交通機関でのベビーカー論争や、公共の場での泣き声、保育園開園時に多い騒音問題…今は子供や子育てを取り巻く環境にはさまざまな壁が存在します。世が思う子供の存在感に、心苦しくなるニュースばかりです。正直私は経済面よりも、このような社会環境を変えることが、子供を産み育てやすくするための第一歩ではないかと私は感じています。
村井氏は、日本の閉塞感は全て少子化からきているのではないかと言います。単純かもしれないが、子供が増えたら日本はより明るくなると感じているようで、出生率が1.4%から1.7%に上がると世の中の雰囲気が絶対に変わると。
私自身、少子化の実感はありません。子供を望まない人はもっと実感がないのではないでしょうか。年金をもらうことができないのであれば、自分で貯めるという人もいるかと思います。そこがとても難しい、と村井氏は話します。
ただ、村井氏はお母さんたちに「子育ては、社会貢献である」ということを伝えたいと言います。もちろん子供や家族のためだが、それと同時に社会のためになっていることも理解して欲しいと思っています。手触り感はないと思うが、我々としては皆さんを応援するために社会全体として支えていきたいと考えていると話しました。







