音楽の素晴らしさを学びました。
4歳から現在に至るまで、音楽を辞めるほどの挫折なく、長い期間も音楽を続けてこれたあつこお姉さん。
そんななか、習い事をさせても続かない…とお困りのママさんは、少なくありません。
では、あつこお姉さんは何故人生を通して音楽を続けてこれたのでしょうか?その理由は、幼い頃の原体験にあるのかもしれません。
あつこお姉さんに学ぶ、教室の選び方
あつこお姉さんがピアノを習っていた場所は、近所のピアノ教室。当時ピアノを教えてもらった先生が、彼女がうたのお姉さんになった原体験を作ってくれたのだそう。
それでは、どんな先生だったのでしょうか?
叱らない先生だった
あつこお姉さんがピアノを習っていた先生は、とても優しい先生。
そのため、「ピアノ教室に行きたくない!」と思わさせず、遊びにいくことに近い感覚で、音楽を学ぶことができました。
「先生は練習をしていかなくても、叱ることはなく、とても優しい方。子供達が自然と集まってくる雰囲気で、教室に通うこと自体がとても楽しかったですね。」 出典: kodomo.kodansha.co.jp
子供にとって遊びよりも習い事の練習を優先させることは、とても辛く厳しいこと。
「練習しなきゃご飯抜き」といった、罰則を強いて強制させることは、自主的な練習ではなく脅しです。最初こそ親の言うこと聞いて練習する時間をとるかもしれませんが、長くは続けるのは難しいです。
それを鑑みると、幼い頃の習い事で大切なのは技術を磨くことよりも、習っている事柄の楽しさや魅力を経験することの方が、重要なのかもしれませんね。
先生は「こんな大人になりたい」という対象に
あつこお姉さんは、優しかったピアノの先生に対して、憧れや尊敬の気持ちを持っていたそうです。
「ずっとピアノを続ける中で、私も子供たちにピアノを教えたいなと思うようになってきました。
歌のお姉さんにつながる原体験だったと思います。」 出典: kodomo.kodansha.co.jp
「大人になったら、こんな素敵な人になりたい」という目標は、子供にとって人生の道標となります。
パパやママが子供にとって憧れの人物になることも素敵ですが、関係性が近すぎて難しい場合も…。
そんな時、子供が憧れることのできる人生の師に出会えること、出会える環境を親が用意してあげることが大切です。
インタビューを読むと、あつこお姉さんにとって目標とするうたのお姉さんは、音楽の楽しさを教えてくれた「ピアノの先生」なのかもしれませんね。
ついつい、前任のたくみお姉さんとあつこお姉さんを比較してしまいがちですが、あつこお姉さんはたくみお姉さんとはまた違った、素敵な"うたのおねえさん"を目指しているのかもしれません。
そんなあつこお姉さんらしさのある、新しいうたのおねえさんを観れる日も近そうですね。
習い事を選ぶときに、覚えておいて欲しい3つのこと
あつこお姉さんの半生から学びとれる、習い事選びやお教室選びをご紹介します。
ぜひ習い事選びの時に、思い出してみてください。
1.習い事は"何をするか"より"先生"で選ぶことも大切
あつこお姉さんのインタビューを読んでみると、何を習わせるかはもちろん大切ですが、それよりも"素敵な先生"に出会えるかも大変重要であることがわかります。
先生と子供の相性が良くなければ、何を習わせたって辞めてしまう可能性が付きまとうからです。
子供の心をつかむ先生は、
2.幼児期にぴったりの習い事と出会えるかどうか
さらに、世間に名を馳せるスポーツなどの有名人たちは、3歳前後に才能を開花させたスポーツ、いわば天職に出会っています。
あつこお姉さんも4歳と幼い時期ですし、この傾向は認めても良いものではないでしょうか。
3.相性の良い先生を探すためにできること
現在、腕のいい先生を探す方法は、なかなか難しいと思います。
習い事の教師に詳しい知人・メディア露出をよくする先生などであれば、ある程度推し量ることはできるかもしれません。
しかしそんな先生は稀で、いい先生は知る人ぞ知る、というのが現状です。
それでも、自分のできる範囲でより良い先生を探す方法は、やはり実際に会うこと。体験授業などを通して先生を決めたいところですが、気をつけたいのはその先生が入会後も担当になるかを、事前に問い合わせておくことです。
習い事を運営している団体によっては、体験のみ子供の注目を集め、集中力を高められる先生を当てている場合もあります。
継続は力なり。先生との相性は、子供が一番わかってる?
継続は力なり。どんなことも、続け積み重ねていくことが大切です。
習い事を長く続けられるきっかけにも大きく寄与する習い事の先生は、子供にとって人生の師となる可能性を秘めています。
その先生に対しての信頼はもちろんですが、子供の懐き具合もパレメーターの1つです。子供よりたくさん人間を見てきたママですが、フィーリングの一致はやはり子供本人に勝るものはないと思います。
楽しさを優先させてくれる習い事で、